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養生食201118(vegan)

ごはんーごはんー♪と炊飯器を見たら保温ランプが点灯していない。
まさか!?とふたを開けたら、水に浸ったお米がちゃぷちゃぷ揺れていた。
やっちまったい。スタートボタンを押して出来上がりを待つ・・・待てない!お腹すいた!

「ごはんの冷凍あるよ、あたし先に食べるから」

ひとつ私にくださいな。(桃太郎風)

そんなわけで佐渡米を解凍して食事にありつけました。冷蔵庫と電子レンジ、便利だなぁ。

・切り干し大根
・じゃがいも(とうや)のきんぴら
・小松菜と人参のゴマ炒め、レタス、
・赤カブと大根のピクルス、大根の梅和え(盛り忘れ)
・具だくさん味噌汁
・佐渡米、和歌山県南高梅の梅干し
・納豆 米酢、あおさ

冷凍を温めなおしてもふんわり粘り気があり、甘くておいしい。佐渡米凄いなぁ。

佐渡金山で有名な佐渡島。金採掘のために人が集められ、米は食用に。大量に出る藁なども使われるため、採掘と稲作はとても密接な関係にありました。島の中で需要と供給がまかなえるため、米農家は平均して豊か。地主と小作といった差がほとんどないらしい。
近年、トキが住む島として、米作りに力を入れています。無農薬米や認証米など付加価値をつけ、「島は輸送費が余計にかかる」といった短所を強みに変える努力をおこたりません。
水もいいことから、何軒かの酒蔵がありました。

小松菜と人参ゴマ炒め。ゴマ油・みりん・醤油で炒めた簡単おかず。

盛り付け忘れた大根とカブ。
ご飯が炊けた~おかわり~。ふと流し台を見たら小分けにしておいたのが…あぁぁ。笑(忘れっぽいにもほどがある)
気をとりなおして盛り付け。

姐さんが梅干しを送って来てくれたので、一粒の半分を大根と和えた。

梅干しの入っていた袋に残る漬け液。香りがよかったので、大根の葉に近い方を切って皮を剥いて細切りにした。練った梅と一緒に袋に入れ、水と塩を少し足してもみ込む。2時間くらい置いたら、もう香りが移っていた。

切り干し大根

ひじきの煮物、卯の花を炊く、切り干し…ひじきを使ったお惣菜、どれにしようかと棚を開けたら前に買った切り干しも出てきた。

色の濃いのが古くなったの。酸化するとこうなります。水で戻してしぼるとあまり気にならなくなります。最近は水で戻さず、直接炒りつける方法もとられています。それだと歯ごたえがかなり強かった。

油をひいて人参、切り干し、ひじき、昆布、水戻しした干し椎茸を炒め、油揚げを加える。みりん、醤油で味付け。ふっくら炊ける。

合わせ調味料が大変ならそばつゆが便利です。

「とうや」という品種のじゃがいも。皮が薄く柔らかいので、包丁でこそげとるか残してもいい。スライサーよりも太めの2㎜程に細切りし、キノコのオイル漬けを使って炒め蒸した。味つけは塩のみ。
キノコの香りが移った秋の恵み。シャキシャキ感があってやめられない止まらない!

細切りにして水にさらさずに炒めようと思ったんだけど、ホックリよりシャッキリさせたくて水にさらした。もともとでんぷん質が少ない品種のため、それほど水は濁らない。

北海道生まれの「とうや」

北海道農業試験場で害虫に強い品種を交配して生まれたじゃがいも。1992年に「ばれいしょ農林31号」として農林認定、奨励品種となり、1995年に品種登録されています。
名前は道南の洞爺湖にちなんでいるといいます。果肉が黄色く、気品のある味わいであることから、JAきたみらいなどでは「黄爵(とうや)」の名前で出荷されています。

形は丸いのや面長で、比較的大きいサイズ。芽が浅く、皮も剥きやすいし、煮崩れしにくい。切った後、変色することも少ないので加工用によさそう。
身はやや黄色く、男爵などと比べるとでんぷん質が少ない。加熱してもあまりホクホクした感じにはなりません。その分粉っぽさが少ない滑らかな舌触りが楽しめます。ほどよい甘み。

おすすめはカレー・肉じゃがといった煮物、キンピラ・中華風の炒め物など。コロッケやフライなどの揚げ物は、ホクホク感が少ないので男爵の方が向いています(好みによります)。

お煮しめ丼?小松菜と人参のゴマ炒め、茹でほうれん草、赤カブと大根のマリネ
具だくさん味噌汁inマグカップ、みかん

お行儀悪いけど、煮汁を浸したごはんっておいしいんですよね。ごはんが進む~

切り干し味見。時間を置いた方が、味がしみて全体に馴染みます。

りんご

毎日食べているおかげか、毎朝自然にお通じがある。
2食から3食になって食べる量が増えたのもあるけど、血圧が急落しなくて楽。笑

ようやく夢にうなされず、ぐっすり眠れた。気温が高いおかげで体の痛みも多少ひく。
お昼から雨模様。しとしとと降り続く雨。厚い雲の向こうに太陽がいるんだなぁと、日差し恋しい午後。
ぼんやり外を見ていると、カラスが一羽、窓の冊子に飛び込んできた。まさか…上に乗る日が来るとは!?
いつも窓にぶち当たっては「カァーカァー」と鳴いて畑をウロウロする3羽ガラス。そのうちの1羽がすずめにあげているご飯を食べられるようになった。こちらをじっと見てくる様子はまるでいじめているよう。顔を覚えないでよ!と思うが、車で帰ってきた母は、窓に2回もフンをかけられたと憤慨していた。
家の前にゴミを置いて行ったり、思い切り仕返しされている。カラス…頭いいな。

*** ***

リハビリ2日目の水曜。
左手にやや麻痺があるらしく、会話を交えながら訓練しているという。直接会えないので、担当医師の話を聞くだけ。5分で終わる。確認のため「これ持って来るよう言われたんですけど」と海苔佃煮を見せると、「あら!聞いてきます」と返事。やっぱり嘘かい。笑
じょっぱるときは大抵ウソだよねと母に言うと、ツボに入ったのか笑いが止まらなかった。

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これは相手に渡した方がいい書類?と早合点して、戻してもらいに行くという二度手間。何度も出かけた母はさすがに疲れ顔。私は家で書類を探してまとめたりなので、対外的なストレスってのはほとんどない。

ピンポーン

誰?モニターを見るとスーツを着た男性。出ると父と付き合いのある会社の人だった。お見舞いを持ってきて、様子を聞かれ焦った。

しまった!そっちの打ち合わせしていない!!

とっさに電話で会話する母を思い出し、同じことを言った。なぜか口調も似てくる。
見送った後、母にメールで報告したら、「受け取らないで、出ないで」と返信がきた。えぇぇもう受け取っちゃったよ~。

考えてみると結婚や出産のお祝い返しも多いもんね。
付き合いの広さには感心するが、手を広げすぎな感じがいなめない。

***

父からのショートメールには「わからないので相手に電話して聞いてください」と主語がない用件だらけ。
「なにそれ!?相手って誰よ!」「送り先間違ってんでないの?」全く分からず、尋ねると逆切れされ、さすがに仏の顔も三度まで。電話越しに大ゲンカ。「言ったべや!」「そんなの一度も聞いてない!」

ケンカできるほど元気なのはいいことだと思うけど、急に起こると血圧上がるよ。楽天的な父だからすぐに穏和に戻る。そんな性格がたまにうらやましくなる。なりたいとは思わないけど見習いたい。笑



201118 YUHUA O.

あなたのおかげで、勇気と希望が湧いてきますッ!