モンテッソーリ教育との出合い:家庭での実践
こんにちは。ほぼ卒育したyukaです。
今回は、私が子育てで大切にしてきたことの一つである、「好奇心が能力を引き出し育む」についての2回目記事です。
【#1】の前回はタイトルどおり、子ども達は生まれた瞬間から学びたい欲求に満ちており、目は未知の世界を見つめ、手は探索の手段として機能させながら生まれた環境にうまく適応できるよう 素晴らしい能力を自然に与えられて生まれてきていることを書きました。
今回は、子ども達のそんな素晴らしい内に秘められた自然の能力を引き出し育む方法として、私が出合ったモンテッソーリ教育の魅力に少しだけ触れようと思います。
◆モンテッソーリ教育の基本原則
モンテッソーリ教育は、20世紀初頭にイタリアの医師で教育者でもあったマリア・モンテッソーリによって提唱されました。その基本原則は、子どもが自ら学ぶ能力を尊重し、環境や教材を通じて自発的な学びを促進することにあります。具体的な学習環境や教材の設計において、子どもたちの好奇心や能力を最大限に引き出す工夫が凝らされています。
自己指導と自発的な学び
子どもたちの自発的な学びを尊重し、自己指導能力を伸ばすことを重視。自由な選択と探求
子どもたちに自由な選択機会を提供し、個々の興味に基づいて学びを進める。独立性と自己調整力
子どもたちが独立して活動し、自分で課題に取り組む力を育む。敏感期を活かす
子どもたちの発達における敏感期を理解し、その時期に最適な学びを提供する。環境の重要性
良く整備された環境が学びに重要であり、子どもたちが探求しやすい場所を整える。手を使った活動と感覚刺激
手を使った具体的な活動や感覚刺激を通じて、抽象的な概念を理解しやすくする。社会的な共同体
教室内での協力やコミュニケーションを通じて、社会性や協力のスキルを育む。尊重と愛情
子どもたちを尊重し、愛情をもって接することが、安定感や自己肯定感の構築に寄与する。
これらの原則がモンテッソーリ教育の基盤をなし、子ども達の個々の発達に焦点を当てています。
詳細を知りたい方はこちらのHPを参照にされるとよいかと思います。
◆家庭で手作り実践したモンテッソーリ教育
子ども達の生きる力を活かせるような育ちの環境を、家庭でどのように整えていけばよいのか悩んでいた頃に知ったのが、モンテッソーリ教育でした。
モンテッソーリ教育関係の書籍は多数でており、それらを読み漁りつつ家庭で常に意識していたのは
【子ども達が自分で判断し実行し、その過程から何かを吸収する】
というような具体的な生活の練習でした。
モンテッソーリ教育の基本原則を家庭で実践しながら理解していき、子ども達の敏感期に応じて教具などを子ども達と手づくりしながら楽しんでいたのを思い出します。当時、記録していたブログ記事から画像を一部抜粋してみました。懐かしい~~(^^♪
◆子どもの活動をみる態度
大人は子どもの特性をしっかり見抜き、一人ひとりの子どもの可能性を引き出してあげる必要があります。その際に大切なことを、相良敦子さんの書籍『ママ、ひとりでするのを手伝ってね』から抜粋し、まとめたものを以下に記しておきます。
今振り返ってみても、モンテッソーリ教育の価値観に出合えたことは、親子関係がスムーズになり、共に心豊かに成長してこれたなと実感しています。
◆参考書籍
最近は新たなモンテッソーリ教育関連の書籍が増えていますが、私が参考にしていた上記画像の書籍を紹介しておきます。
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