読書録:7つの習慣 - 人格主義の回復 - 第二章 第一の習慣

こんにちは。

表題の箇所を昨日読んだので、思ったことをまとめます。


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この節のタイトルは「主体的であること」

基本的には、「自分が変わることで、間接的に相手や周囲の環境が変わっていくよ」っていう話。

第一章第二節の「インサイドアウト」とほぼ同じだと思う。

例が沢山あった。

興味深かった話は、「自分に起こった出来事に対してどのような感情を抱くかは自分の選択次第で決まる」というやつ

自分の場合:

最近ユニットバスの便座が割れた。自分はそこで「なんか割れてるウケるww」って思ってたので、Twitter映えだと思って面白がっていた(割れたことに対してポジティブに考えることができていた)が、「割れちゃった…だる…」って思えばネガティブに捉えることもできる。


「過去はどうしようも無い」という話もあった。「過去は影響の輪の外にある、ということを認識すべきである」というやつ。

過去の出来事を悔いてしまうのではなく、その出来事を踏まえて今何ができるかを考えようという感じ?

自分の場合:

男性として生まれ、男性として育てられ、男性として交友関係を築いてきた過去は変わらないし、もっと早くカミングアウトしていれば、もっと早く性別移行を始めていれば、と考えても、これから先の人生に何も影響は与えない。これらの過去を踏まえた上で今何ができるかを考えなければいけない。性別移行に関しては今はある程度満足しているから、今後何を悩むことがあるか考えると、例えば老化対策(アンチエイジング)は重要なことではないかと考えられる。そのために食事に気をつけることは、将来の後悔を減らすために役に立つだろうと考えられる。


「言葉に耳を傾ける」という話があった。

本文にあった例では、「テニスの合宿に行かねばならないから授業を休む」というのではなく、「テニスの合宿に行くことを選択するので授業を休む」と言いなさい、みたいな話が挙げられていた。

・言語論的転回を念頭におけば、このような「単純な言い換え」によって話者の認識に変化が生じていると思われる。「行かねばならない」と言っていた時点では「義務」のようになっているが、言い換えた後では「選択の結果」という認識に変わる。

・心理学的には、「自分で選択しているのだ」という感覚、自己選択感を持つことは、幸福度の向上に良い影響を与えることが知られている。

これらの観点から、本文に挙げられていた例のような言い換えは、自分の生活でもぜひ気をつけたいなと思った。

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