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4つヴァイオリンをやってみたシリーズ「Ignaz Lachner」

コロナ禍で暇になった間自分の趣味に重ねて、ついでにどなたかの耳に普段聴いたことの無いような作曲家の作品が耳に入れば嬉しいなと思って楽しく弾いている4つのヴァイオリン。マイクやら、普段使うことの無い機会をいじってみつつ、勉強しています。なので音質や雑音についてはご勘弁ください。。

*やってみたシリーズは不定期に気の向いたときにインスタグラム、またYoutubeに載せております。→https://www.instagram.com/ukamatsumoto/ →https://www.youtube.com/user/ukaaaaaaa

Ignaz Lachner(1807-1895)

ラハナ―はドイツのバイエルン地方に生まれた作曲家で、有名なラハナ―3兄弟の次男です。ヴァイオリンとピアノ、そしてオルガンを弾くことが出来ました。1826年にはウィーンの教会のオルガニストとなり、そこに住んでいた兄を訪ねたことでシューベルトと知り合い、近い友人となりました。

イグナーツが亡くなったのは20世紀になる直前でしたが、彼は「ロマン派後期」の作曲家として数えられることには大した思い入れなど無かったようで、彼のスタイルについて 

”最後の最後まで私は敬愛するウィーンのクラシック作曲家に誠実であった。To the very end, I have been true to the classical composers of Vienna I admired so much.”

と言っています。ですから、「古典・ロマン派」といった所でしょうか。モーツァルトやハイドン、彼らの明快さにシューベルトの軽快で美しいメロディを足したようなものを目指し続けていました。 またベートーヴェンからの影響も受けています。7つの弦楽四重奏と6つのピアノトリオを含む、多くの室内楽曲を残しました。

弾いてみての感想は、かなりストレートフォワードで解りやすい音楽。そして弾いてみた曲が長調だったのは大きいというか、当然かもしれませんが明るい気持ちになる音楽です。尚、弾いてみた曲のリンクはここに張らないことにしているので、気が向くようでしたら上記Youtubeリンクより探してみて頂けると嬉しいです。☺

ラハナ―の作品の素敵な録音を見つけましたので貼っておきます。(見つけた!と思って聞いていたら、弾いたことのある曲でした。笑 作曲家の名前も覚えていなかった。。。)




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