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産後のお話

出産は病院についてから超スピード、安産で
産後直後は笑顔で数時間喋れるほどには
精神的に元気でしたが、
まさかこんなことに…と
わたし自身も病院の先生たちも驚いてました。

産後に緊急搬送などされたお話です。

2018.8.14
20:00 母、妹が病院近くで待機してたのですぐにきて面会。
普通に元気に会話。
早期母子接触希望していたので、
赤ちゃん抱っこしてあったかくて
ふわふわで幸せな気持ちに。

少ししかでなかったけど母乳もあげることができた

私「お尻らへん痛いなぁ」
先生「多分会陰切開の傷が痛むだけだからすぐおさまるよ」と

21:00 母妹帰宅

22:00 おにぎりひとつ食べる。
カロナールやら胃薬やら飲む。
歩こうとするも貧血で歩けず、もうすこし寝てから歩くことに。

23:30 「とりあえず元気だからまた明日〜」
旦那帰宅。

24:00 尿意で起きる
トイレまで数歩とりあえず歩けたが、しようとするもうまいこと出せず、結局ベッドへ戻って導尿。
フラフラ若干するので
まだこの時もLDR室から出られず。

8.15
1:00 肛門付近激痛。カロナール追加
陣痛とはまた違う激痛。排便のような感覚
会陰切開してるから、でそうで痛いのかな?
しかし内診されて溜まってないとのこと。
とりあえず痛くて痛くてまた泣き叫ぶ。

2:00 どんどん痛みましてくるので坐薬
一瞬痛みマシになる。
そのあと漏らしたような感覚。
ナースコールしようと思うも動けず、
まぁまた来はった時に言えばいいかと思う。

なんどか大量に漏らす感覚。
しばらくして看護師さん様子みにくる。
「漏らしてしまったかも」と言うと確認?
めちゃくちゃ慌てはじめて、
「大量出血してます!!!!」とのこと。

なんか点滴とかいっぱいさされる。

先生たちドタバタ。

04:30 出血が止まらず重度の貧血で危険
旦那病院に呼ばれる

ここから主人の時系列メモ↓
04:45 輸血の血液待ち・酸素吸入
05:45 輸血及び点滴開始・意識朦朧・膣内血腫判明・処置
09:00 朝食とれず・膣内止血中・輸血中
11:00 容態安定
11:30 輸血おわり。この時点で2.5リットル近く輸血
昼食に向けて止血処置解除→大量出血
激痛、意識朦朧
12:00 ストレッチャーで手術室移動。内診。
12:30 産婦人科で対応不能な為、大学病院へ緊急搬送
初の救急車。主人,院長付き添う。
車内揺れて揺れて激痛。
13:30 大学病院着・至急検査
14:00 CTほか色々検査 母到着
16時頃 カテーテル検査・止血手術
19時頃 全身麻酔にて、両手大より大きな血腫を取り除く手術
(痛みの原因・感染症になりかねない)
21時頃 手術により止血完了も別の場所から出血の可能性がある為に右足付け根カテーテル処置状態
輸血・輸血によるアレルギー反応あり・貧血継続・意思の疎通は可能・会話は不可・要24時間経過観察

16 日
2:00 目覚める
水分摂るのも禁止。
まだ輸血中

8:00 まだ貧血続いていて輸血。
水分摂取許可。食事はまだ禁止

15:00 輸血終わり

15:30 右足に刺さってた管抜く。抜糸。
まだ身動きは取れない状態。

19:00 晩ごはん!2日ぶりのごはんにありつく。
寝ながらご飯。
産院のごはん楽しみにしてたのにショック笑

22:00 カテーテルの止血もおわり。

そのあとは順調に回復し、
出産してからちょうど1週間が経った
8/21に大学病院を退院、
産院に戻って5日間の母子同室生活で
豪華なお食事、そして産後エステなどをしてもらい
とても優雅な生活を送れました。

本当に出産は命懸けのことだと思いました。
産院の先生が迅速に判断をしてくれて助かりました。

いきみすぎたのか、
赤ちゃんの出てくる力が強かったのか、
もともと子宮頸管が曲がってたからなのか
結局原因はわからないままで、
事前に防ぐことも多分できなかったみたいです。

今でも両手拳くらいのサイズの血腫ができていたとか
考えるだけでも痛いしもう二度と経験したくない…
次妊娠した時も同じことになるとは限らないよ!
とは先生に言われたけど、
なかなかまだ考えられないなぁ…

初めて生死を彷徨って
生きていることにとても感謝しました。

それから気になっていた
先天性代謝検査は
すべての項目異常なしでした!
もちろんこの先なにか障害が見つかるかもしれない。
だけど命をかけて産んだ我が子。
この先何があっても守っていきます。

そうそう、
父そして祖母にも娘の顔を見せることができました。
よかった。

生まれてきてくれてありがとう。

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