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ゲストハウスで食事を提供するメリット

夫の匠吾(しょうご)です!

今回は、『ゲストハウスで食事を提供するメリット』というテーマで綴りたいと思います。

私が運営する『古民家ゲストハウス結舎-YUINOYA-』は当初素泊まり宿としてオープンしましたが、今年の3月から食事提供を始めました。
そこから3ヶ月が経ち、素泊まりのみのときと比べて『良い部分』がいくつかあったので共有します。

大きく3つあります。

1つ目は、『ゲストとのコミュニケーションが増えること。』
私が一番感じるメリットがこれです。
素泊まりに比べ食事提供があると、自然とゲストの共有スペースでの滞在時間が長くなるため、コミュニケーションの機会が増えます。
ゲストハウスは数ある職種の中でも『ゲストとスタッフの距離が近い』職種であるといえます。
そのため、ゲストとコミュニケーションをどれだけ取れるかでゲストの満足度も大きく変わることが大いにあります。
データをとっていないため他の宿はわかりませんが、うちの宿の場合『コミュニケーションを多く取れたゲストほど、口コミやアンケートの評価、リピート率が高い』傾向にあります。



2つ目は、『お酒等ドリンクメニューの売上がアップしたこと。』
素泊まりの場合、外で食事を済まされるゲストが大半のため、自然とお酒やドリンクを頼まれることも少なくなります。
一方で、食事を提供することで自然と一緒にお酒やドリンクを頼まれることが多くなります。
この『相乗効果』はきちんと使うべきだと思います。
うちの以前の形のような『素泊まり宿でドリンクのみ販売』という形の場合は、かなりの『機会損失』を生み出しているので、再考の余地があると考えられます。



3つ目は、『幅広いニーズに対応できるようになったこと。』
これまで、『食事がないことが理由で宿泊してもらえない』ときが何度かありました。しかし、今は『素泊まり』『食事付き』どちらのプランも作成することで、これまでうちの宿が選択肢にすら入っていなかったゲストにまで利用してもらえるようになりました。


以上、私が感じた『食事を提供するメリット』を簡潔に書かせていただきました。

その他に新たな発見もありました。
食事提供前は『Booking.com』からの予約が多かったですが、食事提供後は『楽天トラベル』『じゃらん』からの予約が増えました。
(※能登半島地震の影響により客層の変化の可能性もあるため、食事が全ての理由だとは思いませんが、、、)


飲食は宿泊に比べ原価率が高かったり、手間もかかったりと大変な部分もありますが、それ以上にリターンが大きいと感じており、私は食事提供を始めて良かったと感じています。
(※何よりゲストがすごく喜んでくれていることが嬉しい!)

今後もお客様に喜んでもらえることを探し続けていきたいと思います。


それでは、また👋

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