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プロが“就活の軸”探してみた2

まだ見ぬあなたの「就活の軸」を採用のプロが探してみます2。
迷える就活生の皆さんへのせめてもの手助けなりますように。

タイトルにもありますがこれは“2”です。
はじめての方は“1”を先に見てからご覧くださいね。

さて1の続きへと時を戻そう。

行くべきインターンを7つ、どう選ぶか

2020年6月9日現在、リクナビ2022に掲載されているインターンシップは
6056社
です。およそ250万社ある中から1社を選ぶ本当の就活と比較すれば楽だけど、それでもこの中から7つ選ぶ(理由は“1”をご参照)だけでも大仕事…約0.1%の世界。

こんな調子で就活の軸は見つかるのか??
それも1つじゃなく3つも…鬼か。

それでも地道にやるしかない。
まず最初のインターンの検索条件としてはもちろん実施日数です。

図20

繰り返しになりますがインターンは1dayで良いですよ。
業界研究を目的とした場合、長期インターンは相応しくありません。長期インターンについては別途触れますが、お金を稼ぐためにアルバイトをやるくらいなら報酬ありの長期インターンをやった方が良い、と理解しておくと良いです。

さて、次の検索条件は“実施開始月”です。

図18

この絵の②のチェックは、もちろん“自分にとって都合の良い月”に付けてください。一応の目安としてその日から2ヶ月以内で探してみると良いと思います。あまり先の日で予約しても、きっと自分の予定変わっちゃうしね…。ちなみにインターンだけでなく就活のスケジュールは“ドタキャン”したり“欠席”したりするとすべて企業側に記録が残るので要注意です。

ちなみに夏休み中に7つの業種コンプリートできると超安心です!!

次の検索条件としては“業種”です。

図19

これを7業種分やってどの業種が自分にとって当たりかを探ります。

この絵はメーカーを選択していますが、他の業種を選択する場合はこの②のチェックを外さないと対象がうまく絞り込まれないので注意です。ちなみに業種を選ぶ順番は特に気にしなくて良いですが、自分になじみのない業種から行くと発見が多くて刺激的に感じるのではないでしょうか。

次の検索条件は実施場所です。

図21

この絵では東京を選択していますが、必ずしも東京にしなければならない訳ではありません。東京は企業が集中しておりインターン情報は最も多いですが、自宅から移動可能な範囲で選択してください。

逆に自宅から移動可能な範囲に「該当するインターンがない」場合は東京などへ出るしかありません。その場合は複数の1dayインターンシップをなるべく連続で予約し一定期間東京へ滞在する方法が最も効率的でしょう。今は色々な人材企業が首都圏以外の就活生向け宿泊施設などを提供していたりするので、そういった手段を検討するべきです。コロナの影響でインターンがどんどんオンラインになってくれればこの不安は解消されますが、状況に合わせて柔軟に対応できると良いですね。

さて、ここまででようやく340社まで対象が絞り込まれました。
ですがまだまだ全然じっくり検討できる数ではありません…。
最後の項目、こだわり検索を操作しましょう。

図22

就活のひとつの難しさが“お金がかかること”。企業が交通費を負担してくれるインターンだと嬉しいですよね。この条件付きでようやく127社になりました。最大でもこのくらいの数まで絞ってから細かい情報を見にいきましょう。

<その他の条件について>
・体験内容:一人ひとりにフィードバックあり
一見良さそうですが、“フィードバック”にも質があり良質なフィードバックをしてくれるビジネスパーソンは残念ながら多くありません、なのでここはこだわらなくて良いと思います。

・締切・新着:締切間近、新着
気になる人はチェックをどうぞ、基本ノーチェックで大丈夫です。

・学業配慮:日程は応相談
個人的な考えとしてこれは企業に配慮してもらうべきことではなく、就活生自身がコントロールすべきことだと考えます、ノーチェックで大丈夫です。

・文理:理系歓迎
理系の人はチェックしても良いと思います。

・その他:報酬あり
貰えると有難いですし欲しい人はチェックしても良いと思います。この部分のリスクとしては参加者同士で競うインターンシップ内容になることが多い(自身が評価されその評価情報が相手企業に残る)ということです。業界研究を目的とする場合はノーチェックで良いでしょう。

この基本ロジックを横展開

この記事で紹介したインターン検索の基本ロジックは固定(業種の部分だけ都度変更して検索)として覚えておくと、リクナビだけでなくマイナビや他のナビサイトでも使えます。

さて、今回は一旦ここまでにしましょう。
次回はこの127社からいかに数社まで絞るかという世界に突入です。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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