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5+ 今井雄仁の略歴(解説入り)

ここまで見ていただきありがとうございます!

 不可能を可能にする発明デザイナーの今井雄仁です。
まず、今回の投稿は、長いです!
簡潔で良いよ!という方は、こちら(簡易版)へ

今井 雄仁(いまい ゆうじん)
・1985年1月 生まれ
みずがめ座
(みずがめ座は、発明の星座らしい)

小学生:新しいものを考えてつくるのが得意。
 暗記は苦手(漢字、年号、人物、などほぼすべて)
計算苦手。球技や走りは苦手、跳び箱鉄棒も苦手
(ほぼ体育の全てじゃん!)
理由が分かれば覚える。理解する(理科は理由が書いてあるので分かる)
読書が好きなので、国語は漢字以外OK

小学2年生からボーイスカウト(カブスカウト)入隊
なので、登山、ハイキング、キャンプ、薪を使った料理、など、
チーム戦略を使ったアウトドアゲームなどはかなり得意
(どれも学校では発揮されない!ので、
 学校では運動できない子。という扱い、、。)

・1996年(小学校6年)

自分の得意な「作ること」が人の役に立つ事を経験し
発明を仕事にすることを目指す。[記事あり]

小中学校の期間、ボーイスカウトで複数回、限界越えの体験。
(今後記事にする予定)

・中学生:科学はとても得意、数学はとても苦手!
 発明には、世界の情報が必要だと思ったが、英語も苦手!

2級章進級ハイキング

 工学系の科学者になるには。
「アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)がお勧め!」
という情報を、友達のお母さんに教えてもらって
「よし!目指そう!」と思ったが、数学と英語が、、。

 少なくとも英語は必要。なので、どうにかできる策を、、。
英語が苦手な自分は、環境を変えるのが良いのでは?
ニュージーランドにいった先輩に訊いてみよう。
通貨が安めで、のんびりした雰囲気で良さそう!

 中学3年生の時に留学を決意。
公立高校に直接編入すれば、安くいけるかも!
しかし、全く英語できないし準備に時間がかかる。

2000年・公立の高校へ進学
・高校1年:進路相談で、お世話になった先生は、
私が理系なのか、文系なのか、迷う。
なぜなら直近のテストで、生物学が学年TOP! 数学が学年最下位!!
国語の点数は良いが、英語の点数は悪い!

そのころ、気付きました。
発明を仕事にするには「権利化」っていうのが大事らしい。
ということを!
なので、知的財産権について勉強開始(独学)

 両親は当初留学反対であったが、
その後、母は賛成。
ありがたいことに、その後は
両親に協力してもらう事ができたので、
ニュージーランドの公立高校へ編入。

入学試験はない。ただし!
卒業試験を突破しないと卒業資格をもらえないという背水の陣!

・2001年~2003年(ニュージーランドの公立高校3年間。卒業まで)
 単身ホームステイさせていただき英語と他国の考え方を学ぶ。
なんと、ホストファザーは元ボーイスカウト指導者!

公園遊具のデザインという課題(NZ高校)

 また、そのころ気付きました。
成功する発明には共通点があるのではないか?
新しい発明は良いデザインがあると普及しやすい!ということ。

製品デザインを学びたい! アメリカか?ドイツか?
でも、日本の事をもっと知って、日本人として
世界に通用するデザイナーになりたい!


ふざけた写真の自分

 ということで、卒業後に帰国。
でも、ニュージーランドの学期終わりは12月
日本では受験は終了しています。

 そして、
美術大学を受験するには画力が必要だって!?
モノ作るのに、事前に絵を描かない自分はピンチ!

 さらに
私が目指したのは、製品デザインに最も強いと言われていた
多摩美術大学プロダクトデザイン専攻。
当時倍率15倍。しかも帰国子女枠で入学した日本人は無し、。
画力は一般入試と同じくらい必要。との事。

予備校に通わなければ突破不可能との事で、
美術予備校へ。

・2004年~10ケ月 美術予備校で描きの基礎を学ぶ。
(美術系大学受験の場合、科目は実技重視8割、
学科試験2割くらいの配分だけど、どちらも悪すぎると入れないらしい)

 予備校生の絵のレベル高い!
みんな浪人生だから、すでに1年以上特訓している!
なので、私の画力は、もう、下の下、、。

(ちなみに、美大の浪人は多い!
 大学や選考によるけど新入学生の半分かそれ以上浪人生)

予備校では、講評会があるたびに、残念な気分になる感じ。

 それでも、あきらめずに必ず受かるレベルまで上げようと。
予備校が休みの日も特訓!
なぜか、受験前の1週間で急に形がつかめる感覚がしてきました。

1日8時間デッサン練習(かなり後半の絵)

・2005~入学(多摩美術大学プロダクトデザイン専攻)
先生がたが言うには、「合否に迷った」というギリギリのライン。
デッサンが微妙だが、面接でなんとかなったようです。
帰国子女枠で初めての突破らしい。

最初の造形課題の一つ「スピード感」
(造形は得意)

 多摩美プロダクトは当時「日本の美術大学の中で最も忙しい!」
と言われるところで「あそこに入った友達は胃潰瘍になった」とか
「年に何人もつらくてやめる」という噂のところで、
入ってみたら実際そういう人もいる環境でした。

 私は、小中校と、恩師にお世話になったので、
教育にも携わりたいと思い、教員免許を取りたいと思っていました。
が、教職説明会で教員へ相談したところ、

 教職の先生「プロダクトかー。課題が忙しいから、教員免許取れた人いないんだよね。やってみてもよいけどお勧めしません。」
と言われてしまいました。

 「よし!やろう!」と決めた私は、
普通の方法では実現できないらしいので、
1年の時から、取れる科目をすべて取り、学校は、朝開く前に行き、
授業が始まる前に制作課題を進める!という戦略をとりました。

 月曜から土曜まで、ぎっしり授業と実習があり、
放課後は、週2回ほど合気道部。
課題提出のために徹夜も多いのですが、
日曜日や祝日は、ボーイスカウトの指導者として、アウトドア。

「月月火火木金金」とか言いながらやっていました。
しかし2年目の夏に問題が!(のちに記事にします)

2009年:卒業 +(専攻内初の教員免許取得)

 多くのクラスメイトは一流メーカーに就職する。
私も、就職活動で一流大手企業を第一志望にしていて、
実力試験を兼ねた合宿形式の選考会へ。

 しかし最終面接で
面接官「なぜこの会社のこの部門が良いの?」
「新開発と製品デザインがしたいからです。」
 「発明的な仕事が出来ればべつにここでなくても良いです」というような
意味のことを言ってしまい落選!(今思えば、そうなるよね!)

 そして「これからは磁力の技術がより重要になる!」と考え
(磁力にはまだ未知の事が多いという話を読んで興味を感じた)

・2009年 磁力の応用機器メーカーの開発・品質担当として就職 
磁力回路など、興味深い分野を、社内の専門書などを読みながら吸収
(会社のカギを持っていない社員では朝1番に出勤し、
 始業前に次週と掃除をしておき、磁力設計力を早めに身につけた。)

 しかし!時はリーマンショックという急激な不況時代。
アメリカ金融危機の影響で、顧客企業の設備投資が後回しになり
急激に勤め先の経営悪化。新規開発はほぼ無くなり、品質保証課へ配属。

 設計者が書いた図面から見えない磁力の流れを読み取ったり、
会社全体のものの流れを把握したり、とても勉強になった。

 しかし僅か6か月後に製造系部門自体が無くなる。
(全社員の1/3が退職しければならない)という事態になり退職。

 国の研修制度でCAD(コンピューター図面)を習いながら
転職活動をしながらこう思いました。

転職活動中の家具デザイン案

「発明とデザインがあれば最強!?」と思っていたけど

そうではなかった。
「経営力※」超重要じゃん!と考えるようになった。
しかも自分に合った転職先はなかなか見つからない。
※経営力もっと必要だと後日分かる。[記事追記予定]

・2010年 経営塾にて起業や経営について学ぶ
その中で、「発明デザイナー」という自分の立ち位置を決める。
発明デザイナーについて[記事]

・2011年 「回転翼飛行体」(新飛行方式)特許取得
      「株式会社発明デザイン研究所」設立

(すみません起業後のお仕事は、だいたい秘密保持案件です、、。)

 下記には、省略して書きますが、まだまだあるので、
[記事:分かりやすい実績はありますか?]
後々、秘密保持を保ちながら、
「難題の要望を、どういう考え方で実現したか?」という
発明デザイン思考の話も記事にしていこうと思います。

・2011年 初仕事!
「持ち運び可能な組み立て式プラネタリウムドーム」など

持ち運び可能なプラネタリウム

・2012年 公共安全系用金具等の試作開発など
 (今までと同じ強度、大きさ、だけど、新技術を取り入れ特許化したい)

・2013年 携帯用太陽光発電の試作開発など

設計した部品の一部

・2014年 資生堂センシングデザインコンテスト受賞など

・2015年 JAXAイノベーションハブ(月面・火星探査機)挑戦
など

低重力天体用電動台車案

・2016年 「着脱容易で不意に外れにくいボタン」 など

新ボタンシステム初期試作品

・2017年 特許「回転翼」「着脱容易で不意に外れにくいボタン」
 
・2018年 台東区少年少女発明クラブ 指導員(2年間)
 東京都市大学 講義 など

水陸雪上車!になるはずだったが、、。

2018年~  コミ―株式会社 新製品技術開発担当顧問
[記事:タナオス3] [記事:カメフク]

設計したタナオス3が活躍中!

2021年~総務省異能ベーション 破壊的挑戦者。現在挑戦期間中!


資格等 : 教員免許(中学美術・高校美術・高校工芸)
   人間工学準専門家・一級船舶免許・自動二輪免許・自動車免許

その他の自己紹介記事は「もくじ」から


これから、各事例や体験談についても追記予定です。


今日も読んでいただきありがとうございます!

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2004年に描いた バメラント
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私は、子どもたちの学びや気付きが世界を豊かにすると考えており、クレジットカード等を持たない方でも読めるように基本的に無料での記事公開をしております。また、発明デザイン研究所はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)への寄付を毎月行い、難民の子どもたちの教育機会を支援しています。