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【展覧会】第35回東京都障害者総合美術展

西武池袋本店で開催されていた「第35回東京都障害者総合美術展」に行ってきました。この展覧会は、障害のある方の作品を発表する場を設けることで、芸術文化活動への参加機会をつくること。優れた才能の発掘や育成を通じて生活をより豊かにすること。社会参加を促進することで障害者に対する理解や認識を深めることなどを目的に東京都が主催しています。

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東京都に在住している障害のある方を対象に、絵画・造形・書・写真の4部門から作品を公募する形式で、35回目となる今回は554点の応募作品から審査を経て入選した約180点の作品が展示されていました。

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個人的にとても印象に残ったのは、伊藤賢士さんの『立姿のひと』という作品。なんとも力強いラインで女性の裸体が描かれています。独特な構図や色彩にも目を惹かれます。両腕をあげて直立しているようにも見えるし、首を傾げて見ると、緑が生い茂る草原に横たわっている姿にも見えるような。

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過去に出展されていた展覧会を調べてみると一貫して女性の身体を描かれていることが分かります。いつかまた別の作品も見てみたい。

「第35回東京都障害者総合美術展」
会期:2020年9月2日(水)~9月6日(日)
会場:西武池袋本店7階(南)催事場 特設会場
入場無料


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