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伝えたい言葉と、その向こう。

若干の体調不良のため、ただでさえ回転数の少ない私の頭は、さらに周りが鈍いです。

月曜日から続いている、平熱と微熱の行ったり来たりが、今日も同様にありました。
「37.5度以上の熱+倦怠感が4日以上続く」のセットに、いちおう準じているかと思ったので、相談センターに電話してみたわけです。

現状、検査を受けるのは非常に難しい状況となっています。
もう少し様子を見て、悪化したり改善しない場合は、かかりつけ医に電話して受診していいか聞いてみてください。
一般外来を中止している病院も出てきているので、もしそこで受診できなかったら、別のところに電話してみてください。
何件も当たっても、受診できないようであれば、また、こちらにお電話ください。

対応してくださった保健師の女性の声は、それはそれは優しく丁寧だったのですが、聞いていたら泣きたくなってきました。
なぜならば、所謂「たらい回し」のような状況が、今起きているということを説明されているように感じたからです。
そして、それを説明しなければならない保健師の方の立場を考えると、悲しさでいっぱいになったのです。

この、コロナのストレスのはけ口として、この相談センターの電話番号をプッシュする人もいるでしょう。
説明を聞いて、苦情気味たことを言う人もいるかもしれない。

時間によって37.5度以上になることはあっても、38度以上になることはなく、味覚もしっかりしているので様子を見る他なく。
この、「はっきりしない状況に対するストレス」は変わらないにせよ、受診したり検査を受けに行くことのリスクの方が怖いと思いました。

伝えたい言葉と、その向こう。

回答としては、かける前から予想していた内容でした。
「はっきりしない状況に対するストレス」という観点では、何一つ解決しなかったわけです。
でも、電話を切る時、なぜか涙が出てしまったんです。

「承知しました。ありがとうございました。」

この一言を口にした途端、びっくりするぐらいの涙があふれて、言い終わる頃には声が震えていました。

恐らく、電話の向こうの保健師さんには、それが分かったと思います。
何だかとても恥ずかしい気持ちになって、そのまま電話を切りました。

そして気づきました。
多分、検査をしてほしくて電話をしたんじゃないと。

誰かに、「はっきりしない状況に対するストレス」を聞いてもらいたかったんだなと。

やってもうた・・・。
と思いながら、電話を切ったと同時にホッとしました。

心に余裕を持とうと思っていても、
ゆったりとした気持ちで過ごそうとしても、
言葉だけだったりすることがよくあります。

こんな状況でも、気づきはあり
こんな状況でも、学びはあります

こんな状況がいつまで続くかわからないけれど
とにかく休んで、回復を待つことにします。

そうしてそんな、
たまに豆腐メンタルになってしまう私を勇気づけるのは
音楽と優しい言葉です。

日々いろいろな人や物事に感謝できることに
豆腐メンタルも悪くないと思って
長い夜を過ごします。

日常のふとした瞬間や閃きを、毎日書き記しています。 応援してくださると泣いて喜びます(T_T) Twitter:https://twitter.com/yurari_0_0