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守りたくなる女になるべきですか?


高嶺の花だとか

可愛げがないだとか

一匹狼だとか

どう呼んでいただいても構わないけど

そう言われるたび
遠回しに「男にモテなそう」
って思われてる気がして

ちょっと腑に落ちない


たぶん私の考えすぎなのだろうけど・・・


そういえば先日
SNSで興味深い話を目にした


「日本人男性は自己肯定感が低い人が多く
自分よりも能力が高い女性には惹かれない」


いやいや・・・

それ男性にも女性にもちょっと失礼だよ?
偏見に偏見を重ねすぎてたくさん敵作ってるよ?


と思いつつ
なんとなく腑に落ちている自分がいる


これから話すことは私なりの考え方なので
悪しからず聞いていただきたいのだけど


おそらく世の男性は

『日本男児は強く逞しくあるべき』

という日本古来からの風潮が
潜在意識に刷り込まれているからこそ
そうなっているのかもしれない


そして反対に女性はというと

『女性は常に男性の3歩後ろを歩くべき』

と言われるほど
男尊女卑の風潮が根強くあっただろう


ちなみに”あった”と過去形で表現したけれど

女性が活躍する時代になったり
ジェンダーレスが認知されやすくなっていても

いまだに偏見は拭えていない


たとえ『偏見はない』と思っている人であっても

潜在意識にある思い込みや勘違いによって
ふとした瞬間に誰かを傷つけてしまうことも
きっとあるだろう


しかし最初に話した
『自分よりも能力が高い女性には惹かれない』
というものは偏見や男尊女卑だけではなく

人間が生きるうえで必要としている
”他者貢献”の意識も関係してきそうな気もする


人間は『誰かに貢献できている』と感じることで
生きる希望を見出すことができるのだそう


むしろそれさえあれば
生きる意味や自分の価値を見出せるらしい


つまりは家庭という小さな社会の中で
他者貢献できていると感じるためには

伴侶よりも自分のほうが稼いでいたり
高い地位にいたほうが
自分の価値や貢献の意識が芽生えやすい
ということになるだろう


男性が女性を守りたいと思う意識は
男性の本能的な部分もあるだろうけれど

あくまで可能性の一つとして
そういった意識も働いているのかもしれない


・・・とここまで論理的に紐解いてみたけれど


不本意ながら
こういうところが『可愛げがない』
と言われる所以なのだろう


非常に遺憾である


ともかく

世の中の偏見や自尊心に対する考え方を柔軟にして
良好でフラットな人間関係を作れるようになりたい


長年知り合いとして仲が良く
付き合って1ヶ月で結婚したという人もいれば

結婚という形に捉われず
パートナーシップを結ぶ人もいれば

結婚をしても別居を貫く人もいる

一人で生きることを選び
人生を謳歌している人もいる


本人がどう生きるかは本人が決めることで

『どう思う?』
と相手に聞かれてもいないのに
周りがとやかく言うのは野暮だろう


『こうでなくちゃならない』
と思うから自分にも他人にも厳し目を向けたがる


もっと自分らしくていい

自ら重荷を背負おうとしなくていい

もっと身軽に生きるほうへ
心を向けてみてほしい


『人の振り見て我が振り直せ』ならぬ

『人の振り見ず我が振り貫け』





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花崎由佳(はなさきゆか)

『ココロに灯りを、人生に彩りを』をモットーに
私が撮影した写真と、エッセイやコラム、
ラジオ配信をお届けしていますஐ.*+


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