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睡眠の種類について

まず、睡眠には二種類あることを覚えておきましょう。

・ノンレム睡眠
・レム睡眠

ノンレム睡眠レム睡眠は眠りの深さだけでなく、体内で行われている活動の性質や状態など異なった役割もあるのです。
大きな違いとして「ノンレム睡眠」は脳を休息させ、成長ホルモンを分泌し、生体機能を整える効果があります。
一方で「レム睡眠」には、体を休養させながら、脳は活動して、生活で得た情報を整理する働きがあります。

レム睡眠は浅い眠り、ノンレム睡眠深い眠りと言えます。

レム睡眠とは

睡眠段階の一つ。
睡眠脳波から判別され、急速眼球運動と骨格筋活動の低下を特徴とする。レム睡眠中には夢をよく見る。

健康な人をレム睡眠期に覚醒させると約80%の割合で夢を見ていたと話すことから、レム睡眠は夢を見る睡眠段階と考えられています。
ただし、ノンレム睡眠の時にもわずかながらを見ます。
通常、夜間睡眠では深いノンレム睡眠(徐波睡眠、ステージ3、4)を経過した後にレム睡眠が出現します。
ノンレム-レム睡眠周期は90-120分で、朝方になるにしたがってレム睡眠の持続が長くなり、一夜の睡眠全体では約20%を占めるのが普通です。
レム睡眠は個体発生的・系統発生的にノンレム睡眠より古いと考えられ、発達期に最も多く、成人以後も加齢ととも減少する傾向があります。

レム睡眠の関係する睡眠障害として、ナルコレプシーレム睡眠行動障害などが知られています。

ノンレム睡眠とは

睡眠段階の一つ。睡眠脳波から判別される。睡眠の深さによって4段階に分けられる。

ノンレム-レム睡眠周期は90~120分間で、後半に進むにしたがいノンレム睡眠の持続は短くなり、睡眠徐波の出現は減少します。
入眠前の覚醒時間の長さ、覚醒中の身体運動量、精神負荷量が増すとノンレム睡眠も長くなる(深くなる)と言われています。
また入眠直後の徐波睡眠に一致して成長ホルモンの分泌がみられること、ノンレム睡眠中は副交感神経優位であることなどから、何らかのエネルギー保存機構と関連した睡眠と考えられています。

加齢とともに徐波睡眠は減少します。ノンレム睡眠が関係する睡眠障害として、小児によくみられる睡眠時遊行症夜驚などが知られています。


睡眠をかたちづくるふたつのメカニズム

ヒトの睡眠(眠気)は大きくふたつのシステムで形作られています。

第一のシステムは覚醒中の疲労蓄積による睡眠欲求です。
睡眠欲求は目覚めている時間が長いほど強くなります。
徹夜などで長時間覚醒していると、普段寝つきにくい人でもすぐに入眠し、深い眠りが出現することが知られています。
いったん眠りに入ると睡眠欲求は急速に減少し、その人にとって十分な時間だけたっぷりと眠ると睡眠欲求は消失して私たちは覚醒します。

第二のメカニズムは覚醒力です。
覚醒力は体内時計から発信され、一日の決まった時刻に増大し、睡眠欲求に打ち勝ってヒトを目覚めさせます。
普段の就床時刻の数時間前に最も覚醒力が強くなり、その後メラトニンが分泌される頃(就床時刻の1-2時間前)に急速に覚醒力が低下します。
このため、私たちは夕食後に団欒するなどすっきり目覚めていても、就床時刻あたりで急に眠気を感じるようになります。
仮に覚醒力がなければ、徐々に強まる睡眠欲求のため日中の後半は眠気との戦いで質の高い社会生活は営めなくなるでしょう。

参照文献:e-ヘルスネット

いかがでしたでしょうか?
いくらかは睡眠について知れたかもしれません。
今は引用ですが、慣れてきたらもっと詳しくわかりやすく説明していきたいと思っております。

精神・心理・睡眠・ストレス
そういった事をみなさんが少しでも理解していただければなと思っております。
是非、これからも読んでみてくださいませ(*- -)(*_ _)

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