ゆきち

2020年に広告代理店を退職したフリーのライター。ラジオCM・番組、ウェブコンテンツな…

ゆきち

2020年に広告代理店を退職したフリーのライター。ラジオCM・番組、ウェブコンテンツなど幅広く。在職中は年間2000本を超える生コマ台本を担当。

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  • スタエフ編集後期

    standfmでの放送のシェアと、放送に入りきらなかった話や補足、アップしてみての反省点などを残しています。 (ほとんど一人反省会状態です…)

最近の記事

#32 お勧めの本「名作コピーの時間」

コピー関連の本をとにかく読みあさるのが好きなのですが、中でもこれは結構お気に入りです。どこから読んでもいいしね。一気に読み切らずにちょっとずつ読めるし。 たくさんの方が自分に刺さったコピーを紹介しているのですが、その理由も様々で、新人時代に見たコピーをあげている方もいれば、コピーライターという職業を知るきっかけになったコピーをあげている方もいます。 で、これを見ると同じコピーをあげていても、受け手によって心を動かされるポイントが違うんだなぁっていうのもわかります。 あとは

    • #31 精度の高いペルソナを設定するには

      こんにちは。 今回は、以前にも取り上げたペルソナです。 私、人のクセ(?)を当てるのが結構得意で。 「ぬいぐるみに名前つけてそう」とか「家だとしゃべらなさそう」とか、そう言うちょっと細かい行動のクセを当てるのが得意だったりします。もともと心理学を勉強していたので、それのおかげと言う人もいますが、たぶん心理学の勉強はそんなに関係がなくて、これは私が本を読むのが好きプラス人間観察が好きなのが影響しているんだと思います。 自分が読んだマンガや小説の登場人物の行動やセリフを割と細

      • #30 大義のない広告は売れない

        こんにちは。 よく戦国もののアニメやゲームで「大義はわれらにあり!」とかって武将が檄をとばしたりしますよね。広告も同じで、大義がある方に人心は傾くんです。 本編では、ユーザーの行動を正当化してあげることが大事。人のため、社会のためという要素が必要だよという話をしましたので、ここではもうちょい別の側面のお話を。 私が広告の話をするとき、この「大義」と「武器を持たせる」ということをよく言います。どちらも、正当化させるということなんですが、ユーザーも、この商品を購入して間違いが

        • #29 新卒採用で心に残った子

          こんにちは。 前職で担当した新卒採用。はじめて大手の就活サイトも使ってちゃんとした新卒採用をやったのですが、定員2〜3人のところに400名のエントリーをもらい、死ぬかと思ったのがいい思い出です。実際に面接したのはその何割かですけど、とにかく書類の量がえげつないので、次はもっと人員を用意して挑みたいなと思います(次があるかは知らんけど) 前職では、新卒意外にも中途の書類選考や1次面接なんかもやりました。その中で、応募者の方にぜひ!と言いたいのは、やっぱり素直さが大事だなぁ、と

        #32 お勧めの本「名作コピーの時間」

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          #28 1記事の文字量を考える

          こんにちは。 記事メディアの永遠のテーマ「何文字書けばいいの?」。これ、後輩とかにもよく聞かれます。私の答えは、尺が決まっていない媒体ならば、ここはあまり気にしなくていいから、どういう構成で書くかを気にしてほしい、です。 一般的に2000文字~3000文字が記事メディアの適量って言われていますが、もっと多い方がいいとか、どっちでもいいとか、明確な答えはないんですよね。 ってことは「答えはない」が正解なんだと思います。 ケースによって、上位表示をしやすい傾向、ユーザーを獲得

          #28 1記事の文字量を考える

          #27 誰でも思いつきそうなコピーはダメなのか?

          こんにちは。 今回は私の大嫌いな大喜利コピーの話題やらです(トラウマ) 上がってくるコピー案に「これ○○社にそっくりやん…」とか「中学校のスローガンかよ」と言いたくなるようなものがあると、もうちょっと勉強してよ…と思います。せめて、過去のコピーくらい見ようよと。業務量の多さもあるとは思いますが、このあたりで、知識量とかどれくらい商材の事を考えたのかとかが見えてくるなぁと。 ただ、逆にレトリックに走り過ぎて「何のポエム…?」となるようなものももちろんダメで、あまり経験が多く

          #27 誰でも思いつきそうなコピーはダメなのか?

          26_改めて自己紹介

          2週もさぼってしまった…1つの事を継続し続けることの大変さと偉大さを痛感する今日この頃です。 さて、タイトル通り、今回は私の話です。 んなもん、いまさら興味ねーわと思うかもしれませんが…共通の話題などあれば、ぜひツッコミ下さい。 私の経歴は、ちょっとアレでして、ECショップ→サービサー→司法書士補助者→広告代理店という職歴を踏んでいます。ECで基本的なHTMLとかメルマガ配信とか、ショップ構築や顧客対応だけじゃなくて、広告側の事も経験したので、今の私の原点はここかなという

          26_改めて自己紹介

          #25_記事を最後まで読んでもらうためのちょっとした小ネタ

          こんにちは。 最後まで読んでもらう。。。うん、まぁ、最後までと言えば最後までだな。と1人で勝手に納得しながら今回の配信です。 あまりたくさん装飾するのは好きではないので、最低限って感じにしていますが、私の記事…読み返してみるとなんか教科書みたいだなぁと思ったり。笑 でもゴリゴリに装飾が入っていると、どこが大事なのかよくわからなくなるので、まぁいいか。 ということで、今回は記事内の強調について私のやり方をご紹介しました。人によってやり方は様々あると思うのですが、私個人として

          #25_記事を最後まで読んでもらうためのちょっとした小ネタ

          #24_手書きでできないならツールを使ってもできない

          こんにちは。 今回のテーマ、個人的な心の叫びが最初の方に入っていますが、気にしないでください。ライターはね!特別な道具を使わないからね!パパっとサクッとできると思われがちね!なめんな!!(←暴言) さて、気を取り直して。 今回のテーマはいわゆる、「人間は想像できる範囲しか実現できない」というアレです。具体的なイメージができていないなら、どんなお高いツールを使ったって、何も生み出せないものです。 以前「こういう記事を書いてって言われたときにしていること」でもご紹介した私の手

          #24_手書きでできないならツールを使ってもできない

          #23_ネタ出しの時の調査は大事

          ここをサボると本当、あとで痛い目を見るやつです。 そして、ミックスダウンした音源に、なんだかいつのかわからない音声が混じってることに気がついた今日。 いつのやつからこうなってたんだろう・・・(凹み) ねちねち直します・・・ さて、調査の大事さは本編を参照していただくとして。ここでは、本編でちょろっと触れた記事管理のお話です。 私は記事の執筆案件を2〜3平行して行う上に、ほとんどのクライアントさんがネタ出しから入稿まで全部わたし、というものが多いので、記事管理はnotion

          #23_ネタ出しの時の調査は大事

          #22_世代管理やってますか?

          こんにちは。 今週もまた遅くなってしまいました…。が、今回はタイムリーに私がしょぼいヘマをしたので、そこから世代管理のお話です。 後半、世代管理関係なくなってきていますが、1人で作業していると、どうしてもこのあたりは雑になってきてしまいますよね。わたしもかなり雑な管理をしているので、同じ名前のファイルが複数ある…とか、よくあります。 ただ、ファイル名の後ろに(1)とかついているの。あれだけは許せない。 実はこれよりも後のバージョンがあるのに、今回のファイルには(1)ってつ

          #22_世代管理やってますか?

          #21_雑談。コピーが1文字も出てこない

          noteやスタエフを毎日更新している方を見ると、本当、偉いなぁすごいなぁって思います。 人間、さぼる生き物とはよく言いますが、私は本当にさぼりまくるので、継続している人は尊敬です。 継続、といえば。 今さらハイキュー!のドはまりして漫画全巻読んでいまアニメを見ていますが、鴎台(だったよな…)の横断幕「習慣は第二の天性なり」という言葉を見てドキッとしました。 習慣として身についていることは、生まれつきの習慣と同じくらい日常生活に影響するという意味だそうですが、これは良い意味

          #21_雑談。コピーが1文字も出てこない

          #20_自社メディアのアクセスを増やす施策

          こんにちは。 先週、とうとうさぼってしまいました…。継続って難しい…ですが、ゆるく頑張ります。 さて、今回はオウンドメディアの話です。 最近は、webの戦略の中に必ずと言っていいほど入ってくるオウンドメディア。私も、複数案件抱えていますが、本っっ当、これ、手間がかかります。 (これに関する愚痴もそのうちだれか聞いてください…) メディア運用の本などを読むとこれも必ず出てくる内容です。記事のリライト。書いて終わりではなく、書いたところから育てていくのがオウンドメディアをでき

          #20_自社メディアのアクセスを増やす施策

          #19 させていただくな、いたせ。

          敬語ってむずかしいですよねー。丁寧な言葉遣いにしたつもりが、逆に失礼だったり、まどろっこしくて何言ってるのかさっぱり伝わらなかったり。今回は、そんなお話です。 このあたりも、営業さんのやり方を見ると参考になるものが多いと思います。本編では入れていませんが、私はチャットやメールで「お疲れ様です」と書くときは、必ず全てひらがなで「おつかれさまです」と表記します。 ”様”はどっちでもいいんですけど、むかーしの上司に「”疲れる”っていう字を見ると疲れる」と言われたのがきっかけです。

          #19 させていただくな、いたせ。

          #18 出会い系は良いお手本

          こんにちは。 テーマがアレですが、書いた記事をユーザーに開いてもらうための工夫は、こういった商材を研究するといいよっていうやつです。 私自身、10年ちょっと前にECの運営をしていたのですが、1日3本毎日メルマガを投稿しないといけないっていう地獄の作業を担当していたことがあります。 当時はEC全盛期って言ってもいいくらいのときで、とにかくネットでモノが売れ出したときです。毎日腐るほどの他店のメルマガと、出会い系のメールを読みながら、自分の店のメールどうしようってやっていました

          #18 出会い系は良いお手本

          #17 考査と戦って、CMは流れる

          こんにちは。 現職時代の苦い思い出がよみがえりました。考査…。はじめのうちは本当、苦手でした…。(苦手意識から、戦うとなってしまうやつ) マス媒体は、どれも出稿前にクリエイティブの事前考査があります。 これは、テレビ・ラジオに限らず、新聞や雑誌もそうです。 っていうか、webもね。クリエイティブ審査ありますしね。こんなん当たり前だと思うかもしれませんが。 やはり、webよりも数段きびしくチェックされます。放送局さんによっては、日本語の使い方、音数(尺のことです)までがっつり

          #17 考査と戦って、CMは流れる