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やっとたどり着いた「ネクタイ収納の正解」。100均アイテム4種で作れる収納グッズが神すぎる件。

1.手を抜くためには努力を惜しまない


わたしは、面倒くさがりだ。
どうもその度合いが、普通の人よりずば抜けているらしい。


面倒くさがりで、毎日の行動のほとんどが面倒くさい。だから、ラクするためなら頑張れる。効率化が大好きなわたしは、趣味の領域でついつい「より簡単」「よりラク」を追い求める「効率モンスター」だ。

手を抜くためには、努力を惜しまない。

そんなわたしが血と汗と涙を流して見つけた「超・ラク」なライフハックを紹介してみようと思う。

2.細長いものの収納ってムズイ


家の中をリフォームして洋服ダンスを捨て、ウォークインクロゼットにしたのだが、洋服ダンスについていた棒にかけていたネクタイの収納場所がなくなった。

旦那はマメな人間だし、収納するのも旦那なので、ネクタイの収納が面倒くさくてもわたしの知ったこっちゃないのだが、マメな旦那でも、ネクタイの収納法は結構困っていた様子。

普通のハンガーにかけると、すべって落ちやすい。しかも重なってしまうと下のものを取るのが億劫。なにより手持ちのネクタイが一覧できない。

市販のアイデアグッズで「ネクタイハンガー」なるものを売っていて、あまり収納用品にお金をかけない旦那が購入していたが、それでもネクタイをかける手間が面倒くさいのと、前から奥に向けて収納するタイプのもので、ネクタイハンガーにかけると奥のものが見えないから使いにくいと捨てていた。

「面倒くさいは悪」というほど面倒くさがらない旦那が面倒くさいというのだから、解決したときの取れ高はすごいだろうと、研究心がムラムラと湧いてきた。

マメな旦那なので、別にそこまで本気出すほど旦那も困ってないと思ったのだが、洋服ダンスを捨ててウォークインを作ると言い出し、リフォームの設計したのがわたしなので、いちおうそこまで面倒見てやろうじゃないの、と頼まれてもいないのに闘志を燃やしはじめ、ネクタイ収納について調べてみようと思い立った。

効率とラクすることについて創意工夫を凝らすのが趣味のわたしは、これを機会に、ネクタイのような細長いものの収納を研究してみることにした。

わたしの頭の中のネクタイ収納の理想は

1.収納がカンタンに用意できる

2.手持ちのネクタイが一覧で見られる

3.出すのもしまうのも、1アクションでできる

4.幅を取らない

5.失敗しても後悔しないコスト感

これは譲れない条件だ。

普通にググると、意外とない。よくいる整理収納アドバイザーあたりが提案する「100均カゴに丸めて収納」とかが無難なところ。

「丸めて収納」は、何度も自分の下着やタイツ収納でチャレンジしたが、すぐにグチャグチャになるし、結局上から詰め込んで終わる。

旦那はマメなので、そんなことはないだろうが、そもそも旦那は「ネクタイを吊るしたい人」なので、この提案を受け入れないだろう。しかもカゴの置き場所がない。

いまいちな案しかないなと思ったが、そんなことであきらめる私ではない。きっとどこかにわたしの理想の収納があると信じて、わざわざインテリア系のアプリをいくつもダウンロードして、キーワード検索をかけまくった。

3.たどり着いた「ネクタイ収納の正解」

そしてある日見つけたのが、
100均ハンガーとワイヤーネットで作る神ネクタイ収納だ。

説明の必要がないくらいシンプルなので、写真をどうぞ。

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作り方を説明するまでもないが、いちおう説明すると、

材料:ハンガー、ワイヤーネット、ビニールタイ、ワイヤーラック用フック(15本くらい入っているので、必要な数だけ)
※すべてダイソーで揃えた

作り方:ハンガーにビニールタイでワイヤーネットをつけて、ワイヤーネット用フックを好きなだけつける。

以上だ。

所用時間は約3分。

ポイントとしては、ワイヤーネットのサイズ。幅は、ハンガーより少し広い程度がよいと思う。また、手持ちのネクタイの本数により、もっと長めのものにすればフックを2段にできたりと応用が利く。

旦那はネクタイの所有数が少ないので、この程度で充分。


こんなにカンタンだが、わたしが理想としていた条件をすべて満たしている。

1.収納がカンタンに用意できる

→100均のグッズ4種でできる。しかも作り方がめちゃくちゃカンタン

2.手持ちのネクタイが一覧で見られる

→奥行きがあっても、ざっと一覧で見られる。

3.出すのもしまうのも、1アクションでできる

→フックよりもネクタイのほうが幅が広いのだが、ちょっと浮いてる状態になるので、それが逆に取りやすい。ふっと指にひっかけて取り、かけるときもさっとかけられる。

4.幅を取らない

→ハンガー一本分なので、幅を取らない。ただし、他の衣類と一緒にかける場合には、手が入る分くらいの隙間をあけておかないと、おそらくネクタイが落ちてしまう。壁のような場所があれば、そこに設置するのがおすすめ。

5.失敗しても後悔しないコスト感

→もし使い勝手が悪かったら、ビニールタイを切って、ハンガーはハンガー、ワイヤーラックは別の用途に使えるし、もし捨てたとしても損失は数百円。「いっちょうやってみるか」と思えるコスト感って大事だ。

6.嬉しい誤算のオマケもついてきた

しかもやってみて「オマケ」がついてきた。

今まで旦那はベルトの収納にも困っていたようで、ベルトは丸めて棚に置いていた。が、これがあればベルトもかけられるじゃないか。やだ超ラク。

しかも、たわんだり、劣化してきたら、すぐに作りなおせる。やだ超ラク。

4.マメな旦那の反応は薄かった


自分なりの「ネクタイ収納の正解」を見つけ、実際に作ってみて、自分では使わないのに精度をチェックしたくて何度もネクタイを出し入れした。めちゃくちゃ楽じゃないか。

あまりの完成度の高さにニタニタして狂喜乱舞した。会社から帰宅した旦那に嬉々としてこの話をしたら、「別にそこまでラクじゃなくてもいいんだけど」とそっけない返事が返ってきた。

旦那はマメだし、逆に「面倒くさい=悪」な人なので、そこまでラクすることに執着されても、という感じなのだが、使いやすいに越したことはないだろうから、とにかく使ってみて使いにくかったら他の策を考えるから使ってくれと言って託した。

あれから1年経つが、旦那からのクレームは出ていないので、使いやすいのだろう。反応は薄いが、そもそもこれは、旦那に求められたわけではなく自己満足の世界で、自分なりの探究の成果だ。自分なりの神収納を見つけたことにほくそ笑み、わたしってなんてすばらしい妻なのだろうと自画自賛することにした。

5.自分もこの素晴らしい収納のラクさを享受したい

こんなに素晴らしい収納を見つけたのに、マメで面倒くさがらない旦那だけが使っているのは悔しい。

自分もぜひそのラクさと収納の正解を享受したいと、自分の部屋の収納に応用できないか考えて試してみたら、片付けベタで面倒くさがりのわたしには信じられない効果があったので、次回はその話をしようと思う。

面倒くさがり、ズボラで片付けベタな人にこそ試していただきたいこの方法、ぜひチャレンジしてみてほしい。

今日もお読みくださりありがとうございました!

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