ホームスクールの始め方⑨子どもの成長は長ーーーい目で見る
家庭を拠点とした学び、ホームスクール。
我が家の小学生3人は、小1からこの学び方を選択して育っています。
子どもの成長を見守るときの心づもりについて考えてみました。
↓このシリーズの初回はこちらです↓
学びの機会を提供する
ホームスクールと言っても、色々なやり方があります。
我が家は、様々な試行錯誤を経て「学力」ではなく「学び」を大切にしようという考え方に落ち着きました。
そのため、親が決めた時間割に沿って子どもが学ぶのではなく、子どもがやりたいと言ったことを親がサポートする。
何をどれだけやるかも子どもが決めて、日々を過ごしています。
と、いいつつも「こんなの好きかもしれないなー」と学びの機会を用意してみることもあります。
2021年の夏には図書館から親子で楽しめそうなライトノベルを借りてきて、長男と私でハマっていました。
芽は出てなくても根を張っている
当時小3だった長女も「表紙が可愛い」と手に取りましたが、1冊のボリュームが多く「ちょっと長すぎて…無理だー」と挫折。
それから時が流れてこの冬、やはり気になったようで再び1巻から読み直し始めました。
1冊300ページ以上あるのですが、「うーん、集中しすぎて疲れるー」と言いながら16冊ほど読み進めています。
1年半前の長女にとっては難しくても、蒔いておいた好奇心の種は少しずつ根を張っていたのでしょう。
それが最近になって「1冊読み通せる」という形で芽を出したのだと思います。
大人はついつい、次のテストまでに〇点とるとか、この学期でこれが出来るようになるなど、こちらの都合で期限を切って結果を求めたくなります。
でも、もっと長い目で見守ることにより気づける成長もある。
大人のモノサシを外し、その子自身を見つめることで、ホームスクールがより豊かに楽しくなるのではないでしょうか。
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「学びを提供すること」についても考えてみました。
↓次回はこちら↓
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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
↓こちら↓
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