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10:事例「カメフク」

私が顧問先(コミー株式会社)にて開発した製品が密かに役立っています!

今回は、JR東日本様。福島、千葉、八王子と、採用される路線も増えてきているとの事。

その名も「カメフク」!

前回の、「タナオス」と同じように、こちらも使って下さる運転手さん発案のネーミングです。

さて、何に使う道具か?想像つきますか?

そう!カメラを拭くから、カメフク!

こちらは、運転手さん一人で運行する車両
(ワンマン車両)で主に使用する道具です。

連結が多い(長い)ワンマン車両では、運転席から遠い位置にある扉の

開閉の安全性を高めるためにカメラが設置してあります。

5両編成のワンマン車両にある安全確認カメラ

走行中、虫などがカメラに付着して、汚れてしまった際に
活躍するのが、この「カメフク」!

次の駅で停車したときに、運転手さんが鞄の中から取り出し、
シャキッと伸ばし、清掃用具として使用します。

 もちろん、短時間で確実に汚れを取るために、
操作性にはこだわりました。

 乗務員さん鞄に入る大きさで、カメラに届く長さ。

そして、先端は工夫と実験を重ねたの構造で、汚れがふき取りやすい!
(特許申請中)

しかも、汚れた部分の取り外しがワンタッチなので手を汚さない!
[カメフク操作の動画]

 万が一へ備えた、安全対策のための装備品です
(JRさんの安全意識の高さに感激)

鉄道ファンの方でもなかなか見ることができない超レアアイテムですが、
もし、見ることができた方は幸運ですね!

見たら教えてくださるととっても嬉しいです^^

 運転手さんの方々に直接お話し伺いながら開発し、

日々のお仕事にお役に立てて本当にうれしく想っています!
[コミー社 カメフク紹介ページ]

 ちなみに、あれ?これって「タナオス」に似てない?
と思った方、ご名答!

そう。実は「タナオス」を見て「うちも必要な業務ある!」と、
JRさまから、ご依頼を受けて開発したものなのです!

日々の業務が大変!道具で改善したい!という方。

お話聞かせてください^^

yujin.imai☆inventiondesign.co.
☆を@に変えてください^^

カメフクが最初に導入された路線。どこでしょう?
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私は、子どもたちの学びや気付きが世界を豊かにすると考えており、クレジットカード等を持たない方でも読めるように基本的に無料での記事公開をしております。また、発明デザイン研究所はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)への寄付を毎月行い、難民の子どもたちの教育機会を支援しています。