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今日は誕生日だった。 日々最高のパスタを求めてイタリアンで外食を重ねる我が家族が十数年ぶ…
今は遠く離れた愛おしい感情も、時を越えて蘇る。昔よく聞いた音楽は、あの日漂っていた空気を…
わたしは、自由でいたかった。「1つのことだけしかしない」なんて生き方はできなくて、でも、…
なんでも切り捨ててきた。 物も、 気持ちも、人間関係も。 潔く、0か100かに。 * あれはいつ…
言葉にしてみることは大事だ。輪郭がないものだからこそ。 はっきりとした形がないものだから…
あれは、いくつの時だったのだろう。 少しだけ大人で、でも時の流れにのれなくて。瞬間を記録…
人とおなじじゃないわたしは、普通には生きられなかった。普通には生きられないわたしは、さらに人とは違う自分になった。そういう人は、下手に馴染もうとするより、自分は変人だ、と腹を括ってしまえば自由に楽に生きられたりする。そんなわたしの、昔のはなし。 お茶と先生と言葉あそび私は変人であり、真面目でもあった。物心ついたころから。 一番古い真面目エピソードは、幼稚園の年長さんの頃。 お昼ごはんの時間は、自分のコップに先生がやかんからお茶をついでくれていた。その時に「『お茶ください
初めて死を意識したのはいつ頃だっただろう。 「親が死んじゃったら!」「友達が死んじゃった…
初めて近所の子に会った。小学校に入る少し前。 福岡県民にはおなじみのホームセンター・ナフ…
冒頭、若き日のジュディと事務所の社長・メイヤーが夢のようなファンタジーのようなセットを歩…
家に籠もりきりの間に、外の世界にはすっかり春がやってきて、同じ格好でも少し肌寒かったのは…
最近Twitterに目覚めた。理由はいろいろあるのだが、多分私の「持論」に人はどう思うのか知り…
「料理の腕を上げたければ、レシピを見ずに料理しろ!」的な言葉を聞いたことがないだろうか?…
19歳の頃。 駅前の坂道を地面を見つめながら登った。時には父と。時には知人と。そして、ほとんどの場合はひとりで。 滑り止めのためのドーナツ型のへこみがついたコンクリートは、駅の光景より、街の光景より、何より覚えてる。下を向いて歩く私は、自分の人生になにが必要でなにが必要ないのかいつも考えていた。 お金もなくて、目的もなくて、社会に居場所もなくて、楽しく話す相手もいなかった。ただ、今生きていることだけが大切だった。そんな頃の私を、羨ましいとすら思ってしまうのはどうしてなん