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あなたの声が、多様な学びの支援に繫がります

不登校や行き渋りのわが子について、担任の先生と何度話し合いをしても、意思の疎通が取れない…。
この悩みは、わが子の不登校に直面した保護者の方の多くが、直面する悩みだと思います。

私も長男が不登校になった時には、担任の先生と面談をしました。
面談中、「ゆっくり休ませたいと思っているんです」と伝えているのに、先生から発せられる言葉は「まずは給食からでも来れたらいいですね」なのです。
同じ言語を使っているはずなのに、なぜこうもすれ違うのだろうと思い悩みました。

この面談に割くエネルギーを、子どもが今どういう気持ちでいるのか見つめたり、その子が安心して過ごせる環境を整えることに使えたらどんなに素敵でしょう。

こんな風に考えた「多様な学びプロジェクト」さんが、家庭の考えをスムーズに学校に伝えるための文書のひな型作り、4月上旬をめどに誰にでもお使いいただける形で公開しようと企画してます。

このひな形は、登校刺激の要否や、欠席連絡の方法など、「学校とのやり取りで戸惑うことあるある」をチェックリストにしたものです。
ご家庭ごとの考えに一番近い項目にチェックを付けていただくことで、ご家庭ごとの方針が明文化され、学校に行くか行かないかではなく、その子のために、いま何が大切かということに主眼を置いた前向きな対話を進められます。

ひな型イメージ

ですが、実際にどんな困りごとがあるのかが分からないと、誰もが使えるひな形になりません。
そこで、全国の不登校・行き渋りのお子さんがいるご家庭が経験した「学校とのやりとりに関する困りごと」アンケートを実施し、皆さんの声を集めることにしました。

私もこの「ひな型プロジェクト」には、企画当初からお手伝いさせていただいております。

みなさんのお声が、これからの子ども達の多様な学びを支援することに繫がります。
必ずいいものを作りますので、ぜひアンケートへのご回答や、取り組みのシェア・拡散にご協力いただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします!
(アンケート期間 3月10日(金)まで)

上記のアンケートを元にして、2022年4月4月に
「学校とのやりとり困りごとアンケート報告事例集」と
「学校への依頼文フォーマット」を公開しました!


私が感じた学校とのやりとりのアレコレについては、次のシリーズにまとめています。
ホームスクーリング家庭と学校の連携① 家庭の方針の伝え方
ホームスクーリング家庭と学校の連携②なぜか謝っちゃう欠席連絡
ホームスクーリング家庭と学校の連携③ 面談・家庭訪問でなに話す?
ホームスクーリング家庭と学校の連携④食べない給食費を支払う?


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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
まとめ 【まずはここから】自己紹介と目次

最後までお読みくださりありがとうございました、ではまた次回!