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「予想不可能なこれからの時代に絶対に必要なこと」岡田監督からの大切なメッセージ

サッカー日本代表チームを牽引していた岡田監督がおっしゃっていた言葉に感動しました。
これからの時代に本当に必要なことを、今の時代を冷静に捉えてご発言されておられます。
(以下は音声インタビューから書き起こしたものですが、文字化するにあたり意味をわかりやすくするために一部加筆・修正を加えております。ご了承ください。)

予想不可能なこれからの時代に絶対に必要なこと

今世界が絶望し始めていると思っている。
そのときにこのコミュニティを作っている若者がいて。
それを作るためのキャプテンシップを持った奴が、全国に飛んでってコミュニティを作っていく。
これが希望だと思ってるんですよ
僕ら年寄りはやっぱり若い人たち、
次世代に希望を残していかなければならない。

誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分でやるんだ!

リーダーがいない国が駄目なんじゃなくて、
リーダーを求める国民がいる国が駄目なんだと。
そういう国民はみんな「誰かリーダーやって何とかして!」と、自立してない。主体性を持っていない。
それだとリーダーに誰が出てきても、ある程度先制的に引っ張っていかなきゃいけなくなるんですね。今世界がそうなってきてんだけど。
だから、本当のキャプテンシップっていうのは
みんなが主体性を持ちながら、巻き込んで、引っ張っていく。
よーし、みんなこっちに来い!と引っ張っていくんじゃない。
そういう人材が必要だと思っている。
というのも、これからロールモデルがいない、過去のデータが役に立たない時代が来ます。
4月に種を植えて、ここで水抜きしてこうしたら、そのようになるといった予想可能じゃない、本当にそうなるかはわからない時代!

だってドバイが洪水起こってるんですよ、砂漠で。
バングラディッシュの国土の3分の1が水に浸かっちゃったんですよ。
能登だって4メーターぐらい地面上がってるもんね。
そういう予測不可能な、ロールモデルがいない時代が来たときに何が必要かというと、まず、
少々のことで諦めない遺伝子スイッチが入った「タフさ」
それから、
やっぱり想定外のことばっかり起こるんだから、
それに対して俺はこうだ!と固執したら駄目。「適応力」が必要です。
そして、やっぱり「主体性」を持つこと!
お上が何とかして誰か助けてくれる、じゃない。
誰もわからない時代なんだから、主体性を持って自分たちでやっていかないといけない。

多様性があるコミュニティを築くこと

最後は、人は1人では生きていけないんすよ。
ホモサピエンスがネアンデルタール人よりも小さいし体も小さいのに、人類が生き残ったのは、みんなで生きてきたからですね。
そういう意味でこのコミュニティを作らなきゃいけない。
これが同質のコミュニティだったら一つのことでバーンと倒れるが、
多様な人を巻き込んでいくコミュニティ。
これを作らなきゃいけない。

ところが日本人はね、「違い」を認めないところがある。
人ってみんな違うんですよ。
顔も違う、身長も価値観も考え方も。
日本人は違うっていうのを「間違い」って言っちゃうんです。
あいつは俺と考えが違う、間違っている、と。
間違ってるのではない、ただ違うだけなんですよ。
その違う者同士が認め合い、力を発揮して行くんです。

絶望した世界でどう生きるのか?

「今世界は絶望してきている」という過激な表現から始まっている岡田監督からのメッセージ。
これは、別に悲観主義でもなんでもなく、ストレートに現状を語っているお言葉だと受け取りました。
自然災害や地震に、戦争に、エネルギーや物価の高騰。

本当に、国や政府やニュースの解説員がいうことにすがってていいの??
もうそろそろ自分の頭で考える時が来ています。
何か不満がある場合は、誰かが言ってくれるのを待っているのではなく、自分で言いに行く、SNSでも発信する。
何か良いことをしたい時は、「これをしたい人はいますか?」とか「こういうことしようよ!」と自分から発信していく。
(私もズボラすぎて全然発信できていないんだけど、この頃ゴミ拾いを息子と始めて、それをインスタで発信しています!)
この岡田監督の言葉をまとめたのも感動したことを、もっと拡散したい!と思って文字起こししました。

「良いこと」を広めて、「ダメなこと」は防ぐ!
そういう主体的に行動して行く大人になりましょう!!

4月24日にも森林再生に取り組んで、さらにプロダクトを生み出してブランディングしている人のお話を聞く予定です。
また報告しますね!!

私のインスタはこちらです。私の居住国、ラトビア共和国での暮らしを紡ぐので、ご興味ある方は是非!

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