お茶の葉16:ノンカフェイン茶

おはようございます。
今日も冷え込みが厳しいものの快晴で朝陽が家の奥深くまで入り込んできて明るく暖かい。

昨日はお茶と切っても切れないカフェインに関して、今まで紹介してきたお茶(チャノキの葉っぱから作られるもの)の中でも少しでも減らして楽しめる、デカフェのものに関して紹介をしてきた。もちろん、それだけでも通常のものと比べれればカフェイン含有量が0.1%程度とかなり抑えられているので、本来お茶を楽しめなかった妊婦さんなどにとっての選択肢は広がっている。
一方でチャノキの葉っぱにこだわらなければ、そもそもカフェインが一切含まれないお茶が存在しているのも事実。紅茶や緑茶にこだわらなければ、無理してデカフェにしなくても元々カフェインが含まれないものを飲めば安心できる方も多い。
今日はカフェインの観点から、チャノキのお茶の枠組みを外してノンカフェイン茶に関して見ていきたい。

ノンカフェインの定義

ノンカフェイン(Non caffeine = no caffeine)が意味する通り、カフェインが0、カフェインを全く含まない飲み物。代表例として広く知られている麦茶やルイボスティーはじめ、ノンカフェインの飲み物を見ていこう。

麦茶

香ばしい風味と口あたりが特徴で夏の飲み物の代表でもある麦茶は、カフェインが含まれていないため、幅広い世代で楽しめる。麦茶にはのどを潤してくれるだけではなく、血液の流れを改善してくれる効果胃の保護作用も期待できる。加えて、抗酸化作用もあり、がん・脳卒中・動脈硬化・心筋梗塞などのさまざまな病気を抑制してくれる。

ルイボスティー

ノンカフェインのハーブティーとして有名なルイボスティーは、カフェインが苦手な人や妊娠・授乳中の人にピッタリ。なぜなら人間に必要な必須ミネラルである、リン・カリウム・ナトリウム・マグネシウム・亜鉛などが豊富に含まれていて身体をあたためる効果も。ルイボスティーを日常的に摂取することにより、体に不足しがちなミネラルを効率よく摂取できる。また、アンチエイジング効果があるとされている抗酸化物質も含まれているため、美容目的にもおすすめ。男性不妊にも効果があるとされている。
紅茶と同じ発酵茶であり、紅茶に比較的近い色と味わいです。ハイビスカスティーもルイボスティーと同じような効果が期待できる。

たんぽぽ茶 (たんぽぽコーヒー)

母乳の出をよくする働きがあるといわれ、授乳中の方に人気。 消化不良や便秘、むくみが気になる方におすすめ。 香ばしく煎ったものはコーヒーの代わりにも。
※ただし、キク科アレルギーの方は注意

よもぎ茶

血液の循環を促して身体をあたためる効果のあるよもぎ茶は女性に人気。デトックス効果もあるとされ、便秘解消なども期待できる。ふんわりと甘いよもぎの香り。
※キク科アレルギーの方は注意

甜茶

バラ科の木の葉を使ったお茶。甘みのある味で抗炎症・抗アレルギー効果がある。豊富なミネラルのほかに、甜茶ポリフェノールと呼ばれる成分が含まれており、アトピー性皮膚炎や花粉症の緩和に作用すると注目を集めている。

杜仲茶

恐竜さえも絶滅した氷河期に生き伸びた中国原産の1種類の杜仲の木の葉から作られる。力強く生命をつないできたたくましい植物で、このような経緯から「現代の生きた化石植物」とも呼ばれる。血圧を下げる効果やコレステロールの吸収を抑える働きがあるといわれ、メタボリックシンドローム予防によいとされる。 くせがなく、ほんのり甘みのある味わい。

ドクダミ茶

古くから薬草として使われてきたドクダミはカリウムなどのミネラルを含むほか、血行促進やむくみ改善、利尿作用によるデトックス効果が高いお茶として知られている。

黒豆茶

女性ホルモンと似た働きをする「イソフラボン」を豊富に含み、女性の美容や更年期障害などに有効であるほか、抗酸化作用もある。さらに、黒豆茶に含まれるアントシアニンには、アンチエイジングや冷え性に効果がある。香りも香ばしく、健康や美容目的にもおすすめ。

あずき茶

同じ豆から作られるあずき茶は利尿作用などによる高いデトックス効果のほか、冷え性緩和の効能もあるとされているため、女性の心身の健康向上が期待できる。

ハト麦茶

大麦から作られる麦茶に対して、イネ科に分類されるハト麦に含まれる成分であるヨクイニンは、肌トラブルに作用する生薬とも呼ばれ化粧品などにも使われる。

そば茶

そば茶に含まれるルチンはポリフェノールの一種で抗酸化作用の働きがあり、美容と健康によいとされる。 そばの実を焙煎して作られ、香ばしいそばの風味が人気。 特に「韃靼そば茶」には出血性の病気を予防するルチンという成分が豊富に含まれている。

コーン茶

コーン茶はとうもろこしの実を炒ったものを煮出したもので、ホットでもアイスでもおいしく飲むことができる。ふんわりとした甘い香りには、リラックス効果も

ごぼう茶

食物繊維が豊富に含まれているのが特徴。水溶性・不要性の食物繊維がバランスよく含まれており、健康維持に役立つ。


*上記の情報は以下のリンクからまとめています。

https://my-best.com/1655

https://kawashima-ya.jp/contents/?p=17245

https://www.eucommia.gr.jp/eucommia/

基本的には自然由来の、古くから飲まれてきたお茶を紹介してきたが、一般的なハーブティーはカフェインを含まないだけでなく、リラックス効果や美容効果の高いものも多い。
飲み慣れた紅茶や日本茶と同時にいろんな味を試しながら、新たなお気に入りを見つけてみるのが楽しそうだ。
(個人的にはそば茶が好き)


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い一日を。

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