「初めての人生の歩き方。――毎晩きみにラブレターを」第446話:仲直りはチーズバーガーの味。
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☆初めての人生の歩き方
だれに対しても、不正を不正でもって、悪を悪でもって、埋め合わせしてはいけない。よしんば、その相手にどれほど苦しめられていようとである。
プラトン
(プラトーン、古代ギリシャ語: Πλάτων、Plátōn、羅: Plato、紀元前427年 - 紀元前347年)古代ギリシアの哲学者。
復讐ほどムダなものはない。時間も労力もお金も自尊心も積み上げてきた善も徳も復讐心の前にはすべて水の泡になってしまう。
それでも、人はこいつだけは許せないという人間がいて、そして不思議とそういう人は定期的に目の前に現れる。
初めての人生、どこまで相手を許せるのか、だと思う。
復讐なんてやめよう。相手と同じ土俵におりて自身を傷つける必要なんてない。
やり返さなくていい。ただ笑って、そっと離れたらいい。誤解のままでいい。誤解を抱く相手なんて、またいつか違う誤解を勝手に抱かれるのだから。
相手を許して、自分も許す。
負のエネルギーはブーメランのように返ってくる。
あなたがなにもしなくても、相手には勝手にバチが下る。
孤独な人には、孤独な理由がある。
バイバイ。
★きみにラブレター
執行中、日本ニ如何ナル事変ヲ生ズルモ、
此方ヨリ父母ノ命ヲ得ルマデハ、帰国スルニ及バズ。
福沢諭吉
(ふくざわ ゆきち、新字体:福沢 諭吉、天保5年12月12日〈1835年1月10日〉 - 明治34年〈1901年〉2月3日)日本の武士(中津藩士のち旗本)、蘭学者、著述家、啓蒙思想家、教育者。
いつだって心配しているよ。
健康第一。
それだけでいい。
心から愛を込めて。
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〇2021年4月14日(火)の日記
昼頃、郵便局に今月の詩を応募するときに、ふと彼女に声をかけた。「一緒に行く?」彼女は一瞬戸惑った顔をして、小さくうなずいた。いま、墓地たちは絶賛ケンカ中だった。いや、ケンカとも言い難く、ある人のせいで不穏な空気が流れていたのだった。
先日、ある年配の方の家にお邪魔したときに、彼女がふと「彼がお酒を飲んで記憶をなくして困るんです」と冗談ぽく言った。するとその人がなにを勘違いしたのか急に怒りだして、「人間の屑」だの「お前に養う資格ない」などあまつさえ以前一緒に飲んだ時にぼくがちょっと多めに飲んだ(というか自分で買った酒を自分で飲んだだけ)ことをグチグチと蒸し返して、知り合いの尊敬している人の名前やヤクザの話を持ち出すなど、まあ単純に脅してきたことがった。
それから、ぼくと彼女は口をきかなくなった。僕は正直、誤解を解いてくれなったことも、後から誤りもなかったことから、ああ、彼女もあのジジイと同じ気持ちなのか、と思い、もう別れようと思っていた。暴力と狂気で人を傷つける人間は嫌いだ。そして今日、一緒にマクドに行ったのだった。
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