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豚に狂い、カレーに酔う

はいどうも!冷凍食品チンとかKFCとかチップスとかをビールで流し込む生活を3日ほど送っていたら、昨晩腹痛で何度も起きるという地獄をみたユイじょりですよ。

こちらは北国からパリに戻る日、夜あちらを出て21時すぎにロードサイドのKFCで食べたもの。私は右下のテンダー2本が入って上にチーズとこってり系のソースがかかってるやつ。

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フランスのKFCってポテトがほくほく系のふっといやつじゃなくて、マクド風の細カリ系なんですわ。ってこれ豆知識。


さて、時差ぼけ解消のためには日常のルーティンを、ということで、久しぶりに今夜は料理をしようと重い腰を上げた・・・

が!しかし!!

冷蔵庫がリアルに空っぽ。野菜は義母のベランダからいただいてきたシブレットとタイムとローズマリーしかない。こりゃ冷凍庫駆使するしかないな。。

月末なので予算もアレだ。夕方の俺散歩ついでに予算5ユーロと決めて、とりあえず近所のアジアンショップへ。

で、買ったのがにんじんと出前一丁(とんこつ)と福神漬け
あと写ってないけどきゅうり1本

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鋭いみなさんはもうおわかりのことかと。
無性に食べたくなる3トップのひとつ、カレーである。

ただ今日作りたいのはただのカレーじゃない。バカンス中にnoteでみたなんだかすごいカレー。

それがこちら。研究熱心なお二方に感服。

新潟バスセンターカレーというらしい。

具に豚コマ&豚骨スープ、ルーにラードって、もはや身と骨と油でリアルに豚。作り方もかなりエキセントリックなのだけども、なぜか惹かれるこの豚狂カレー。

冷凍庫には豚ヒレと豚バラ&肩ロースのかたまりをミンチしたものがあるし、ラードは先日自作したものがある。さらにラード自作時にでたそぼろ部分でコクだしすればかなり豚豚できそうだ。


それでは早速作ってまいろう。

・・・って、①鍋で米炊いて、②鍋でカレーの具を煮て、③ルーをフライパンでつくるって工程、ひとくちコンロで作るの大変じゃん・・・。材料揃えてから気づいた。ぼけぼけだな。。ま、ビール飲みながらのんびり参ろう。効率よいバージョンは餃子たんとおいたんの記事をみてほしい。

まずは鍋で米を炊いている間に、解凍したり材料を切ったりなんだり。
で、米が炊けたらコンロからどいてもらって蒸らしている間に速攻、具の準備にとりかかる。

玉ねぎとにんじんと細かく切った豚ヒレ、豚ミンチ、ラードそぼろをざっと炒める。

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出前一丁のとんこつスープ顆粒を入れて、水を袋に書かれていた分量(500cc)いれて、アクをとりながら15分くらい煮込む。

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にんじんに火が通ったのを確認しつつ、次はルー!
まずはラードを引きましょう。

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玉ねぎを加えて、小麦粉とカレー粉を大さじ2くらいずつ加えて炒める。なんだか玉ねぎ多すぎたかも?でもいい匂いはしている。

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このルーを豚骨スープで煮た具の中にどんっと投入して、ケチャップとウスターソース、ほんのちょっとだけオイスターソースなんかもいれた。多分カレー粉が日本のやつじゃないのでちょっとコリアンダーとかジンジャーが強めな気がする。

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はい!出来上がり!!

ちんまり盛りつけるよりも豪快によそった方がこのカレーっぽいなと思ったので、そのように。福神漬けもモリっと盛った。シブレットを賑やかしに2本シュッと。

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箸休めはやみつききゅうり。

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・・・というか食材ないとか言ってる割に具が多すぎた??にんじんも主張しまくってるし。そしてやっぱり肉はあのペラペラで脂ジューシーな豚小間ってのがいいんだろうなあ。ああ恋しい豚小間。売ってないよ豚小間。

具の感じ含めておそらく本場のともお二方のものとも若干違う感じに仕上がったような気がするけど、これはこれでとても美味しい。なんだかクセになりそうな味。Otto氏もTop!と一言発してペロリだった。


よし、明日のランチもあまりの豚狂カレーに酔いしれることとしよう。



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