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不都合が可能性に変わる時。

朝とお昼の間って何か良い言葉ないのかな?ってググったら、まさかの「昼前」という単語に出会いました。

”うん。
そう。そうなんだけど。”

ともかくも昼前に、ちょっと子どもに用事があり。
デスクから立ち上がるのすら面倒な時は、家の中でもLINEで伝えちゃうんだけど。何となく様子を見たくて娘の部屋の前に立ったのです。
そして棒立ち。

オンライン授業中。空けちゃダメ。

ドアの前に貼られた付箋紙。
ああそうですかと振り返り、自室に戻りかけた息子の部屋から聞こえる音声。

こちらもオンライン授業。


不都合が可能性に変わる時。

自室のデスクに着席したところで、思わず笑いがこみ上げました。

在宅ワークになり、保育園や学校が休校になって、仕事に集中できないといった声も見かける中、「お母さん、邪魔しないでね。あっち行って」って。

”ああそうですか。
そうですよね。”

数ヶ月前には想像もしていなかった状況に驚くと同時に、なんだか昔じぶんが口にしていたような言葉を、「お返し」をされたような複雑な気分。
成長とはこんなことを言うのかもしれないですね。

大人しく作業にもどり、そういえば自分も夜にオンラインミーティングを予定していたなと思い出します。


学習効果とかいう観点抜きにしたら、体験するはずのなかった「オンライン授業」という経験。

状況に伴って変化をすることや、変化するためにはたくさんの労力と協力が必要なこと。


「可能性のカリキュラム」が一つ増えたと考えると、
私たちが生きているこの2020年は、
大きな意味を持っているのかもしれません。



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