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「ビミョーな未来」をどう生きるか

知り合いから父親から勧められた本だといわれてもらったので読んでみることにしました。

「ビミョーな未来」をどう生きるか、このタイトルを見た時、オワコン日本でどうやって生きていくのか云々の話だと勝手に勘違いしてしまっていましたが、全く違う趣旨の話でした(笑)

東京オリンピック・パラリンピック開催目前にしてこのグタグタ具合に呆れてしまっていたから、無意識にこんなことを感じてしまったのかとふと思ったりも、、、。


この話は置いておいて(笑)、本の内容に入りたいと思います。

早速、タイトルにもある「ビミョーな未来」について。これは人が必ず体験するであろうアイデンティティクライシス、この状態に感じるであろう未来・将来のことです。

「この先自分はどうなっていくのだろう」「将来、社会に出て仕事につけるかな」「どんな仕事がいいんだろう」こんなカンジの思考状態。

ちなみに私も今こんな感じです。
将来について考えるのって難しいし、時に苦しいことでもありますよね。

先日、大学の教授に「将来なんの仕事につきたいの」と質問されました。
その時には、あまりハッキリとは決まっていないんですが「起業したいです」と答えてる自分がいました。正直、入りたい会社も見当たらないし(そもそも調べてない)、起業はお金儲けが出来そうだからといった理由です。
特別、何か具体的に成し遂げたいことがあるというわけでもありません。

この本を読んでその時の自分を省みることが出来ました。
あの時なんで「ビミョーです」 と答えることが出来なかったのだろう―――と。

やっぱり将来の夢とか仕事とか考えるのってそれ相応の準備(実際体験すること、頭で考えること、人から話を聞くこと、調べること)が必要だっていうことに気付かされました。

しっかり準備期間に自分と向き合い、体験を通して、またそこで苦しむこと(commitment)でアイデンティティクライシスからアイデンティティを確立することができるのだと思います。

決して、悩むことは悪いことじゃない。
悲観的になる必要は無い。
そんなことを理解し、とても励みになりました。


ためになったことを自分の言葉でまとめていきます。

対人コミュニケーションで自己の世界観は変化する
世の中への貢献度と稼ぎは正比例しない
好きなことを仕事にし、それを継続出来ればラッキー

→幸福にも種類があって、楽・楽しい・美味しい等の幸福は快感性というもので、非継続的でより高次な快感を求める傾向が強いのです。好きなこと・幸福を「継続的」に続けることにバリューがあるんです。

「稼ぎ」より「やりがい」が大切
クレジット(信任)に最重要価値が存在する

→クレジットを高めるためには
①挨拶 ②約束を守る ③古いものを大切にする

以上です。ぜひ読んでみてください!!


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