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yuka_ogiso
2019年2月23日 11:33
第47週感覚の輝きを鼓舞するように生成の喜びが世界中の若枝から芽吹き出すだろう。そして 神々の力を介して私の思考の力が整えられたのを感受すると喜びが 私の内部を生き生きと貫いていくルドルフ・シュタイナー(訳:yuka ogiso)青色の空に,若い枝々が思い思いに腕を伸ばしていく。枝の膨らんだ蕾からは,もうこれ以上こらえきれないとでもいうように紅色の花々が零れだす。
2019年2月6日 06:51
第45週霊の誕生に呼応して思考が力を強め湿っぽいような感覚からきれいに雲が取り払われてゆく。生成する世界とひとつになって魂が充ち満ちようとするなら,ひらかれる感覚に思考の光が射し込まなければならない。ルドルフ・シュタイナー(訳:yuka ogiso)無明の暗がりを手探りで歩いていた。大きな声で叫んでみても,音は響かず,ただ虚空へと吸い込まれていくだけだった。ど
2019年1月28日 23:01
第44週新たな感覚の刺激に気づいて,透き通った魂はかつて霊が生まれた時を想い出す。惑いつつ芽を吹く世界が私の思考の 創造的意志を通して,生成を遂げてゆく。ルドルフ・シュタイナー(訳:yuka ogiso)冬のよく晴れた日,頬を刺す冷気は,透明で清らかだ。夜の深い暗闇がいつしか退いていって,世界は澄みわたったゼロポイントに戻る。雲間の太陽。ああ,どうやって手を
2019年1月21日 21:49
第43週冬の深みの中で霊の本当のありようが 温まりはじめる心情のはたらきによって世界の仮象に 実在の力が吹き込まれる人間の内で 魂の焔がますます大きくなって世界の冷たさに立ち向かってゆくルドルフ・シュタイナー(訳: yukaogiso)火は光を灯し,暖める。花と散り,焦がし,燃えて広がる。心情の焔は,錬金術の火のように,その熱であらゆるものを生み出し,未だ形なき仮象の空
2019年1月14日 08:53
第42週 この冬の闇の中に,あの特別の力,魂の強い衝動が立ち現れる。くらやみにあなたを導いてきっと予感させたいのだ温かな心の先に意味が開示されるのをルドルフ・シュタイナー(訳: yukaogiso)冬至を過ぎると,急に陽が長くなったように感じる。気温はむしろ低く,小雪までちらついているのに,丸裸の並木にふと,数ヶ月後に咲き誇る満開の桜を見てしまう。そのゴツゴツした樹皮
2019年1月7日 13:29
第41週魂の創造する力が,人生において神々の力が正しく作用するよう心の底から立ち現れる。人々の愛の中に,業いの中に,自らの形をなすことができるようにルドルフ・シュタイナー(訳:yukaogiso)※Rudolf Steiner, Anthroposophischer Seelenkalender:52 Wochensprüche Rudolf Steiner
2019年1月7日 13:26
第40週こうして霊の深みにいると,私の魂の奥底で独りよがりの空っぽの幻想が愛の世界から生まれる燃立つ宇宙の言葉に満たされてゆく。ルドルフ・シュタイナー(訳:yukaogiso)※Rudolf Steiner, Anthroposophischer Seelenkalender:52 Wochensprüche Rudolf Steiner Verlag, Dorn