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辛さも幸せも分け合って

二度目の入院

4月26日から7月25日の3ヶ月、前回と同じ精神科病棟に任意入院した。

正直、1年前の退院後まもなくからあまり体調は良くなく、生活リズムも乱れていた。

結局は1人で外出が恐くなり、過食や躁状態も混ざって「ダメだ!入院しよ!」っと思ったのだ。

自宅にあった薬を全て飲み、軽くodした状態で夜を明かし、自分で荷造りして電車で病院まで行ったらしい。たくましい。笑

母も来てくれて、診察を受け、その日には入院できた。

2回目の、しかも同じ病院なので勝手は分かっていたが苦手な環境の変化や極度の人見知りが発動してしばらくは緊張やイライラが治まらなかった。
殻に閉じこもるように他人との交流を避け、患者からの挨拶などもシカトしていた。

食欲もあまり出ず、視野は狭く床ばかり見ていた気がする。ただ入院初日の睡眠だけは、泥のようにぐっすり眠れた。

3ヶ月は体感では長くはなかったが、メンタルがキツかった期間トータル2ヶ月程は、
正直あまり覚えてなくて、時間が早く過ぎる感覚だった。

今回も抑えきれないイライラから悲しみと同時に涙が止まらなくなり、赤ちゃんみたいに泣く。というパターンが何度も襲ってきた。

いい大人が恥ずかしいげもなく大声で叫びながら泣きじゃくる様は誰にも見せられないが、自分でもコントロールできないので気が済むまで泣き腫らした。

看護師さんは私が泣き止むまで背中をさすってくれた。

自分だけで辛さを抱えず、誰かに渡す事も覚えた。

半べそかきながら看護師さんに「薬いっぱい飲みたいです」と言ったら、丁寧に私の話を聞いて諭してくれたり。

トラウマがしつこくてきつい時もナースステーションに駆け込んでひたすら泣いたり。
鬱が重く起き上がれない時、私が言う前に「起きれないんだよね!大丈夫だよー!ご飯取っとくから!落ち着いたら食堂おいでー!」と言ってくれた事も、安心して居られるようサポートをしてくれている事を感じられて嬉しかった。

今回の入院で分かったことは、「居場所がない」「孤独感からくる不安」を和らげるために「本当の意味での自立」をする必要があること。

「あとほんの少しだけ強くなって、自分の人生を楽しめる人になりたい」と思った3ヶ月間だった。

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