【感激】23歳のUKロック好きがロンドンに滞在して体験したこと
大学を休学してロンドンに滞在しているYukiと申します。
「若い人は洋楽ロックを聞かない」
この現状を嘆いているのは洋楽が盛り上がっていた世代の方々だけではなく、23歳の僕にとっても辛い、、、。理由は簡単で「共有ができない」ということです。この曲がいいんだよと周りの友達に言っても、古いから聞かない、ライブに行くことができないから聞かない、そもそも洋楽に抵抗があるという意見が聞かれます。
そんなことから僕は、上の世代の方には23歳の僕から見えている音楽を、同世代や若い世代の方にはUKロックの良さを知ってもらって、共有できる人を作るぞ!と意気込んでnoteを始めてみました。今回は自己紹介がてら、ロンドンに滞在して気づいたロンドンの音楽文化を、なぜ滞在するほどにまでイギリスのロックが好きになったのか、からお話させてください。
~UKロックに心酔するまで~
ジョジョで初めて洋楽に触れる
マキシマム ザ ホルモンを好きになって以来、音楽に刺激を求めるのが難しくなっていた高校3年生の頃、新しい刺激を求め洋楽に手を出そうと思いつきました。そんな時ジョジョに出てくるキラークイーンってそういえば洋楽から来てるんだっけ?とふと思い立ち、YouTubeでQueenを聞いた時の衝撃は凄まじかったです。
教授に熱弁されたRadiohead
そして僕のUKロック好きを決定づけたアーティストがRadioheadです。大学時代、YouTubeのおすすめにCreepがでてきて、なんとなく聞いてみたらドはまりでした。
その後、大学のゼミで課外活動に向かう機会があり、道中教授の車で音楽の話になった際、
僕「Radioheadって知ってますか?」
教授「知ってるに決まってるだろ(ニヤ)」
僕「そんなに有名なんですね」
教授「俺の地元は田舎だけど、ネットがない時代にそこまで名前が知れ渡っていたんだぞ?」
という会話をしたことを鮮明に覚えています(たかが3年前ですが)。教授に認められたい!という気持ちが先行して聞き始めたRadioheadでしたが、聞いていくうちにひねくれた僕の感性と似た部分が音から感じられるなとシンパシーを感じるようになっていきました。
そこから飛躍してRadioheadが生まれたイギリスはどんな国で、どんな人が暮らしているんだろうという興味から現在のロンドン滞在に至ります。
~ロンドンに滞在して気づいたこと~
レコード文化
古着屋をプラプラしていた時に、同じショッピングモール内にレコード屋があったので立ち寄ってみました。そもそも大きな今風のショッピングモールにレコード屋があるという事実がとても嬉しくて、ロンドンに来てよかったなと毎回感じる瞬間です(当方はレコードを買ったことがありません、そのうち買います、多分)。若い人でも簡単にレコードを手に取れる環境があるというのは羨ましい!
そこでレコードを見ていた際、隣の高校生くらいの女の子たちが「ストーン・ローゼスだ!」と言ってShe Bangs the Drumsのサビを歌いだしたときにはびっくりしました。もちろんイギリスのバンドだから、若い子が古い曲を知っているのは珍しくないのかもしれないですが、日本ではほぼほぼ起こりえない、自分より若い人がストーンローゼスを聞いているという場面に直面し本当にいい国だな(文化面は)と実感しました。
職場で曲を流してたら、、
僕は現在カフェで働いています。基本ワンオペなのでカフェの雰囲気を壊さない程度に自分の好きな曲をかけているのですが、嬉しいことにお客さんが曲に反応してくれることが多いです。
例えば、Paranoid Androidを流していた時には、このパートが私は好きなのと言ってくれたり、流してる曲の鼻歌を歌いながらパソコンをいじったりと、日本にいるときよりも音楽と生活の距離が近いんだなと感じます。
アリーナ席の熱量
滞在がスタートして最初に行ったライブがArctic Monkeysのライブです。しかしながら、僕がチケットを調べたときにはロンドンや出身のシェフィールドはおろか、周辺都市全てSOLD OUTでした、、、。仕方なく、友達に会いに行くついでにダブリンのチケットを取りました。ヨーロッパの人は背が高いからスタンディングだと見えないと思い、仕方なくアリーナ席を購入しましたが結果大満足でした。
僕の場合、日本のアリーナ席は周りの人や自分のスペースを気にしてしまい盛り上がれないという印象ですが、ヨーロッパの方々はお酒を飲んだり踊ったり、はたまた座ってみたりと各々が自分なりに楽しんでいたので一人で行った僕もとても居心地がよかったです。スタンディングよりちゃんと聞けるしこっちのほうがいいのでは?と思ったり。
アクモンのライブレポートやアルバムレポートもそのうち書きたいなと考えております!やるかわかんないけど!!!
終わりに
今回初めてnoteを書いてみましたが、思ったより長く書いたなと自分で自分にびっくりです。
次回からはレコード文化や、アーティスト紹介などもう少し具体的な内容を投稿していけたらなと思います。興味を持っていただいた方、「ロンドンにはこんなのもあるよ!」「このイギリスのアーティストが今熱いよ!」等コメントを頂けますと幸いです。
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