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BTSのジミンに触発されてバレエストレッチをはじめた件


韓国のK-POPスター、BTSにハマった。

という話は以前書いたのだが


ハマった大きな原因は、メンバー、ジミンの美しすぎるダンス。


わたし自身、フラメンコというスペインの踊りをやっているのだが、身体が固くて体幹もなく、踊りがかっこ悪い。練習してもいまひとつ上達しないのは、きっとこの柔軟性や体幹なのだろう。


詳しくは、ダンス経験者の解説付きジミンのダンス動画で。

1.やっぱり私も、もっときれいに踊りたい


初めてBTSのダンスを観たとき、みんな揃っていてすごいなぁと感動したのだが、その中でもジミンはダントツ、頭一つ抜けて美しく踊っていた。アイドルと呼ぶのは間違いっすか?ってくらい。

けれどダンスのテンポも速いし、じっくり見ることもできなかった。けれどファンの方々がこうして解説動画を作ってくださったので、なるほどここがこう違うからキレイに見えるんだなと分かってきた。

ジミンの踊りが頭ひとつ抜けている原因は、圧倒的な身体能力。

舞踊学校に主席で入学しただけあって、身体能力がとんでもなく高い。股関節、肩、首、そしてブレない体幹。

そしてとんでもない柔軟性。

いろいろとんでもない映像が出てくるのでダンス好きな人はぜひ。


BTSのメンバーは筋トレが趣味なのかというくらい筋トレしているので、もちろん身体能力、体幹、柔軟性に加えて筋力も抜群。すべてを兼ね備えてこの超人級の動きになる。

アラフィフになってバク転をしたいとは思わないが、全員がハイレベルなダンスをシンクロさせているBTSの中でも、これだけ美しく丁寧に踊れるのだから、やはり見習うべきところは見習って、わたしも少しでもフラメンコが上達したくなった。

けれど、わたしに足りないものは、身体能力、体幹、柔軟性、筋力・・ぜんぶ。

全部必要だけど、やれることからやるしかない。必要そうなことをやってくれそうなエクササイズyoutubeを自分のレベルに合わせて探し回った。

結果、これをつづけてみようと思っている。

2.踊りの基礎力をあげるためのyoutubeセレクション


すごいハイレベルなものを見てしまったが、現実はシビアだ。わたしは人よりもずっと身体が固い。筋肉もない。筋トレ嫌いだし。痛いの嫌いだから柔軟も嫌いだし。

特に昔から身体が固くて、柔軟は大嫌いだ。股関節は固くて開脚できない。90度いってるかもわからない。たぶんジミンと同じ人種ではないと思う。

けれど、千里の道も一歩から、昨日の自分より1ミリでもよくするしか道はない。めちゃくちゃせっかちな私はこういう地味な努力が大嫌いだ。できれば今すぐ180度開脚したい。でも絶対足の筋が切れる。だから自分のレベルに合わせてくれそうなストレッチ動画を探した。


2-1.股関節の柔軟性


まずはとにかく股関節。もともと内股で、フラメンコを踊っているときも、足のつま先がきれいに外を向かない。きっと股関節が固いせいだと思う。まずは股関節の柔軟性が必要だ。

しかしとにかく固い。
なので現実を直視して、「超」固い人向けストレッチ。

お尻の筋肉を伸ばすと股関節が柔らかくなるらしい。頑張る。

2-2.軸がぶれない体幹


どの踊りもそうなのだが、足が動いているときに上半身が動いているとかっこ悪い。下半身と上半身の動きが切り離されていて、かつ頭も動かないのが最強。

まずはとにかく下半身の動きで上半身がガタガタ動かないように、体幹を鍛える必要がある。

体幹クッションだの、体幹ローラーだのも買ったが、それはそれとして普通に腹筋やれよ、ということで、とにかく短く終わる筋トレを。

3分半で終わるので、腹筋が大嫌いだけど、なんとかやり切れる。

それと体幹ローラーを5往復。


2-3.肩周りの柔軟性

自分の踊りで思うのが、肩の可動域。

フラメンコを踊るスペイン人を見ていると、背中から腕が生えているような動きをする。先生曰くスペイン人とは骨格が違って、日本人の肩は前についている人が多い。けれど可動域も個人差があって、柔らかい人もいる。そして肩が柔らかい人の動きは美しい。

わたしはもともと固いのだろうけれど、ストレッチやトレーニングで自分の可動域をあげることはできるだろうから、とりあえずやっとく。肩こりも治りそうだし、最近ぎっくり首もやらかすので、健康もかねて。


2-4.バレエ要素


ジミンの美しい踊りをじっくり見ていると、やっぱりわたしがいいなと思う部分は、バレエの要素が大きい気がする。

足の置き方、体幹の軸の位置(高さ)、股関節の外旋、回転のときの首を最後まで残すやり方。

ということは、さかのぼって、わたしもバレエの素養が必要だということだ。ちなみにバレエ経験ゼロ。

そういえば昔、バレエストレッチなるものが流行った時代があったのを思い出した。

確か、熊川哲也とかが有名になってて、バレリーナのような美しい身体に、みたいな触れ込みだったが、わたしは別にバレリーナのような美しい身体になりたいわけではなくてスルーしていた。

だけどジミンのような美しい踊りのエッセンスを少しでも取り入れたら、わたしのフラメンコも少しはましになるんじゃないかと思う。

ということで、バレエストレッチ。

以前のフラメンコ教室で準備運動としてプリエくらいはやったことがあるが、足の置き方とかはさっぱりわからず。

なんだか優しいお姉さんが丁寧に説明してくれて、一緒にバーレッスンができる。一周するだけなら数分。内股なので、つま先を外に向けるだけでも一苦労。180度は開かない。

でも頑張る。


この方の解説を聞いていると、バレエは股関節の外旋が大きなポイントらしい。横開脚も、股関節を外旋させるとやりやすくなるとの解説で、もしかして柔らかくなるかも?とチャレンジしてみることに。

当然まったく開かず、膝も曲がったままなので、アドバイス通りお尻に高さを出して、股関節を外旋する練習。これだけでも足の筋がビキビキ。変化あるかなぁ。

ついでに縦の開脚もやってみるけど、痛くて死ぬかと思った。もちろん傍目には開脚していると思われないレベル。

アドバイスに従いボルスターとクッションを敷いたけど、それでも股の空間が埋まらない。やばいなわたし。

3.動画を見つけたは良いが、やることが多すぎる


自分に必要そうな動画をあれこれ探して、とりあえず一通りやり始めたが、ちょっと時間の確保が大変なのが問題。

全部フルでやると30分以上かかる。しかも「ながら」でやれないので、部屋でじっくり時間を取る必要がある。

まだ始めたばかりなので、いくつか減らすか、短縮するか、もしくは時間の捻出を考えるか。ある程度効果が見えるまで継続できるように工夫が必要だ。

とにかくめちゃくちゃ身体が固いので、効果が少しでも見えてくれば続けるのが楽しくなってくるはずだ。だがそれまで、変化の兆しが見えるまでおそらく2週間程度、なんとか続けねば。

いや、2週間だけと決めればなんとかなるかもしれない。その後は少しずつ効果が実感できて、楽しくなってくると見積もれば、2週間だけ頑張ると決めてなんとかなりそうだ。

書きながら解決策が見えてしまった。宣言してしまえばある程度頑張るだろうし、効果も報告できるし、とにかく2週間は30分確保して続けてみようと思う。

4.練習の成果は、出方はどうあれ必ず出る


あれだけハイレベルな踊りをシンクロさせているBTSのメンバーのなかでも、実は踊りが苦手な人もいる。

何度もどやされて怒られて、、、と練習生時代は大変な思いをして食らいついていったようだ。

若者が四六時中ダンスの練習をすることと、身体能力の低いアラフィフが主婦をやりながら趣味でフラメンコをやっているのとはわけが違うしレベルがまったく違う話だが、それでもとにかく「練習すれば上手くなるんだな」という証拠は彼らから学ぶことができる。

ジミンのように持って生まれた身体能力のようにはいかなくても、わたしなりに考えてやれば、今よりは確実にマシな踊りになるはずだ。そう信じてやるしかない。

5.人は裏切るけど、自分の身体は裏切らない


筋肉体操の番組だかで聞いた気がするが、筋トレにハマる人は「自分が努力した分だけ返ってくる」ことに面白みを見出しているらしい。

「人は裏切るけど体は裏切らない」というのも聞いたことがある。わたしの身体はワガママボディで、多少食べ物を減らしただけでは体重はびくとも減らないが、それでももしかしたら柔軟性や筋肉は裏切らずに応えてくれるかもしれない。

わたしもそのうち「自分の身体は裏切らない」とか言い出すかもしれない。そうなればしめたものだ。

以前から、自分の身体の柔軟性のなさや筋肉のなさをなんとかしないと、これ以上フラメンコが上手くならないと薄々感づいていたのだが、美しすぎるジミンのダンスで自分もやれることを頑張ってみようと思えた。

よいご報告ができるよう、地道に頑張ってみようと思う。

今日もお読みくださりありがとうございました!


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