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IT企業勤務広報。広島生まれの関西人。転勤族の娘として各地を転々とし、現在は東京住まい…

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IT企業勤務広報。広島生まれの関西人。転勤族の娘として各地を転々とし、現在は東京住まい。地方話、転校 / 転勤、キャリア、恋愛や結婚などについての話を中心にエッセイテイストで書いていこうと思います。

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  • ゆかりんの読書メモ

    読書メモ、つぶやきをまとめます。

  • 転校生シリーズ

    幼稚園で1回、中学校で1回、高校で1回転校し、その後社会人になって自分も転勤した私のエッセイです。

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バリキャリと東京に憧れた私の、はじめての一人暮らし

バリキャリウーマンに憧れて、新卒で総合職の仕事に就いた。全国転勤のある会社で、当時神戸の実家に住んでいた私は東京で働くことを希望していたが、配属先は大阪。人事との面談でも「東京で営業をやりたいです」と伝えたのに、「大阪で内勤」という配属発表に悔しい思いをしたことを、私は今も覚えている。 (ただ、今となっては配属はこれで良かった、と思っている。やっぱり人事の人って見る目あるんだな・・・この話はまたいつか。) そんな私の父は営業職で、全国に営業所があったため転勤が度々発生した

    • 「シュガータイム」 / 読書メモ

      小川洋子さんの「シュガータイム」を読みました。 通勤時間でちょこちょこ読み進めていたのですが、スーパー銭湯に持ち込んで本格的に読み始めたら止まらなくなってしまった・・のがこの作品です。 登場人物は大学生たち。大学生4年生の主人公、大学院生の彼(付き合っているのかは?)、主人公の弟、友人、家族など。 本作では、主人公の女性が過食になったり、弟にはとある障がいがあったり、少しずつ設定にいわゆる「ただの普通」との違いがあります。 そしてそれとは別に、主人公と彼の関係の、本人

      • マーケティングとは「組織革命」である。 個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド / 読書メモ

        『マーケティングとは「組織革命」である。 個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド』を読みました。 読んだきっかけは、森岡さんが出演されていた「林先生の初耳学」! もちろんあのUSJを立て直したマーケターとして存じ上げていましたが、林先生と話す森岡さんが穏やかで、聡明で、愛らしくて(?)、数学力で鍛えたマーケティング力「おおーっやっぱり森岡さんの本読みたいなー!!」と思ったのでした。ああ、ミーハーな私。 この本は下記の3部構成です。3つ目の特別対談はちょっとおまけっぽい感

        • 楽園ではなくともかけがえのない場所〜「おかえりモネ」から感じる故郷〜

          タイトルをすごく迷ったnoteを書く。※一部「おかえりモネ」のネタバレを含みますのでご了承ください。 NHK朝ドラ「おかえりモネ」をご覧だろうか?私はなんと70話あたりからハマってしまい、今や熱心に観ている。過去回は時々サンドイッチマンのまとめ回(土曜放送回)の再放送で追いかけている。ありがとう、サンドイッチマン。土曜が再放送及びまとめになったのは最近と聞いて驚いている。朝ドラ事情、奥深し。 「おかえりモネ」の主人公・百音(ももね)は、宮城県・気仙沼出身。東京で気象予報士

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        バリキャリと東京に憧れた私の、はじめての一人暮らし

        • 「シュガータイム」 / 読書メモ

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          「THE やんごとなき雑談」読書メモ

          俳優の中村倫也さんのエッセイ「THE やんごとなき雑談」を読んだ。 私の妹が中村さんのファンで「倫也(呼び捨て)の本が出たから買った!」というので、借りたのである。妹は普段私より本を読まないのに、この本については「姉ちゃん、貸すから早く読んで!!」と食い気味に言ってくる。借りてからも「ねえ、どこまで読んだ?」とLINEでしつこく聞いてくる。読書量と反比例して圧すごくない???とじんわり苛立ちながらページをめくった(中村さん、ごめんなさい)。 ダ・ヴィンチの連載エッセイをま

          「THE やんごとなき雑談」読書メモ

          「鉄の骨」 / 読書メモ

          父が池井戸潤さんの作品が大好きで、ほぼ全作品購入して読んでいる。 「鉄の骨」はそんな父のコレクションの中から、オススメされて借りたものだ。半沢シリーズなどと異なるのは、672ページと分厚いこと。読書家ではない私はなかなか手をつけられず、読み始めるのに時間がかかったが、読み始めてからはあっという間だった。 「鉄の骨」のテーマは「談合」だが、池井戸作品らしく会社組織、業界の悪しき構造、そして恋人との関係など様々なテーマが絡み合い、難しいテーマを登場人物がそれぞれの立場で解説し

          「鉄の骨」 / 読書メモ

          目標に向かって進めない人へ〜リバータイプも悪くない〜

          「青木さんって、リバータイプですよね」と言われたのは、つい先日のこと。 キャリアについてのタイプの話だったのだが、恥ずかしながら自覚がなく、少し調べてみると、物事に対する考え方やキャリアの重ね方として「リバータイプ」と「ゴールタイプ」があるらしい。 「ゴールタイプ」はその名の通りゴールを設定し、そこに向かって突き進んでいくタイプ。計画的だ。自分は将来こうなりたい、という目標を掲げ、そこを目指していく。評価というものがつきまとうことが多い組織人としての働き方では、ゴールを上

          目標に向かって進めない人へ〜リバータイプも悪くない〜

          服をネットで吟味して、注文して、受け取って、袖を通す。

          なんだかセンスのないタイトルを付けてしまった。 「コロナ禍」という文字を目にするのも苦しい。緊急事態宣言も延長されている中で、鬱々とする気分。「そうだ、服を買おう。」経済を回す、という大義名分も自分の中にあった。 「外に出るときにすぐ着ることができるワンピースがいいな。オシャレだけど、ガンガン洗えるやつ」 そんな感じで目的と着用シーンはハッキリしていて、以前六本木にショールーム店舗を出していたことが印象に残っていて、元々好きなファストファッションブランド「ZARA」。こ

          服をネットで吟味して、注文して、受け取って、袖を通す。

          今、みんな辛い。みんなが大変だからみんなで協力し合おうよ、という心持ちが大事なんじゃないかなと思う。みんな大変、あなたも大変、そして、わたしも大変。そこに区別はいらないんじゃないだろうか。 私は悲しい知らせを聞いていられなくて、ニュースを観るのをやめました。それでもいいと思う。

          今、みんな辛い。みんなが大変だからみんなで協力し合おうよ、という心持ちが大事なんじゃないかなと思う。みんな大変、あなたも大変、そして、わたしも大変。そこに区別はいらないんじゃないだろうか。 私は悲しい知らせを聞いていられなくて、ニュースを観るのをやめました。それでもいいと思う。

          10年間私の心を捉えて離さない「Number761号」の表紙 #プロの文章術

          今日noteさんのオンラインイベント #プロの文章術 を聴講しました。 ジャーナリストの赤石 晋一郎さんと、文藝春秋 編集者の村井 弦さんがゲストの、とてもとてもタメになる、タメにしかならない文章力講座でした。見逃した方はYouTube(後日upされる予定)もしくは村井さんのnoteでぜひ。 この勉強会で「プロの仕事術」を学んで、ふと思い出した雑誌の表紙がありました。それは、村井さんも所属されている文藝春秋が発行する「Number」の761号。2010年9月2日発売。なん

          10年間私の心を捉えて離さない「Number761号」の表紙 #プロの文章術

          「やめるときも、すこやかなるときも」 読書メモ

          Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さん主演でドラマ化された「やめるときも、すこやかなるときも」、ドラマが良かったので原作も読みたくなり、購入しました。購入した本屋さんも今は新型ウイルスの影響でお休み中。営業再開できる日々が戻ってくることを願います。 さて、こちら読んだ感想は「独身女子、共感する点多いんじゃないの」ってこと。女優・奈緒さんが演じたヒロインの桜子ちゃんは、独身32歳。家庭がちょっと大変で、家にお金を入れている。妹はもう結婚していて子どももいて、自分とは違い明るくて

          「やめるときも、すこやかなるときも」 読書メモ

          おつかれさま、の魔法

          金曜日、先に備えて食料を買いに出た。個人経営のパン屋さんで食パンを買いお会計が終わった後、お店の方に「本当大変なことになりましたよねえ、お仕事とか生活とか大丈夫ですか?」と声をかけられた。50歳前後くらいだろうか、目元を彩るブルーのアイシャドウが似合う、女性の方。 私の会社は在宅勤務もできるし、こうしてお店もあけてもらっているから今のところ生活はできていますが不安ですね、と返したら「スーパーとか物なくなってそうですよね、今までの経緯でみんなこうなること(物がなくなること

          おつかれさま、の魔法

          「仕事はもっと楽しくできる」ONE JAPAN / 読書メモ

          この本をプレゼントしてもらい、読みました。 「ONE JAPAN」とは、大手企業の若手有志が参加するコミュニティです。共同発起人である、パナソニックの濱松 誠さんが代表を務めておられ、26社120人よりスタートし、現在では50社1200人が集まっているそうです。すごい。「ONE JAPANハッカソン」の実施、マインドフルネス瞑想ナビロボット「SHIRO-MARU」などを生み出し、若手イノベーション創出団体とも言えるでしょう。 様々な大企業の若手社員が集まる場ってなんだか凄

          「仕事はもっと楽しくできる」ONE JAPAN / 読書メモ

          「天才を殺す凡人」読書メモ

          この本を友人からプレゼントしてもらい、読みました。 「夢をかなえるゾウ」スタイルで進んでいくので、やや好き嫌いはありそうですが、私は新幹線の中でほぼ読み終えました。 ああー自分はどうしようもなく凡人なんだなーと思うと同時に、「この分野やこういう仕事についてだけは秀才なのかも?」と思ったりもしました。 何より、天才が孤独な理由が少し理解できた気がしてそれが嬉しかったかな。自分と比較的境遇な似た人のことだってわからないのに、才能や立場や状況が桁違いに違うともっとわからない。

          「天才を殺す凡人」読書メモ

          「内定取り消し」がツイッタートレンド入りしていた。 しかし、2000年代初頭よりも、リーマンショックの頃よりも、転職は当たり前になり、考え方も価値観も多様化した。どうか、結論を急ぎ過ぎず諦めないでいて欲しい。会社も、働き方も、情報も知見もたくさんある。大人を頼って欲しい。

          「内定取り消し」がツイッタートレンド入りしていた。 しかし、2000年代初頭よりも、リーマンショックの頃よりも、転職は当たり前になり、考え方も価値観も多様化した。どうか、結論を急ぎ過ぎず諦めないでいて欲しい。会社も、働き方も、情報も知見もたくさんある。大人を頼って欲しい。

          転校生だった頃(幼稚園〜小学校編)

          私はいろんなところで自分が転校生だったことを声高に話している。それだけ自分のアイデンティティであり、認めて欲しい部分なのだろうと思う。35年生きても未だに燻っている気持ちを今日はここに吐き出してしまいたい。転校経験がある人に読んでもらえたら嬉しいし、ない人にもぜひ感想を聞かせて欲しいと思っている。 私が転校したのは、「年長になる時」「中学3年になる時」「高校3年になる時」だ。小学校は6年間同じところに通ったので、転校生界隈からは顰蹙を買うかもしれない・・・が、中高を2校ずつ

          転校生だった頃(幼稚園〜小学校編)