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【2日目】会社辞めました_退職後何も決まってない人のありのまま記録

■インスタ→@yukimikamiii
転職ではなく空白の「何も決めてない」時間を過ごそうということだけ決めて11月に会社を辞めたわたしの、なんてことない日々の記録。感じたこと・思ったことを色あせないうちに残したいから。

さて2日目。今日は産休に入った大学時代からのお友達に会いにちょっと都会まで。こうやって会いたかった人にいつでも会える自由、無職最高!

母になるということ

大学時代、外国語学部だったこともあって最後の1年は外国語絵本の読み聞かせをする団体を立ち上げたんだけど、その時一緒に活動してたのが今日会ったTちゃん。
Tちゃんは実は1つ年齢が違って先輩なんだけど、本とか言葉に関する感性的な部分で分かり合える部分が当時から多過ぎて、ほぼ同期のような存在。わたしとは違っていい意味でマイペースで、独特の世界観を持っていて、彼女の選書はいつだってくやしくなるくらいセンスがよかった。そんな彼女だからこそ、お仕事も大好きな本に関わるものでそのどこまでもブレない姿に毎度惚れ直してしまう。

そんな彼女がもうすぐママになるという。

さっそくお腹を触らせてもらったんだけど、そこには確かに生命があった。ああ、これが子を宿すということなのかと、その大きなお腹から感じる暖かさと、言い表せないほどの尊さと、そして学生の頃にみたこともなかったような眼差しが物語っていた。

そんな彼女の言葉で印象的だったのが、「実は今は自分の《したいこと》がないんだよね。この子のためにしたいことはあるんだけど、昔みたいな野望とかはなくなちゃって、それがちょっと悲しい。」というもの。

きっと母になるというのは、そのエネルギーのほとんどすべてが子に注がれるくらい命懸けだし、それだけ大変なんだから、彼女はまっとうに母になっていっていたのだと思う。でも、自分の意志もやりたいこともたくさんの彼女だからこそ、「悲しい」と感じるのだろう。

その後、どんな声かけがいいのかわからなくて、少し躊躇した。母になったこともないわたしがどんな声をかけるのが正しいのかわからなかったから。

だけど、彼女はやっぱり彼女だった。

「でもね、芸術とか言葉とか、そういうものへの感性を、自分の中にインプットする時期なんだって思ってる。だからそれはそれでいいのかなって。たくさん読んで、吸収して、アウトプットしたい!って時がきたらそうしようって。いろんな人と話すと、どうやってこんな深いところまでこれるんだろうって人もいて、わたしはまだまだだなって思うしね。」と、そういって今読んでる本について教えてくれた。
やっぱりブレないなあと感心する。悲しいという自分の気持ちにも嘘がないし、だからといって誰かと比べて焦るとかそういうのではなく、自分なりの時間の過ごし方を知っている。

わたしはまだすぐに母になるわけではない。(もちろんなれるかどうかもwからない)

でも、いつかそうなれた時、どんなふうなわたしになるのかとても楽しみになった。

そんなこんなで心もあったかくなった2日目。
それではまた明日!

■1社目を辞めたお話はこちら

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