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わたしの目線。

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大切だと思うことを、「わたし目線」で記したもの。
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#子育て

子供に何かを、してあげること。

実は、子供が小学生の頃にPTA会長をしていたことがあります。 長くPTA会長を務めていた方のお子さんが卒業されるタイミングで、内々の肩たたき(直接交渉)もうまくいかなかったようで推薦投票となりました。 数名、推薦された名前が挙がり、そこに一票だけ私の名前があったのです。 当時の私は、全般性不安障害を抱えて生きていましたが、子供の小学校が我が家の隣の距離ということもあり、リハビリ?も兼ねてPTA活動の参加率は高い方だったと思っています。 他にも若干、地域活動のようなこと

変化させることの勇気。

コロナの影響で、多くの学校の行事予定も中止となっていますね。うちの子供たちの学校でも、体育祭や文化祭の中止が早々に伝えられました。 微妙なのは、11月の修学旅行。まだ検討中とのことですが、どうなることやら。子どもを修学旅行に行かせてあげたい気持ちだけでなく、その向こうの旅行会社のことを思うと、何だか複雑な気分です。 そんな中、大学の学園祭はまだ、中止に転ぶのかどうかはっきりしないらしく、娘はソワソワしているのです。 なぜならば、入っているサークルの発表のリーダーになってい

ぐだぐだの時間を過ごした、今日のこと。

note毎日更新の記事ネタが、今日はまったく思いつかず。 そんな時の、「全く書けない状況」を綴るパターンにすることに決めて書き進めていきます。 そもそも何故こんなにネタが思い浮かばないかというと、息子のせいなのだ。 明日からいよいよ高校が始まる。今週は2日間で、来週からは毎日のようだ。今週の2日間は、いきなりの学力テストらしい。 前日だからこそヤル気がなくなったらしく、私の部屋にきて愚痴をたれる。私自身のお気に入りの定位置を奪いながら、あーだこーだと、愚痴をたれる。

ここに、あの頃の君たちがいたら、どうしていただろうか。

外出自粛、緊急事態宣言。言い方は良くないけれど、ここまではある意味、簡単だったのかもしれない。 危険なものから逃げるために、できるだけ箱から大切なものを出さないようにしていただけなのだから。 普段だったらお日様が出ている時間は空っぽになるはずの箱に、朝も昼も夜も大切なものを入れっぱなしにする。 そうすれば、大切なものは守られる。 こここまでは、簡単だったのだ。 「そろそろ、箱から出ていいよ」と言われても、その危険なものはいつ襲ってくるかわからない。でも、箱から出たい。い

不都合が可能性に変わる時。

朝とお昼の間って何か良い言葉ないのかな?ってググったら、まさかの「昼前」という単語に出会いました。 ”うん。 そう。そうなんだけど。” ともかくも昼前に、ちょっと子どもに用事があり。 デスクから立ち上がるのすら面倒な時は、家の中でもLINEで伝えちゃうんだけど。何となく様子を見たくて娘の部屋の前に立ったのです。 そして棒立ち。 オンライン授業中。空けちゃダメ。 ドアの前に貼られた付箋紙。 ああそうですかと振り返り、自室に戻りかけた息子の部屋から聞こえる音声。 こちら

子どもだった大人の、不自由な自由。

私はどちらかといえば、イベント好きな方だと思います。 子どもの頃から、「お楽しみ会」や「文化祭」で盛り上がる空気が好きでした。初めのうちはノリ気でないような素振りを見せるクラスメートが、徐々にアイデアを出してきたり、嫌々ながらも楽しそうに笑う。そういう姿を目にすると嬉しい気持ちになったのです。 中学時代は、一人で学校新聞をA3用紙に書き、仲の良い先生に全校生徒の枚数を印刷してもらい、全校生徒に配布していました。 当時、県下でも有数の荒れた学校でした。だからこそ、校則なんてど

「子どもが教える学校」から、見えたもの。

今日は、私が尊敬している、鈴木深雪さん@iriko_14 の「子どもが教える学校」を受講しました。 子ども達が先生となって、大人に対して授業をするというもの。つまり、私は子ども達に授業をしていただいた身分なのです。 メディア掲載もあってか、3日間の開催のうち、最終日の本日10日がいちばん多くの受講者数だったようです。300人近くの方がネットで繋がっているということに驚きました。 子ども達はプレゼン資料を作成し、それをオンラインで画面共有して言葉で伝えていきます。300人近

おだやかな日常は、いつもそこに。

日課となっているnote毎日更新。トップの画像は、下手でも自分で撮った画像を使うことにしています。小さな小さなこだわりです。 今日の画像を選んでいたら、去年のGWに子供2人を連れて、上野周辺に言った時のフォルダーが目に止まりました。 選んだのは、旧岩崎邸庭園 @kyuiwasakitei の中にあるお茶屋さんでいただいたお抹茶とお菓子です。 日付は2019年4月29日。二人とも、それぞれ大学・高校の入学式を終え、少し落ち着いてきた時期だったのを思い出します。 当然ながら、

広がる言葉と、閉じる言葉。

すべての場合にあてはまるわけではないのですが、言葉には「広がる言葉」と「閉じる言葉」がある気がすることがあります。この二つは、同じ文字で構成されているから、一層興味深く感じるのです。 広がる言葉とは、口にしたり書いたりしたことに、次のステップがあるような希望を持たせる言葉です。逆に、閉じる言葉とは、思いをあっさりと遮断するような言葉です。 「いいんじゃない?」 「だからなに?」 例えばこんな言葉。 「いいんじゃない?」は、広がる言葉として捉えると、同意して、共感して、

「がんばる」は、つかれる。

「#おうち時間」って言うと聞こえがいいですよね。 私もこのハッシュタグを使ってツイートすることもあるので、否定しているわけではありません。 ほんわかした印象に見えるし、穏やかな時間を過ごしたくなるような、そんな雰囲気のする言葉だと思います。 コロナで外出自粛している方も多く、「おうちで子供とこんなことしてみました」的なSNSを見かけることがあります。 でね、これも否定しているわけではありません。 その投稿から時間の過ごし方のアイデアやヒントを得たり、前向きなシェアが広が

反抗しない子供の作り方。

うちの子たちは、反抗期がありませんでした。 下の子は高校生ですが、今さら反抗してくる気配はないので過去形にしておきます。 反抗期がなかったと言うと、「それは問題だ」とか「大人になってから大変だ」とか「押さえつけ過ぎじゃないの?」とか言われることがあります。 問題かどうかも、大人になってからどうかも、私にはわかりません。 それは本人たち次第なので、正直、どうしようもないからです。 ではどれだけ私が穏やかな人なのだろうと、想像する方もいるかもしれません。まぁ、見た目は大人しい

習慣化とは、生きるために人が得た「仕組み化」である。

ワタシが習慣化しているnote毎日更新。習慣化で起こった自分の変化を考えてみたところ、いろいろな気づきがあったので書き記しておこうと思います。 このテーマは、昨日書いた記事に続くものです。 現在、習慣化に食いついているワタシですが、元々は一つのことに集中するタイプではありません。ネットサーフィンという言葉が・・・(死語なの?)ありますが、「思考サーフィン」みたいな癖があり、習慣化について考えていたはずが、ふとしたきっかけで全く違うことを考え始めてしまう人です。 仕事に集

コミュニケーションの本質を考えてみる。

私たちは常日頃、無意識のうちにコミュニケーションを取っている。無意識のうちにそれを求め、誰かに伝達するという行動を取っているのだ。 「無意識に求めている」と感じたのは、今年20歳になる娘が赤ちゃんだった頃のことだった。手で物を握りしめることができるようになって、その握りしめた物を私に手渡して笑った瞬間だ。 まだ会話が成り立たない幼い娘が、「コミュニケーション」を目に見える形で示してくれたのを感じた。 先日、渋谷で開催されている #分身ロボットカフェ に娘と一緒に行った。

「反抗期」がないことを疑問視される意味。

思春期を多分通り過ぎた大学生と、まだ最中の高校生。 2人の子に反抗期らしい反抗期がなかったと言うと 「それは危険だね。反抗期がないなんて、成長に必要なものが欠けてしまうよ」 と言われることがある。 結論、大きなお世話なのだが、 「かかってきたら、いつでもコテンパにしてやる」 と言って、ファイティングポーズを取って言葉を交わす。 反抗期(はんこうき)は、 精神発達の過程で、他人の指示に対して拒否、抵抗、反抗的な行動をとることの多い期間のことである。 子供から大人へと成長する