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娘がわたしに教えてくれたこと


 私のもう1人の宝物の娘について。
息子の心配の割合が8割ぐらいだとしたら、娘への心配は2割いくかいかないか(笑)
年々自我がはっきりしてきたけれど、好きなことに正直に、何ごとにも程よく頑張って成長しています。

1.生まれ持った愛されキャラ

 2番目の子で、しかも念願の女の子なので、みんなからひたすら溺愛されて育っている娘。とにかくよく笑い、みんなから愛される術を生まれ持つ赤ちゃんでした。2歳年上の息子もまだまだ手がかかる時期に生まれたので、多少放置していても勝手にキラキラ遊んで、コロ〜と寝ていました。朝の寝起きも良く、目覚めた時からご機嫌でした。1日の始まりを喜んでいたかのような目覚めに毎朝背中を押されて、母は育児を頑張れた気がします。

2.癒しキャラかと思いきや、、、

 穏やかな性格なのに、決して哺乳瓶やミルクは受け付けないという母乳以外お断りという自己主張があり、哺乳瓶を近づけると舌を出して拒否する徹底ぶりには世話するみんなが驚きました。育児を手伝ってくれた母や、上の子の用事で託児しなければなはない時は次の授乳時間限定だったので搾乳や冷凍も限りあるので本当に困りました。

3.幼少期から既に母性

 2歳になる年に保育園に入り、ヨチヨチ歩きながらも、保育園で社会性を身につけていった娘。
大好きなのはおままごと。保育園には、0歳児から赤ちゃんも登園しているので、毎日保育士さんの仕事の観察をしていたのです。
 帰宅すると、ぬいぐるみや人形たちを並べて、娘の保育園が始まります。朝の会、お食事の時間、遊びの時間、お昼寝の時間、お帰りの会など、一連の保育園での生活を再現してくれる姿はなんともかわいく、保育参観には行けなかったので、我が子たちの保育園生活を娘から知ることができました。そして、娘が、人形やぬいぐるみをお世話する姿に小さい母性を感じ、癒されるのでした。
 自分もまだまだ小さいくせに、ちゃんと年下をお世話したり、大事にする心が育つのは保育園ならではだと感じました。
 幼稚園でしたら最初は1番年少でスタートしますが、保育園のお陰で下に兄弟がいなくても、子どもたちの縦の繋がりを体感していくのです。
そのせいか、2人兄妹の下なのに、妙にしっかりとした感じで育ちました。

4.将来の夢は保育士→教師

 1番身近にいた保育園の担任の先生に憧れて、娘は、自然と保育園の先生になりたいと思うようになりました。
 小学校に入学してもしばらくは保育園ごっこをしていた娘です。ピアノも習い始めたので、歌も交えて毎日楽しそうにぬいぐるみや人形を並べて、読み聞かせや、勉強も教えたり、季節の行事を楽しむ"七夕集会"や、"ひなまつり"など、もはや保育園なのか、小学校なのかミックスしながらも、娘の小さな保育園や学校で教師的な役割を真似ているのがかわいい日々でした。

5.職場体験で夢が近づいた

 昨年、娘の母校である小学校に職場体験に行きました。まだ卒業して2年しかたたないので、教わっていた先生もいらして、〇〇先生と呼ばれることや、担任に変わり、授業体験や、サポートをして、「すごく楽しかった!」「やっぱり先生になりたい気持ちが強くなった!」と報告してくれました。
 私が教師だから先生になりたいわけではないと言っていますが、私が幼い我が子たちを職場に連れて行った時に生徒との関係性を見て楽しそうだったからと言っていたこともありました。私が楽しく教師をしていることは影響していると思います。将来娘が同業者になったら母としては嬉しいです。
 まだわかりませんが、今のところ小学校教師を目指している娘です。

 私はこの仕事が好きだし、この仕事をしたいと思ってくれる娘を含め、生徒の中でも教員志望が増えたら教師冥利につきると実感させてもらっています。

#子どもに教えられたこと

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