#29 新卒採用で心に残った子

こんにちは。
前職で担当した新卒採用。はじめて大手の就活サイトも使ってちゃんとした新卒採用をやったのですが、定員2〜3人のところに400名のエントリーをもらい、死ぬかと思ったのがいい思い出です。実際に面接したのはその何割かですけど、とにかく書類の量がえげつないので、次はもっと人員を用意して挑みたいなと思います(次があるかは知らんけど)

前職では、新卒意外にも中途の書類選考や1次面接なんかもやりました。その中で、応募者の方にぜひ!と言いたいのは、やっぱり素直さが大事だなぁ、と。というか、相手の話をいったん受け入れる力は、たぶんどこの職場に行っても好印象を持たれると思います。自分の失敗を失敗と受け入れること、先輩のアドバイスを一度はその通り実行してみること。怒られたことは自分に課題があるのだと受け入れること。そういった考え方を持っている子は、まずうちに来てもうまくやっていけそうだなと思いますし、入社後、自発的に勉強や仕事に取り組んでくれそうという印象を持つことができます。

なにより、一生懸命練習してきたのがわかるような当たり障りのない言葉を並べる子と比較すると、キャラクターが見えやすいです。キャラクターが見えない子は、書類の時点で見えないですからね。なので、学歴、職歴のみで判断をするのですが、職務経歴書も担当事業だけとかしか書いていない子は、判断材料がなさすぎるので、見送りになります。当時、自分が行っていた業務がほぼ雑用みたいなものだったとしても、そう書いてある方が、何ができて、どれくらいの視野を持っていそうで、どの業務はすぐに取り掛かれるのかがわかるので、言うのは恥ずかしいなと思うようなしょぼい業務だと思っていても、わかるように記載してあるほうが、こちらとしてはありがたいです。
ぶっちゃけ、ちょっと盛ったとして。それはこちらからなんとなく見えますので、んー、たぶんこの子、この分野の勉強は必修単位程度だな?課題とか自分でちゃんとやってないな?とか、この業務あんまりやってないな?この作業わからないな?ってバレます。その時にこちらが思うのは「どれくらいできないかがわからないから、教育にかかる時間と工数が見えない」です。そうなると、やはり、不安要素が大きいので見送らざるを得なくなります。お互い、ちょっともったいないですよね。

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