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【8/26文字起こし】緊張感がある場で話すときに心がけること

はじめに Introduction

English follows Japanese.
この記事は、Podcast・Voicy「話し方のハナシ」
本日配信回の文字起こしです。
復習や話し方の練習にお役立てください。
又、番組でもお話しましたが、
皆様の話し方トレーニングにどのようにお役に立てるか、
ご意見もメッセージフォームから聞かせてくださると嬉しいです。
This is the Japanese script for "Hanashikata no Hanashi".
Please use it training for Japanese speaking and listening.
We are glad that we could hear your opinion about this script following our message form.We shall read your message as a reference, to improve our script and podcast program.

文字起こし

オープニング

おはようございます。高山ゆかりです。
この番組では話し方講師であり司会者・ナレーターの私 高山ゆかりが、
ビジネスシーンに役立つ話し方や伝え方のヒントをお届けしています。
ときにはおすすめの本を紹介したり
最近気になることや考えていることを話したりもする番組です。
8月26日月曜日です。新しい1週間が始まりました。
今回は、緊張感がある場面で話すときに心がけること、というテーマです。

今日のテーマとして取り上げる「緊張感」は
誰かがピリピリしている、イライラしているとか、重苦しい雰囲気がある…そういった意味ではないです。
例えば面接だったり、あとは人が見ている中で…人前で
プレゼンテーションやスピーチをするといった、
ネガティブではないけれど、
張り詰めた空気を感じるような場面
を指します。
そして今日はそういった場で話すときに
その場所の雰囲気にのまれることなく
自分の伝えたいことを堂々と伝えるための心構え
について
お話ししていきます。
具体的にどのようなことをすると良いかもご紹介します。
会議で意見を発表するとき、
又はプレゼンテーションスピーチ、面接など人前で話す機会があり、
そのときの緊張感に負けずに話したいと思っている方の
お役に立てたら嬉しいです。
そして今日もnoteに文字起こしをアップしています。
内容の復習や話し方のトレーニングにご活用ください。
この配信の概要欄にリンクを載せています。

本編とエンディング

それでは、本題のスタートです。
今回は、緊張感がある場で話すときに心がけること、というテーマです。

まず心構えとしては「自分がこの場の空気を作る」と決めてください。
緊張感が生まれている場合、
自分にとって、又は相手にとっても大事な場面であることが多いですよね。
冒頭でもいくつか例を挙げましたが、そのうちの1つ、面接もそうです。
面接って、自分にとってはその後の自分の未来が決まっていく
大事な場面だったりしますよね。
そういった状況では、気持ちを強く持つこと
緊張している中でも落ち着いて堂々と話すことができたりします。
なので、まずは気持ちを強く持つために
その場の空気に流されてしまうのではなくて
自分からこの場の空気を作っていくんだ!と思ってください。

それから緊張感がある場面は、実は自分だけではなく
そこにいる他の人たちも緊張しているかもしれないです。
又は、そこにいる人たちのうち、誰かが
この緊張感が少し和らいだらいいなぁと思っている可能性もあります。
なので、そういうときに話し手の方から場の空気を変えることができたら
聞き手も喜ぶと思います。
なので、まずは自分がこの場の空気を作るんだと思って
人前に立ってみてください。

ただ、この場の空気を作るといっても具体的に何をすればいいのか
イメージしづらい方もいらっしゃるかと思います。
又、この場の空気を作っていくんだ!と気合で押し通すと言いますか
そこに対して、ちょっと、
気合いだけでは何とかならないこともあるよなぁと
思っている方もいらっしゃるかもしれないので
ここからは具体的なアクションを2つ紹介します。

まず1つは、最高の笑顔。そしてよく通る声で話を始める、ということです。
もちろんこれはどのような状況で何を話すかにもよるんですが
話のスタートを、とにかく明るくする。にこっと思いっきり笑って、
そして聞きやすい、よく通る声で自分の話をスタートすると
それだけで、あの、空気がぱっと…
電気がぱっとついたかのように明るくなったりとか
大きな声をよく通る声を出すことによって
そのときのその場の雰囲気が、ぱっと
話し手自身の色に染まっていく、その人の空気になっていく。
そういうことがよくあります。

緊張感のある場面に限らず、その場の空気を作るものって
他の人よりも声が大きい誰かとか
テンションが高い誰かとかだったりしますよね。
もちろん、あの、その他の要素もありますけれども
何かこう…上回るもの。
上回ると言うのは決して優劣ではなくて
他の人よりも声が少し大きいとかテンションが高いとか思いっきり笑顔とか
そういうのがあると、そのときの雰囲気が
よりテンションが高い何かによって、ぱっと変わることがあります。

あと最初に思いっきり笑って、そしてよく通る声を出すことは
話し手自身もそこで弾みがつくと言ったらいいでしょうか。
最初に緊張している中で、小さな声でそっと話をスタートすると
そこから声の大きさやテンションをより上げていくことって
難しくなってしまうかもしれません。

でも冒頭のテンションを高くすることで
その後も良い状態を保ちやすくなることがあります。
そういった意味でも、最高の絵顔、よく通る声。これがオススメです。


具体的なアクション、2つ目。
こちらもその時の状況や話す内容にもよりますが
冒頭は特に、話す内容や流れもしっかりと決めることをおすすめします。

どうしてかと言うと、事前に内容を決めることで
本番を迎えたときに、そこに集中できるからです。

場の雰囲気にのまれてしまうときは、
その場の雰囲気が気になってしまうとき
ですよね。

確かに人前で話す場面では
そのときの雰囲気や、あと聞き手の表情が気になったりしやすいですが
そんな中でも「私はまずこれを話す」「このような流れで話す」と
冒頭部分の準備や場面想定がしっかりとできていれば
事前に準備したことをやるとやることが決まる。
で、やることが決まると、話すことに、より集中しやすくなります

そして、集中することで、良い意味でその場の雰囲気が気にならなくなる…
気になりすぎなくなる、と言ったらいいでしょうか。
気になりすぎなくなることで、
そのときの雰囲気、空気にのまれにくくなります。


おさらいです。
緊張感がある場面で話すときは、
まず自分がその場の空気を作るんだと決める
その上で具体的にやることとしては
最高の笑顔とよく通る声で話す
そして特に冒頭部分は、話す内容や流れをしっかりと決めておく
この2つをご紹介しました。

人前で話す機会がある方、
又、そのときの緊張感のある雰囲気に自分が負けてしまうことがある、
でも負けないように堂々と落ち着いて思いを伝えたい!
と思っている方は、ぜひ試してみてください。今回は以上です!


今日も最後まで聞いていただきまして、ありがとうございます。
もし今回の内容が役に立ったという方は
Voicyを聞きの方は「いいね!」を
又、Podcast、Amazon Music、Spotify、
それからYouTube Musicを聴いてくださっている方は
専用のメッセージフォームからご感想をお待ちしています。

それでは、今週も皆さんにとって良い1週間となりますように!
お相手は高山ゆかりでした。また明日。


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