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ビジネス英語と子供の英語教育【グローバル企業で働くママの見解】

概要

・バリバリ日本育ちの私の英語学習(学生時代)
・日本企業に就職した私のビジネス英語
・グローバル企業に転職してから
・子供の英語教育について思うこと

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※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
下の再生ボタンを押してみてください。
音声を聴きながら、この記事を読んでいただくとわかりやすいです。

プロローグ

・あなたは日常生活で英語をどのくらい使っていますか?
・私はグローバル企業に勤めている会社員です
・地方の事務所に所属していて、クライアントも日本の企業さん(つまり外資系ではない)がほとんどなので
・仕事ではほとんど英語を使わずに済んでいました
・時々、社内の外国人メンバーとコミュニケーションをとるときやグローバルミーティングに参加するときは英語を使う
・ところが最近、状況が変わってきた
・社内の研修(e-learning)コンテンツが全部英語(音声も資料も英語)
・リモートワークが浸透して、物理的な距離に縛られない、プロジェクトメンバー編成が進んできている
・つまり、九州のクライアント企業へのコンサルティングのプロジェクトメンバーに、東京や大阪のメンバーをこれまで以上に組み込むことはもちろん、外国のオフィスに所属しているメンバーを組み込むことも同じくらい簡単にできるようになった
・某企業のように社内公用語を英語にする、と決まったわけではないが、実務レベルで、英語を使えないと仕事が進まない状況にあるわけです
・私が勤めている会社はグローバル企業ですが、外資系ではないので、転職してくるときはこうなることを予想していませんでした
・あなたは、英語を不自由なく使えますか?
・英語で日常会話だけでなく、仕事上でのやりとりをできますか?
・私の経験上、英語スキルってあるときに急に必要に迫られるんです

・今回は、英語をなんとなく仕事で使っている日本企業に勤めるビジネスパーソン目線で、ビジネス英語について思うところをお話します
・「英語学習をしようかな、どうしようかな、」と迷っている方や
・ビジネス英語の必要性をまだあまり感じていない人に参考にしていただける内容にしようと思います
・それから、私は2児の母でもあるので、子供の英語学習についても、考えていることをお話します
・どうぞ最後までお付き合いください

バリバリ日本育ちの私の英語学習(学生時代)

・英語は好きな教科だった
→学校の授業の他に、英会話スクールに週1通わせてもらって、楽しみながら英語学習をしていた(小6くらいから)
→早期英語教育というほど早くも、英才教育というほどの費用もかかっていない
・日本語とは全然違う、英語の音や文法に興味があって、それを覚えて使えるようになるのが楽しかった
→同じ理屈で、高校時代は漢文も好きだった
→漢文調で多少の日常会話ができるくらい
・大学時代は2ヶ月程度の短期留学をした
→英語生活1ヶ月を過ぎた頃方、英語で思考できるようになって、楽になった
→友達とのコミュニケーションも凄く楽しくなった
・大学構内にいる海外からの留学生にも、積極的にサポートして仲良くなるタイプだった

結果、英語が好きで、英語のコミュニケーションに臆することはない程度の英語力を身につけた。
でも、全然ネイティブレベルではなく、世界をまたにかけて活躍しよう、とまでは考えていなかった。

バリバリの日本企業に就職したはずなのに

・就職先に「英語を使って、世界で活躍できる仕事」を選ぶ人も珍しくないと思うけど
・私は全然そんなタイプではなく、バリバリの日本企業、金融機関に就職した(海外支店あり)
・最初の配属先がデリバティブ取引を扱う部門で主な取引先が外資系の金融機関だった
・仕事で使う書類が全部英語。しかももちろん金融業界の専門用語オンパレード!
→読めるわけがない
・所属1日目に、英語の書類数百枚を渡されて「これを仕分けて」と指示された
・初めて社外に電話したのはドイツだった
→ドイツ語なまりの英語に苦戦した(私の話す英語はきっと日本語なまりバリバリだったと思う)
→結局、担当部署が違うということで、シンガポールの支店に電話を転送された
→今度はシンガポール人の英語に苦戦した
→みんな英語のノンネイティブで、学校などの英語教材で聞いてきた英語と全然違う
・日本語の契約書(金銭消費貸借契約書とか)を見たことがないまま、英語の契約書を作らされた
→毎日終電までかかって作った。しんどかった。
・こんな感じで、日本企業に就職しても、海外部門に配属されて、「いきなり今日からビジネス英語を使わざるを得ない」という状況があるということ(私の実体験)

グローバル企業に転職してから

・その後、グローバル企業に転職した
・英語が嫌だったから、とかじゃなく、結婚を理由に退職せざるを得なくなって、転職することにした
・転職先はグローバル企業とはいっても、地方の事務所だし、クライアント企業も日本企業で、英語を使う機会はほとんどなかった
→冒頭のお話の通り
・それが最近は社内の文書の英語比率が上がり、管理職にはTOEICの受験が義務付けられた。
・英語のスコアが昇格要件に加わる日もそう遠くなさそう
・自動翻訳ツールに期待してたけど、今のところまだ精度が低い
・その和訳を読んでも、かえって意味がわからない、なんてことが多い
・TOEICの勉強を久しぶりにした方が良さそう
・でも、TOEICの試験内容と実務で使う英語表現はけっこう異なる
・英語での研修の機会や社内の英語文書を通じて、実務で使う範囲の英語表現をこれまでより積極的に習得するよう意識しようと思う

英語の勉強をしようかな、どうしょうかなと迷っているビジネスパーソンの方のご参考になればいいな。
一緒に頑張りましょう!

子供の英語教育について思うこと

・先日、ある女友達と子供の英語教育について話した
・彼女も私と同じように英語の英才教育を受けたわけではないけれど、英語をまあまあ使えるレベルで日本企業に就職した
・海外案件が多い職場なので、いつも世界中を飛び回って仕事している
→短期の出張も、長期の駐在もあり
・ビジネスの大事な場面(巨額の契約の内容を確定する段階など)では通訳が付く
・英語の細かいニュアンス理解やネイティブレベルの発音で話せる必要はない
・相手も英語のネイティブスピーカーじゃないから、細かいことは気にしない
・話の内容が通じればok

子供の早期英語教育について思うこと
・早期英語教育によって、英語をネイティブのように話す口・耳を作ることが出来るらしい
・英語圏で英語だけで働くなら、このレベルの英語力があることが望ましいのかも
・でも、ワールドワイドに働くなら(つまり、英語のノンネイティブの人たちと働くためのツールとして英語を使うレベルなら)、早期英語教育は必要ないというのが実感
・早期英語教育には時間もお金もかなりかかる
・このコストをかける必要性を、子供が小さいうちはわからない
・それよりも第一言語になる日本語の力をつけてあげたい
・日常会話の中で、あるいは読書習慣など

まとめ

今回のお話
・バリバリの日本育ちである私の子供の頃の英語学習経験
・私の会社員生活のなかでのビジネス英語の必要性
・子供の英語教育について思うこと

皆さんはどう思いますか?
必要なスキルは人それぞれの生活環境によって変わりますよね。
大人はある程度自由に自分の環境を変えられますし、必要なスキルを判断して、自分で努力して身につけていけると思います。
でもまだそれが出来ない子供に、親として私がどんなサポートをしてあげたらいいのか、悩みます。
時間もお金も限られてますし。
取捨選択、優先順位をつけるのが難しい。

私のチャンネルでは常にレターを募集しています。
今回のお話に限らず、何か思うところなどありましたら、お気軽にコメントやレターを頂けると嬉しいです。

聞いてくださるみなさんと一緒に、暮らしをもっと明るくしていけるような学びや気づきをシェアしたいと思います。

それではまた。ゆうかでした。


※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
興味をもってくださった方は下記のリンクから、ラジオをお聴きください。
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