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自己紹介

はじめまして。セクシャルウェルネスコーチをしているyuitoと申します。普段は人事関連の仕事をしながら、いろいろな場で人の話を聴くことをライフワークとして活動しています。

セクシャルウェルネスコーチを始めた理由は、自分自身もセクシャルウェルネスコーチに助けられたからです。
5年ほど前、自分のキャリアについて考えるようになり、いろいろなワークショップや自己分析ツールを通じて自己理解を深めるようになりました。自分の強みや特性について理解が深まる中でも、何か前に進めない自分がいました。ビジネススキルや自己理解を磨いても、どこか自信が持ていない自分がいました。その理由をいろいろと考えているうちに気づいたのは自分の「セクシャリティ」に対する理解の浅さと、それを満たすことができていないということでした。

当時は自分の男性性に対して自信がありませんでした。妻も含めて女性との関係を振り返ると、相手から期待される男性としての役割を果たさないといけないという気持ちが強かったように思います。本来はお互いにとって安心安全なスキンシップの場においても相手にどう思われるかを考えすぎていたためかスキンシップに対して気持ちよさを感じなくなりました。次第にパートナーとのスキンシップも避けるようになり、結果セックスレスとなりました。しかし一方でセックスレスという状況を生み出している自分に対して自己嫌悪に陥るという状況になっていました。そして長い間、セックスレスという状況にいる自分に対して男性としての自信を失っていました。

自己分析を経験する中で学んだことは、他者と対話することで自分の思い込みに気づき枠を外していくことの大切さでした。自己分析は客観的に自分をとらえ、自分に新しい光を当ててくれます。弱みと思っていた資質が逆から見れば強みであったり、自分のコンプレックスも強みであると気づくこともあります。自分の場合は、長らくコミュニケーションがコンプレックスだと思っていたのですが、今ではコミュニケーションは得意という認知に変わりました。いままでは「話す」ことに対して苦手意識を持っていたためにコンプレックスを持っていました。しかし他者との対話を通じて「聴く」ことが得意な自分に気づくことができました。「聴く」を意識してコミュニケーションをしていくと、人に喜ばれるコミュニケーションができることに気づけたのは驚きでした。

その経験から、男性性に対して自信がない自分も他者との対話によって何か気づけることがあるのではないかと思い、性的な対話ができる方を探しました。結果、セクシャルコーチをされている女性に出会うことができ、数回のコーチングを受けることができました。結果として、セクシャリティに対する自分の思い込みに気づくことができ、男性性に対する自信を取り戻すことができました。

セクシャルコーチとの対話で気づいたのは、自分の男性としての責任感の大きさでした。男性という言葉についてコーチと対話していくと、強さ、責任、社会的、リードなどという言葉が浮かんできました。一方で自分はその言葉に対してなじまない感覚もあり、自分の中にある女性性にも気づくようになりました。優しさ、包み込む、柔らかさという言葉に対して安心感を覚える自分に気づきました。いろいろな対話の中で、セクシャリティに対する認識が自分のあり方にも影響を与えていることに気づきました。男性として「こうあらねばならない」という意識的・無意識的な囚われを持っている自分に気づきました。

結果としてセクシャルコーチとの対話を通じて、自分が自分のセクシャリティを大事にできていなかったことに気づきました。人間には男性性も女性性も両方あり性のあり方はグラデーションだと気づくことができました。自分らしいセクシャリティのあり方を考えるようになった結果、自分を満たせるようなセクシャリティとの向き合い方もできるようになりました。その中で、次第に他者に合わせていた理性と感性を自分に取り戻すことができるようになり、ありのまま自分を認めることができるようになってきました。

自分の場合は、「他者の期待に真面目に応える」から「自分の内から湧いてくるものに委ねることで、結果として他者に応える」に変わることができました。思いもよらずビジネススクールに通ったり、キャリアチェンジをしたりとキャリアの風景も変わりました。また自分に自信が持てたことで素直にパートナーに接することができ、10年ぶりにセックスレスを脱することもできました。

人間として性欲は食欲や睡眠欲と同様にあたり前のものです。食欲や睡眠欲に対してはちゃんと満たそうとするにも関わらず、性欲を大切にできているでしょうか?マズローの五段階欲求に照らしても性欲は生理的欲求でもあれば、社会的欲求、承認欲求、自己実現の欲求と高次の欲求にもつながっています。つまりセクシャリティはウェルビーイングにつながっていると言えます。

セクシャリティについては、家族や友人、また会社などでは話にくいものだと思います。ぜひ自分の人生をより良いものにするために、セクシャルウェルネスのセッションを活用してみてください。

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