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学習補助教材「ツッコミカード」

探究学習の補助教材「ツッコミカード」について、インタビュー形式で1人ツッコミをしながら説明します。

ツッコミカードってなんですか?

5W1Hといった疑問詞に加えて,探究学習で使える全28種類の問い(ツッコミ)が書かれたカードになります。カードセットは,緑色のカード15枚,黄色のカード13枚に加えて,オリジナルの問い作成用の赤色のカード2枚の30枚/セットになっています。

どうして作ったのですか?

「総合的な探究の時間」の学習で指導に困っている先生が多いと感じたので,何か少しでも役に立てないかなぁと思って作りました。

「課題の深掘りをしたいけど,なんて声かけしたらいいかわからない」や「一度にたくさんの児童・生徒をみることなんてできない」といった悩みをピンポイントで助けることができないかなと。すでにそんな教材ないかなぁと探したんですが,見当たらなくて…。

今の形になったのは,言語化することで,誰でもできるようにってのはもちろん,カード化することで,誰でも気軽に使えて,グループに一つあれば,生徒が勝手に使って,先生の負担も減ると思ったからです。

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え,もしかして,全てお手製?

実は一から全て作りました。細かい言葉やデザイン,宣伝用のチラシも全て。なので,質問があればなんでも聞いてもらえたらと思います。

表と裏がありますが,簡単に説明できますか?

表には問いを表すピクトグラムと視点や価値観?を書いてます。裏にはもっと具体的な言葉とそれを補助する説明を書いてます。問い(ツッコミ)が書かれているのは裏なので,基本的には裏を使ってもらえればと思います。

表は学習レベルが高い子向けというか,そういう子って抽象概念の方が理解しやすかったりすることもあると思うんです。なので,その子たちへのサポートの意味合いが強いです。

一方で,物事を整理するときって一般化?すると思うんです。まとめるのが苦手な子って,これができないので,ちょっと刷り込みになりますが,そういう意味では学習レベルが低い子向けのサポートになると思います。

でもまぁ,学習レベル関係なくサポート出来たらいいなぁって単純に思っただけです。笑

ではもう1つ。色分けの意味はなんですか?

色分けについては,具体的にカードの内容を見た方がわかるかなと思います。購入者向けの記事に書いてあるので,参照してもらえたらと思います。簡単にいうと,「探る問い」と「広げる問い」の違いです。

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( https://note.com/yuj_doy/n/nd412adb83015

作るときに苦労したことは?

んー,言葉自体を考えるのが大変でした。もともと文才があるわけでもなく,話すことも苦手なので…。

今思えば,このカードはそういう人のサポートになるのではないかなとも思います。言葉に詰まる人,言葉が瞬時に出てこない人,じっくり言葉を選んでしまう人。カードには言葉が書いてあるので,自分の代わりに喋ってくれるイメージかもしれませんね。

出来上がってみてズバリ感想を

めちゃめちゃ良いものができました!と言うべきなんでしょうが,正直使ってもらわないと意味がないので,なんともいえないです。笑

全てのアイディアは実用化されて初めて意味を持ち,実用化されたものは使われてはじめて意味を持つと思っています。なので,今の段階ではなんとも…。

ただ,本当に誰でも使えるように作ったつもりなので,とりあえず使ってみて欲しいなと思います。

(できればフィードバックして欲しい…)

そういえば,カードは探究学習以外にも使えますか?

はい,いろんな使い方ができるかと思います。特に生徒指導や進路指導は使いやすいかと思います。志望理由書などを書くときにも有効だと思うのですが,カードを絞って提示するといいんじゃないかと思います。

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購入はどこでできますか?

チラシにも記載してますが,メールにて会社の方に直接問い合わせていただけたらと思います。金額は1つ1000円です。連絡先は下記の通りになります,よろしくお願いします。

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                                ▶︎会社Web

最後にひとことありますか?

インタビュー形式は疲れました。一人芝居って難しいですね。授業案を考えるときに似てますが,発想が自分に寄ってしまって…。でも,ありがとうございました。


ここまで読んでいただきありがとうございました。この記事はここで終わりですが,少しでもいいなと思ったらフォロー、いいねよろしくお願いします。


イギリスにNYでモデル活動をする小学校の先生がいるそうです。その人はモデル活動で得た資金は,児童用図書の贈呈に当てているそうです。私は私が憧れた大人になれるように,ここで得たサポートを同じように役立てたいなと思いました。