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わたしの目線。

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大切だと思うことを、「わたし目線」で記したもの。
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2020年4月の記事一覧

思いを広げる方法は、思いを見つけることから。

晴れて体調の良い日は、娘と微妙な距離感をキープすることを心がけながら、散歩に行くのが日課になりました。 今日はとても暖かい日でした。いつもより薄着でも汗ばむくらい。 筋力が落ちてる上に、マスクをしているから、息苦しさを覚えます。二人ではぁはぁ言いながらも、ふざけた話をして歩きました。 あんまり日差しが強かったので、歩いてまだ間もなかったのですが、途中にあるベンチに座りました。明日からは、マイボトルに飲み物を入れて歩くのが良いだろうとか言いつつ、穏やかな風を感じました。

広がる言葉と、閉じる言葉。

すべての場合にあてはまるわけではないのですが、言葉には「広がる言葉」と「閉じる言葉」がある気がすることがあります。この二つは、同じ文字で構成されているから、一層興味深く感じるのです。 広がる言葉とは、口にしたり書いたりしたことに、次のステップがあるような希望を持たせる言葉です。逆に、閉じる言葉とは、思いをあっさりと遮断するような言葉です。 「いいんじゃない?」 「だからなに?」 例えばこんな言葉。 「いいんじゃない?」は、広がる言葉として捉えると、同意して、共感して、

埋めつくされる表現。

私はここ何年も、テレビを観る習慣がありません。ニュースはインターネットでしか確認しません。 何となくYahoo!ニュースの活字を見て、興味のあるタイトルだけをピックアップします。 「withコロナ」という状況になってから、テレビを観なくなったという人もいるようですが、もともとテレビを観る習慣がない私の生活は、以前と変わらないなぁと思うわけです。 私がテレビを観なくなった理由は、全般性不安障害の真っ只中にいた時の自分を守るためです。 ただ、高校卒業後にすぐ家を出てから一人暮ら

通り過ぎてきたもの、立ち止まる時。

体調の良い日は、散歩に出るようになりました。 娘に声をかけて、一緒に歩きます。 カメラとスマホだけ持って、マスクをしてでかけます。 これまでの私だったら、必ずお財布を持って出ていました。気ままな散歩をするにも、用があって出かける時も、どこかのカフェに立ち寄るのが好きだからです。 「カフェに行きたいなぁー」と、 どっちが大人なのか分からないような、ゴネるような言い方をする私。 とはいえ、そもそも目的が運動不足の解消だし、カフェもやっていないところも多いし、そもそもくつろげ

つながる、つながる。

zoomでつながる日が、2日間続きました。 今日は息子も、自分が入っているzoomのコミュニティに参加。そして来週からはクラスのホームルームがzoom開催されるらしく。担任の先生とテストして、口には出さないけれど表情はとても嬉しそうでした。 もともと出不精なので、外出自粛生活はなんのそのですが、やっぱり誰かと繋がれることに喜びが隠せないようです。今日は私のところに来て、脈絡のあるようなないような話を散々していました。 ああ、何か、文化が変わってきたなと。 穏やかで大きな

生きているから、生きているから。

昨日、前髪を切りました。 普通に出歩けなくなってから、もうだいぶ長い時間が経ったように感じています。でも、何となくいつも通っている美容院のメンバーズカードを見たところ、前回切りに行ったのは3月12日であることがわかりました。 ショートヘアの私は、だいたい2ヶ月おきぐらいに美容院に行きます。(ショートヘアだと、もっとこまめに行くものかなぁ) 前髪は伸びるのが早いので、だいたい途中で自分で切ります。くせ毛なのに自分で切るから、ザクザク切りになります。 それで、いつも切ってく

次に会う時のための、長い長い練習。

3月の初め頃は、何となく友達と会う約束をしたりしていました。そしてそれをキャンセルしていき、今では「会う約束」というのがなくなりました。 そもそも私は、根っこのところでは「約束をする」ということが苦手です。相手の時間を奪うのではないかという気持ちがあるからです。それから、少し自分への自信のなさも含まれているのではないかと、思うこともあります。何だか、時間を取らせることに申し訳無さを感じてしまうんですね。 それでもここ数年は、「自分から誘ってみる」ということにトライしていま

自分のことなんて、知ったところで。

ちょうど二週間家から一歩も出ていません。いくら外出自粛だからといって、不健康すぎですよね。 一日3回熱を測ると、そのうち1回は37.5度を超えていて、それが二週間続いています。 はじめの一週間は、コロナ感染かもと心配して、いきなり症状が悪くなることを想像しました。相談センターに問い合わせても「様子を見てください」と言われるし、症状が重いわけでもないので、病院に行く気持ちにもなれませんでした。 とても苦しい気持ちになりました。 でも、それをある人に伝えたら、少し気持ちが楽に

社会が変わる、その中で。

ニュースを観ると、5月6日までの緊急事態宣言が、どれだけ意味のあるものになるか疑問に思うことがあります。 今の私にできることといえば、外出自粛をすることに留まるので、ただひたすら状況改善を待つのみとなりますが。 あまり先々の心配をしすぎるのも精神的によろしくないため、適度にニュースに触れるという方も多いかと思います。 明るいタイトルのニュースは数が目に見えて減ってきているようにも感じます。 社会が変わる、その中で。 確実に言えるのは、立ち遅れていた日本の社会のオンライン

「がんばる」は、つかれる。

「#おうち時間」って言うと聞こえがいいですよね。 私もこのハッシュタグを使ってツイートすることもあるので、否定しているわけではありません。 ほんわかした印象に見えるし、穏やかな時間を過ごしたくなるような、そんな雰囲気のする言葉だと思います。 コロナで外出自粛している方も多く、「おうちで子供とこんなことしてみました」的なSNSを見かけることがあります。 でね、これも否定しているわけではありません。 その投稿から時間の過ごし方のアイデアやヒントを得たり、前向きなシェアが広が

視覚情報の上手な扱い方。

おうち生活が長くなると、人は視覚情報に敏感になります。 スマホやPCに触れる時間も長くなるでしょうし、テレビを観る時間も増えるかもしれません。 zoom を利用したセッションやミーティングに初めてトライしたり、対面サービスから切り替えた方も大多数なのではないかと思います。 もちろん、外出自粛より前の生活であっても、視覚情報は得ていたはずですが、移動が極めて少なくなった現状、「動くもの」「変わるもの」「時間の経過を満たすもの」に変化が起きるのです 視覚情報の上手な扱い方

私たちの命は、多くの方の尊い命によって 守られている。

ベッドの数。人工呼吸器の数。対応できる医師や看護師の数。医療崩壊。 外出自粛の部屋の中で、インプットした情報を考察するには、このワードだけでは、何か足りないような気がしていました。 もちろん、メディアから得られる情報としては限りがあるし、医療現場を直接体験したことがないので想像の範囲になることは確かです。 それでも、何か足りないような気がしていたところ、次のようなツイートに出会いました。 外出自粛が最善ながらも、外出せざるを得ない人、それに納得できない人、反発する人、デ

伝えたい言葉と、その向こう。

若干の体調不良のため、ただでさえ回転数の少ない私の頭は、さらに周りが鈍いです。 月曜日から続いている、平熱と微熱の行ったり来たりが、今日も同様にありました。 「37.5度以上の熱+倦怠感が4日以上続く」のセットに、いちおう準じているかと思ったので、相談センターに電話してみたわけです。 現状、検査を受けるのは非常に難しい状況となっています。 もう少し様子を見て、悪化したり改善しない場合は、かかりつけ医に電話して受診していいか聞いてみてください。 一般外来を中止している病院も

ただ休むだけの夜に、言葉は必要なのか。

ここ数日、体調が悪いです。微熱と平熱を行ったり来たりしています。 喉の痛みはなく、咳もないです。倦怠感は強くあります。 頭痛は熱が高めの時は少し感じます。 味覚はあり、食欲もあります。 と、まるで内科の診療を受けているような言葉を並べてみる。 じゃあ、ゆっくり休んでればいいじゃん。 noteなんか書いていないで。 そんな言葉が頭によぎったけれど、毎日続けているnoteが途切れるのが嫌だった。一日中、ベッドの上でPCのキーボードを叩いている。 そう。 こうしていないと不