ホームスクールの始め方⑤教材の選び方
ホームスクールを始めてみたいけど、何から手を付ければいいかわからない。そんな方に向けて、ホームスクール6年目となる立場から考えをまとめています。
(初回 ホームスクールの始め方①親の気持ち)
学校的な勉強が合わない子に合う教材ってある?
前提として我が家の子どもたち、特に長男は知的好奇心が強く、学校の一斉授業が合いませんでした。
興味関心があることをどんどん深掘りし、納得がいったら次のテーマに移りたい長男にとって、「○年生の7月だからこれをやりましょう、それ以上に進むのは○年生になってからです。」というカリキュラムが息苦しかったのです。
では、オンラインで広がり始めている無学年スタイルの教材が合うかと言うと、これもまた難しいところ。
結局「今日はこの単元をやります」と説明が始まり、では解いてみましょう、解けたら応用問題です、クリアしたので次に進みましょう。という流れが多くイマイチしっくりこない。
長男は、大人側から見て必要だろうという知識を押し付けられることに抵抗を感じているようでした。
長男がどんな勉強をしているかを聞いてみた
そんな長男に合う教材をアレコレ探したり試したりしましたが、ホームスクール6年目となる現在、特に利用しているサービスはありません。
じゃあどうやって勉強しているのか、長男にインタビューしてみました。
これは、「君がしていることのの中で、大人から見て勉強だと納得してもらえそうな学びはある?」と聞いて出てきた答えです。
つまり、長男が日々の経験していることの中から大人が「学力」として認識できる部分を切り出したものであり、これ以外で点数化出来ない学びはたくさんあります。
何を教材とするかは親ではなく子どもが決める
ここで、学力と学びを次のように定義してみましょう。
学力・・・テストの点数を取るための能力
学び・・・知的好奇心を満たしたり、人生の経験値を増やす行為
「学力」を上げようとするなら、各種学習サービスが有効でしょう。
でも、「学び」にフォーカスすると、子どもが楽しんでやっている物事すべてが教材になる。
つまり、何を教材と見るかは、親の主観によるのだと思います。
何をどう学んでいきたいかは、子どもが一番わかっている。
そう思って子どもを見つめ、やりたいことを応援すると、親子共に楽しくホームスクール出来るかもしれないなと感じます。
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次は、ホームスクールのメリット・デメリットをまとめてみました。
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学力については別の記事でも考察しています。
「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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