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有能さを「示す」と「伸ばす」について

こんにちは!ゆうじろうです!



皆さんは目標達成行動を起こす時の価値について、どのように感じますでしょうか?



自分の有能さを「示す」ことに価値を感じるのでしょうか?



自分の有能さを「伸ばす」ことに価値を感じるのでしょうか?



自分の有能さを「示す」ことに価値を感じる場合

・他者と比較して上に行きたい。自分の能力の高さを誇示したい。など、自尊心に関心が向けられます。



自分の有能さを「伸ばす」ことに価値を感じる場合

・目標進捗の向上。困難の克服。自己の改善。など、自身の成長に関心が向けられます。



一般的には有能さを「伸ばす」のほうがポジティブな方向でパフォーマンスの向上が見込まれると言われています。



一方で有能さを「示す」に関しては、自分の自尊心を満たしたいといった動機を高めるが、成長よりも自尊心を優先させるため、必ずしもパフォーマンスの向上が見込めるわけでは無い。むしろ下がる危険性もある。と言われています。



皆さんはどう思いますか?



私は有能さを「示す」について、確かにそうだと思う反面、果たしてそうだろうか。と思うことがあります。



確かにそうだと思った理由

・有能さを示すための数値だけにこだわっても中身が伴ってないと結果評価されない。
・有能さを示すことに価値を置きすぎて有能さを伸ばす方をおろそかにしたら、その先長く続かない。



果たしてそうだろうかと思った理由

・自分の有能さを示す。という他者へのアピールが強いため、内容はともかく注目される可能性がある。
・圧倒的ナンバーワンになりたい!などの強い動機により、結果的に課題克服や自己の改善に関心が向けられる可能性もある。



結論

どちらも大切(現状の課題による)



という結論に至りました。



何事も成長段階では有能さを「伸ばす」方に価値を置く必要があると考えます。



そこから他者を巻き込んで何かを成し遂げていくには、有能さを「示す」方に価値を置く必要もあると言うことです。



例えば



将来の仕事のために今はスキルを磨いている時期だった場合、有能さを「示す」にはまだ早い。ど素人ですから。



今は有能さを「伸ばす」ことに価値を置いて活動していく。



やがて伸ばしたスキルを仕事にする時が来た場合は、今度は有能さを「示す」方にも価値を置いて活動していかないとお客様が来ない。



ずっと「伸ばす」ことだけに価値を置いて、物凄いスキルを身に付けたとしても、世の中に「示す」手段がなければ人は集まらない。



ずっと「示す」ことだけに価値を置いて、一時は人がたくさん集まったとしても、中身が伴っていなければ人は離れていく。



こう考えると、どちらも大切ですね。



他にも、まずは有能さを「示す」から入り注目を浴びながら同時に有能さを「伸ばす」という同時進行も可能かもしれません。ひとまず得た自尊心を維持したいという強い動機から自己成長に関心を向けることも考えられます。



以上の2点を意識しているかしていないかで目標への進み方も変わってくるのではないかと思うのです。



いずれ自分の有能さを「示す」ことを想定しながら



自分の有能さを「伸ばす」ことを意識して活動していきたいものです。



ちなみに

有能さを「伸ばす」ことが目標「マスタリー目標」
有能さを「示す」ことが目標「パフォーマンス目標」
と言います。



最後までお読み頂きありがとうございました!
今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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