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【毎日108】『108』といえば、『煩悩の数』!

こんにちは、優花です。私は精神障害を併発していて、毒親サバイバーの経営者です。毎日楽しく、幸せに生きています。


毎日noteも『108日目』を迎えました。『108』と言えば、『煩悩の数』ですね!

日々、煩悩と闘っておられる方も、多いですね!笑

さて、煩悩とはいったい何で、なぜ108あると言われているのでしょうか??

【煩悩とは】

煩悩とは仏教上の言葉で、人を苦しめ、煩わせる心・悟りに至る道を妨げる心のことを指します。

【煩悩の数】

煩悩の根本に三毒がある。人生においてどのような局面がどのような煩悩となるかをよく知る(遍知)ため、後代にそれを細かく分析し修習の助けとしたものであり、「数」を突き詰めれば無限にあると考えられる。このため、「稠林」(森林のように数多の煩悩)とも表される。
俗に煩悩は108あり、除夜の鐘を108回衝くのは108の煩悩を滅するためと言われるが、実際には時代・部派・教派・宗派により数はまちまちである。小は3にはじまり、通俗的には108、大は(約)84,000といわれる。

葬儀屋さんが、『煩悩』について解説してくれています。

【煩悩の数が108もある理由1】人間の五感や心が煩悩をつくる

煩悩の数が108もある理由の1つは、六根(人間の五感や心のこと)があるためです。
六根とは耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)のことです。
六根の働きにより生み出される六塵からさまざまな感情が起こります。
例えば、耳で何か自分にとって嫌なことを聞いたりすると、ネガティブな感情が沸き起こってきます。
また感情は好(こう)・悪(あく)・平(へい)に分けられ、さらにそれぞれ染(せん)・浄(じょう)に分けられます。
さらに染(せん)・浄(じょう)の感情も過去・現在・未来の3種類に分類することが可能です。
分類された感情の数として、六塵(6)×好・悪・平(3)×染・浄(2)×過去・現在・未来(3)を計算すると108となります。

【煩悩の数が108もある理由2】人間を苦しめる心が原因となっている

二つ目の理由は、人間には十纏(じってん)と呼ばれる悪い心があるからです。
「纏」という漢字は「からみつく」という意味があります。そのため人を苦しみで縛る煩悩と同じ意味として捉えることができるでしょう。
十纏は無慚(むざん)・無愧(むき)・嫉(しつ)・慳(けん)・悔(け)・眠(みん)・掉挙(じょうこ)・惛沈(こんじん)・忿(ふん)・覆(ふく)の10種類に分類することが可能です。
また九十八結(くじゅうはっけつ)も、人間を縛り付ける煩悩のことで98種類あると言われています。十纏の10の数と九十八結の98の数を合わせると108になります。

【煩悩の数が108もある理由3】四苦八苦という仏教の考えによるもの

最後に3つ目の理由は、四苦八苦の言葉にあります。四苦八苦はことわざとして有名な言葉ですが、仏教が始まりです。
本来の意味は人間によくある8種の苦しみのことです。8種類の苦しみは生・老・病・死の根本的なものと、4つの人生である愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦から成り立っています。
四苦八苦は4×9+8×8×9という計算式に変えると108となり、これが煩悩の数になっています。

ここで、日本人の大半がなじみがあると思われる、あるお経が浮かんできますね。いわゆる『般若心経』です。

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これ、インド→中国の言葉を日本語的な漢字に訳されていますので、漢字の意味を追っていると、案外わかりやすいお経ですね。

上記の葬儀屋さんの解説と合わせると、『煩悩』について、日本人が古くからどのようにふるまってきたかが、わかるような資料(お経)です。

まあ、『煩悩』は仏教用語とされていますから、仏教のお経が思い出されましたが、仏教以外の宗教も、この『いわゆる煩悩』について、様々な対応を取っているようです。

・・とここからは、長くなりそうですので、今日はこのあたりで。それでは、また別のnoteでお会いしましょう!


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