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心理学用語#29 ザイガルニック効果(ツァイガルニク効果)

人間は達成できなかったことや中断していることに対し、より強い記憶や印象を持つという心理学的な現象を『ツァイガルニク効果』と言います。その度合いは、夢中になり、完了が間近なものほど、強くなります。

この心理現象は、ドイツのゲシュタルト心理学者のクルト・レヴィン氏が仮説を立てました。

人間の記憶について、「人は目標に向かっているときは緊張感が生まれるが、目標が達成されると緊張感は解消する」という仮説です。

この仮説に基づきソビエト連邦(現ロシア)の女性心理学者のブルーマ・ツァイガルニク氏が実験し「目標が達成されない行為に関する未完成なもの・出来事についての記憶は、完成した物・出来事についての記憶に比べて、思い出しやすい」と明らかにしました。

例えば、ゲームや小説の終盤まで進めた場合に、ストーリーの続きが知りたくて一気に進めたい衝動にかられる心理のことかな?

ちなみに、恋愛関係でも同じように、相手のことを知り尽くしてしまうと、途端にテンション下がるよね。


「スキ❤️?」「キライ🙅‍♂️?」

本当に有り難うございました!


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