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きっかけと崩れていく生活#3

今日は少し自分語りをさせてください。

精神疾患と診断されて休職。
そして今に至るまでの生活の話です。

もしお時間が許せば、最後まで読んでくださると嬉しいです。


27歳の時に、初めてうつ病になりました。

翌年28歳でとうとう精神的に耐えきれなくなり、
心療内科を受診して、うつ病、適応障害、自律神経失調症と診断されました。
ODを2回繰り返し入院。
精神的な負荷に耐えれずに今は家族と離れて隔離生活をしています。

これが今の状況です。

鬱の理由はさまざまだと思いますが、辛く苦しいものだと感じています。

自分も当然ですが、親しい人も自分と同じほど辛いのだと、
妻や子供を見て心が苦しくなります。

思い出してみれば、
27歳のときは賃貸で暮らしていました。

子供が生まれこれから子育てが始まるといった状況です。

子育ての不安、夜泣きや近所への配慮、
家の広さ、子供を育てやすい環境を考え、

26歳で家を買いました。

子供が生まれてから、家の購入まで急いだ理由としては、
親からの圧力と、妻からの期待などがあったと思います。

  • 結婚したのだから、家をたて生活基盤を安定させなさい

  • 子供は早い方がいいよ

  • 大黒柱なんだからしっかりしなさい

  • 父親として家族を支えていくんだよ

言われるがまま立ち止まらずに全てを実行していきました。
これが自分の期待されている、果たさなければいけない責任なのだと。

自分のことは考えないようにして、
ただ責任を果たすことのみを考えていました。

家のローンを返済しなければならない金銭的なプレッシャーや、

これからの生活を維持するために、
仕事で今より成果を出して稼がないといけないとか、

自分に対してかなりの圧力を加えていたのだと思います。

住宅ローンが始まると金銭的にも余裕はなく、
赤字が出る月もあり家計はかなり苦しい状況でした。

そんな状況で長期間休むこともできず、
最初のうつ病では2週間だけ有給を取得し、自分を騙して働き続けました。

この2週間はベットから起きることができず、何かをする気力もない、
ただ通り過ぎていく時間でした。

妻には相当なストレスをかけていたと思います。

妻も初めての育児で疲れ果てており、夫婦共々かなり辛かったです。
でも子供が愛おしくて、可愛くて、これから頑張って行こうと前だけを見て、
他のことは全て後回しにして、まずは仕事と自分に言い聞かせ働き続けました。

私の仕事はサービスを維持するチームリーダーのような役割でした。
自分のミスで会社サービスを止めれば、何千人に影響するような領域でした。

会社的にも売上の軸をそのサービスに切り替えていくタイミングで、
収益の約半分を占めていました。

通常は複数人で担当するのですが、運悪く当時の専任は私だけでした。

専任なのだから、問題があればすぐに対応しなければならない。
日々重いプレッシャーと闘い、休みがあるようでないと感じていました。

常に頭が仕事のことで覆われていて、休日でも時折不安になり、
スマホやパソコンで問題がないか頻繁に確認していました。

そんな生活の中で、役割・責任を変えようと、
転職してまた新しくやり直そうとふと思いました。

運よく?転職先には迷惑でしょうが、転職が成功して数ヶ月が過ぎました。

ですが、この時はもうすでに限界だったみたいでもう自分を騙せませんでした。

限界直前に心療内科に通い始め、
この時に初めて処方された安定剤と睡眠薬、あわせて2週間分を全て飲みました。

目が覚めたら病院だったので、飲んだ後のことは分かりませんが、
その時の気持ちは、はっきりと思い出すことができます。

妻や子供にひたすら「ごめんね」と謝っていました。

  • ちゃんとできなくてごめん

  • 男として、父親として不完全でごめん

  • 良い夫になれなくてごめん

  • 残していくことをごめん

  • ・・・

もうひたすら謝っていた記憶があります。

現在は精神科に通院しており、
精神的に不安定な日々を送っています。

ここまで読んでくださりありがとうございます😊

性別違和については、また落ち着いた時に書こうと思います。

精神疾患患者とか、働けない人とまとめられるのは少し嫌だと思い、
自分のことを誰かに知ってもらいたいと、なんとなく思います。

ここまで書いて、少しだけ気持ちを整理することができました。

ありがとう。

今日も良い日でありますように🌤️

そして、

明日は良い日でありますように☀️


最近、「ありがとう」を言う機会が増えてる気がします。

周りにいる人に申し訳なさと、
こんな自分でも一緒にいたいと言ってくれてありがとう。

この気持ちが少しでも伝わってくれたらと思います😌


心の動きや精神世界を知るために貴方のお気持ちを使わせていただきます! 私にはやりたいことがまだまだあります。 いただいたサポートは大切に使わせていただきます。