女一人ヨーロッパ旅行④【かもめ食堂・ヘルシンキ大聖堂・アテネウム美術館】

valo hotelでは朝食のビュッフェが8:30-9:30は混雑するとのことだったので6:30に起床して7:00には朝食会場へ。
木漏れ日溢れる会場。どの座席にも花瓶が置かれていてかわいいお花が咲いていた。ビュッフェスタイルで、サラダ、ミニケーキ、ヨーグルト、チーズ、ソーセージ、ベーコン等、品数沢山。野菜不足だったのでサラダが摂取できるのが嬉しかった。
特にサーモンパイが美味しかった🥧おかわりした。固めのヨーグルトにベリーも乗せた。美味しかった。

その後、洗濯+乾燥をするために、MALL of TRIPLA内にある24pesulaへ。洗濯機能だけで6€、乾燥はなかった。今回ヘルシンキでは3日間異なるホテルなので干すとこがないなあと思い、断念。ここはモールなのでスーパーが3つ、飲食店、服屋等たくさんのお店があった。スーパーでお土産のお菓子を購入。また、ホームセンターにホテルのシーツから作られたエコバッグがあったので自分用とお土産用で3つ購入。真っ白のストライプの生地で手触りもよかった。シーツから制作する発想に感動。私はアップサイクルのものがとても好き。過去にどこのホテルで何人のどんな人がシーツを使ってたんだろう、今はアップサイクルされて全く別の用途で使用されていることを知ったら驚くだろうな〜と思いを馳せる。


「ヘルシンキ 洗濯 乾燥」で調べ、ヘルシンキ中央駅近くのpesunetへ行くことにした。入ると店員さんがいて、「洗濯ネットに入れずにこのカゴに全ての洗濯物を入れて。2時間後〜閉店の18時までにまた取りに来て。30€ね!」と。名前や連絡先も聞かれずに洗濯物だけ預けて店を出た。店を出て、30€=5000円⁈最初に価格を聞くべきだったと思った。量も3日分くらいの洗濯物で多くない。でも、きっと、ふわふわのいい香りの出来上がりなんだ!と前向きに気持ちを立て直す。

クリーニング店の近くにかもめ食堂のロケ地になったRavintola Kamomeがあった。かもめ食堂を観てからずっと行きたかった場所。日本人の店員さんわたがいた。うなぎ丼やサーモンいくら丼、ラーメン等多くのランチメニューがあり、私はサーモンいくら丼にした。大根の漬け物やキムチ、ガリがサーモンとあって美味しかった。日本人の店員はとてもにこやかで明るくてフィンランド人とも楽しそうに話していた。まるでかもめ食堂に出てきそうな方。私は日本人と思われていなかったようで「お会計お願いします」と日本語で伝えると驚かれた。日本から来る方は少なく、ヨーロッパ在住の日本人や、韓国から来る方が多いらしい。入口には自由に思いを記入できるノートや、お店で使われているガラスのお水ポット等が売られていた。

次にヘルシンキ大聖堂へ。中には無料で入れた。
教会椅子に初めて座った。パイプオルガンの重厚な音色が流れていた。大聖堂外には階段があり、階段で黄昏ている人は多い。私も黄昏た。かもめが近くまで飛んできてくちばしの色が黄色で或ることが鮮明に見えた。
今回の旅行は途中で座ってのんびりすることが多いことに気づく。国内旅行では忙しく動き走ることだってあるのに。北欧ののんびりした空気だからなのか。それともヨーロッパは観光情報が少ないからなのか。国内旅行はインターネットに沢山情報が掲載されているのであれもこれも行きたくなり、行かないと気が済まないから。
それとも、一人旅だからか。自分だけが行きたい場所にいくから時間が余って、その時間にゆったりしているのかもしれない。ゆったりとした旅、とても良いなと思った。

大聖堂内
階段から見える景色

美術館に訪れたかったのでアテネウム美術館へ。
なんとこの日は無料の日。どうしてなのだろうと気になった。思い切って受付の方に尋ねたら「お金がない人のために1年間で数回無料の日があります」と日本語で翻訳した画面を見せてくれた。お金がない人 という言葉を使うこと、この言葉を普通に使うということは、ヘルシンキではお金がない人を可哀想と思わずに、「お金はないものはない。隠さずに、見て見ぬ振りをせずに助けよう」という精神があるのかなと思った。

考える像やゴッホの絵、喜多川歌麿や歌川広重の絵もあった。特に好きだったのはNYの道端に落ちているものに空を描いた作品。ある人はゴミだと思ったものでも、ある人には必要なもの。これは人にも通ずると思う。もし、自分に対して嫌なことを言われてもその人はそう思ったけど、他の人がそう思うとは限らない、そういうところがとってもgoodと言ってくれる人だっているはず。美術作品から新たな考えをいただくことができた。
 

NYの道端に落ちているものから制作


ゴッホ

美術館を出て、oldmarketへ。建物の中にはサーモンやチーズが売っていて、サーモンスープ等のご飯屋さんもあった。お腹が空いていなかったので見るだけにした。外にはテントがあり、ニット帽やアイスクリーム、ここでもサーモンスープが販売されていた。

外のテントのアイスクリーム屋さん
old market外観

洗濯物をとりに行って30€支払い。畳んだくれていたので、高いけれど、まっいっか。
この後、ホテルカタヤノッカ Hotel Katajanokkaへ向かう。刑務所をリノベーションしたホテル。ヘルシンキで1番楽しみにしていた場所。

見てくれて、キートス☺️❗️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?