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生まれた瞬間から学びたい欲求に満ちている

こんにちは。ほぼ卒育したyukaです。
(卒育って言葉を今日初めて知りました。)
今回は、私が子育てで大切にしてきたことの一つである、「好奇心が能力を引き出し育む」について何回かに分けて書こうと思います。

一般的に〈教育・子育て〉といえば『教えるもの・強制するもの・与えるもの』とイメージされがちですが、私が大切にしてきた本来の教育・子育てとは『子どもが持っている能力を親(大人)が引き出し育んでいくこと』です。では、どのようにして子どもが持っている能力を引き出してあげればよいのでしょうか?何回かにわけて記事にしようと思います。



◆自然が人間に与えた普遍の能力◆

私の子ども達は現在成人してますが、赤ちゃんの頃を少し思い出してみると、とっても愛くるしかったのと同時に以下のような行動に悩まされた時期もありました。

・ティッシュケースを見ると必ず、ケースの中が空になるまで延々とティッシュを出し続けてました。
・トイレに入ると、トイレットペーパーを芯だけになるまでカラカラと引っ張り続けてました。
・箪笥の引き出しを開けられるようになると、中の衣服を全て出してしまい、その後手あたり次第いろんなものを突っ込んで閉めたり開けたり、そしてまた出してを繰り返してました。
・洗面台の収納扉を延々と開けたり閉めたりを繰り返してました。
・手に触れるもの全てを口で味わってました。
・物を叩いて音がするとわかると、何度も叩き続け音を鳴らしてました。

などなど、その他にも年齢に応じてまだまだ沢山ありますよね。
大人には無意味に思える事にこだわったり、何かに夢中になって頑なに動かなかったり、なだめてもすかしても絶対にいうことを聞かなかったり。。

このような子ども達の行動は、大人に余裕がない時などには「困った行動」と感じイライラして、反射的に叱ってしまうことがあると思います。私も最初はそうでした。でも子ども達のこのような行動は、実は【生きる力】を育む意味のあるとっても大切な行動だったんです。


◆五感をフルに活用して学んでいる◆

長男を育てている頃にmixiが流行り出し、それと並行してブログも流行り出しました。私もその流行りの波にのまれて育児ブログを書こうと、子ども達との体験を記録に残すため、子ども達の遊びに一緒に参加していました。

そうすると、子ども達を観察し子ども達の目線で物事を見るので、一緒に面白がることができると同時に、なるほどなぁ~と感じることが増えました。
そして、先述した子ども達の行動の全ては、生まれて初めて触れるこの世界の物事を、五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)をフルに活用して、この世界の全てを知ろうと学んでいるんだなとわかるようになりました。

大人には無意味に思えた子ども達の行動も、生きる為に大切なプロセスを経ているということに気付くと、子育てが楽しくなります。

今の時代は、YouTubeやInstagramなどのSNSで、お子さん達の記録を動画で残せるようになりましたね。子ども達の発する言葉・表情・行動がみるだけでよくわかります。子ども達は生きる事に夢中になって楽しんでいますし、大人の言葉や行動を習得するため、驚くべき観察力と吸収力で模倣しながら成長しているのがよくわかります。

それはつまり、人間は生まれた環境にうまく適応できるよう そのような素晴らしい能力を自然に与えられて生まれてきているということです。

そんなことが分かり始めてきたころに出合ったのが、モンテッソーリ教育法です。次回はモンテッソーリ教育法について簡単に記事にしたいと思います。

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