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伊豆山土石流災害の記録

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2021年7月の記事一覧

僕らを頼ってください(100/1000)

僕らを頼ってください(100/1000)

今夜は、応急支援団体のCivic Forceさんと出会い情報交換ができました。

発災以降、7/5から熱海入りして市民の方々に声を聞き寄り添っての支援してくださってるそうです。

熱海ではいままでにこのような支援活動してくださってるようです。本当にありがとうございます。

「これから、熱海市の民間団体と連携をとりながら支援させていただきたい」
「どうか僕らがいるうちに頼ってください」

と力強いお

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被災地からのメッセージ(99/1000)

被災地からのメッセージ(99/1000)

先日、7/28(水) 19:00- に「伊豆山災害支援チーム」災害支援活動の報告会が実施されました。

7/3の熱海伊豆山で発生した土石流災害以降、民間で立ち上がった伊豆山災害支援チーム。熱海の団体・企業・商売が垣根を越えて結成されました。熱海キコリーズを代表してわたしもこのチームに参加してきました。

週に2回の情報交換会を行い、この未来創造部さん率いる災害支援チームから生まれたが数多くの支援も

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熱海の団結力がすごい(98/1000)

熱海の団結力がすごい(98/1000)

7/3に熱海市伊豆山エリアで発生した土石流災害から23日経ちました。

今回の伊豆山土石流災害できるだけ地元力地元コミュニティを中心に動いて行ってくださればと考えています。

そうおっしゃるのは、OPEN JAPANのH氏。

災害時のケアマニュアル(97/1000)

災害時のケアマニュアル(97/1000)

7/3の熱海市伊豆山で発生した土石流災害から、23日経過しました。

静岡県保健衛生部が作成した、『災害時のメンタルヘルスケアマニュアル』を先日、めぐさんにシェアいただきました。

このマニュアルはいままでの日本の災害からの経験がマニュアルに凝縮されていました。被災地の方々がどんなストレスを抱えるかが時系列に書いてあり、その方々への適切な対応、つまり「寄り添い方」が書いてあります。

自分がこんな

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ゼロから始められる(96/1000)

ゼロから始められる(96/1000)

7/3に発生した熱海伊豆山の土石流災害から約3週間。22日が経ちました。
きょうの #電車の車窓から の熱海伊豆山のようす。30℃を超える灼熱な天候の元、本日の捜索活動や復旧活動ほんとうにありがとうございます。

先日行われたオリンピック開会式について。
さとなおさんの『ゼロから始められる』はとても勇気と希望をもらえるメッセージでした。

いろんな境遇・立場のみんなが救われる投稿に感動しました。

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重機での捜索、間伐材が支える(95/1000)

重機での捜索、間伐材が支える(95/1000)

熱海・土石流 発生から3週間。

『重機での捜索 間伐材が支える』として、昨日炎天下の中、丁寧な取材いただきました。

夏の森は割と涼しく、粛々と活動中で。放置林の間伐をしその材を熱海市内で活用いただくようにしてます。

先日の、自衛隊の方へのご支援にて。
「通常は製材した間伐材を街で使ってますが、今回予期せぬ形で活用いただきお役に立てたのなら嬉しいです。」

1日も早い行方不明者の発見とキコリー

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災害から19日目の熱海伊豆山(94/1000)

災害から19日目の熱海伊豆山(94/1000)

2021/7/22。今日は海の日。
熱海伊豆山土石流が発生した7/3から
早いもので19日経過。

現時点で、行方不明者がまだ9名もいらっしゃいます。昨日も1名の方の身元が判明し、これまでにお亡くなりになった方は19名に。

心よりご冥福をお祈りします。

昨日は医療従事者の方や被災地支援活動中の方々とも情報交換しました。どこも根気のかかる作業が続いているようです。
facebookのわたしの投稿

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熱海伊豆山情報局、開設(93/1000)

熱海伊豆山土石流災害から18日。
もう関東のメディアではあまり報道も静かになっているかもしれまんが。
あと9名の安否不明者の方々の
救助活動はつづいてます。
ボランティアはじめ、様々な民間の支援も
はじまりつつあります。

この静岡エリアではずっと日中
熱海伊豆山土石流のニュースが流れてます。
1か月...と経っていくと情報が薄くならないように情報局にしがみついて
この耳で目で確認しながら。
情報

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がんばる、アタミの若者たち。(92/1000)

がんばる、アタミの若者たち。(92/1000)

熱海伊豆山の土石流発生から17日。
がんばるアタミの若者たちをたくさん見てきた。

被災し、ホテル暮らしの高校生たち

被災した高校生たちは、熱海市内のシェアワーキングスペース Club Hublicで放課後の勉をし、非日常な事態をぐっと飲みっ込みながら精いっぱい生きている。ここでは、オトナたちが勉強をおしえたり、シェアスペースオーナーのめぐさんがPCを貸したりと。年代や環境に関係なくみんなが心地

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精いっぱいのおもてなし、いたします(90/1000)

精いっぱいのおもてなし、いたします(90/1000)

熱海伊豆山の土石流災害から約2週間経ちました。長いようで短い、15日間。

非日常と日常の間で揺らぎながら暮らしてます。
こちらは今日の8:00amの熱海伊豆山のようす。

自衛隊・警察官・消防団の方々が街に同居していただきながら過ごす非日常。非常に難易度の高い捜索活動、本当に頭が下がります。
先日上がっていた東京消防庁のyoutubeにもあるように胸の位置くらいまでの泥や瓦礫を掻き分けながらの捜

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日常を振り返り、生きる(88/1000)

日常を振り返り、生きる(88/1000)

3年前の今日は、熱海ではこがし祭りでした。

わたしたちは熱海キコリーズメンバーや友人と、熱海市内の和田浜南町の山車を引いて。
とにかく楽しかったなぁ。地元の方々と交わって一体化できた経験。

こがし祭りは、去年はコロナの影響で中止に。
今年も中止に、この伊豆山土石流災害もありましたし。

熱海市はサンビーチも他の海水浴場も海開き無し。まだ安否不明者の方々が多くいらっしゃいますし、自衛隊の方々への

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心温まる、未来への希望が見える朝(87/1000)

心温まる、未来への希望が見える朝(87/1000)

先日、偶然が重なり。
NPO法人熱海キコリーズの『森を守る』活動が、間接的に『熱海の街を、人を助ける』活動に繋がったのには、大変驚き感動しました。

その様子を読売新聞朝刊・静岡県板にとりあげていただきました。

重機を使ったがれき撤去作業において、7/11から早速ご活用いただけてたようで安心いたしました。

陸上自衛隊の広報担当者の
「地元の丸太のおかげで、格段に効率が良くなった。諦めずに救出活

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被災者が被災地を救う光景(86/1000)

被災者が被災地を救う光景(86/1000)

伊豆山土石流災害から11日。

あっという間で短いようで長く、大変濃い、非日常と日常が過ぎてゆきます。日々刻々と変化する情報や状況を目の前でじっと見るのが精いっぱい、情報を追いかけ大事なものはSNSや友人にシェアしたりで精いっぱい。

1日、1日が消化されきらないまま、次の日がやってきます。なので、「いまこの瞬間を忘れてはならない」という感情でわたしはnoteに綴っておきたくおもいます。自分への教

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助けを求められた時、動ける心身の準備を(85/1000)[熱海土石流災害]

助けを求められた時、動ける心身の準備を(85/1000)[熱海土石流災害]

「直径15センチ以上の4メートル材ある?」
7/11。急に緊張感あるお電話が、熱海伊豆山土石流に対応されている市役所・神尾さんから入りました。

わたし達はそのときちょうど、NPO法人熱海キコリーズとして、お手入れしている森が大雨の影響を受けていないか確認していました。
森にいたのでご依頼の材があるかどうかすぐに確認することができ。製材所に出してない、4メートル材が奇跡的に充分あったのです。(いつ

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