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【手っ取り早く書けます】初心者&中級者向け「おもしろい物語」を書く方法【基礎編】

自分の書きたいものをぎゅっと詰め込んだ小説が完成したとき。
やりきったという達成感でいっぱいになりますよね。
この作品を是非読んでもらいたい。たくさんの人に知ってほしい。
でも、小説投稿サイトに投稿しても、あまり反応がもらえずに撃沈……。
そんな経験を、私も何度もしてきました。

思うような反応が得られないと、
「ひょっとして、この小説はおもしろくないんじゃないか?」
と、言いようのない後ろめたさを感じてしまうこともあるかもしれません。
情熱を注いでようやく完成した一作に対して罪悪感を持ってしまうのは、とても悲しいことです。

他人からの反応なんて関係なく、自分の書きたいものを自由に書きたい。
そういった人は、この記事を見ないでください。
でも、小説でも脚本でも、ゲームのシナリオでもかまいません。
「自分も他人もおもしろいと思う物語を書いて反応をもらいたい!」と思うなら、きっとこの記事が役に立つと思います。

なぜかというと、この記事に書かれている内容は「どこを取ってもまるで教科書のようなおもしろくない小説」と酷評された私が、数年後に取引先のゲーム企業から「お腹がよじれるくらいに笑ったシナリオ」と褒められるまでの試行錯誤をまとめたものだからです。

小説とゲームシナリオ。媒体は違いますが「おもしろいとは?」に対する答えは共通しているので、小説を書いている人でも、同人などでゲームシナリオを書いている人でも、安心してページを進めていけると思います。

ここでしか得られない、シナリオライティングの講師としても活動した私のノウハウが詰まっていますので、ぜひ読んでみてください。


おもしろい物語を書こうとしてよくやる勘違い

心意気はOKだけど姿勢としてはNG

おもしろい物語を書こうとしている人がよくやっている間違いがあります。
それは、「おもしろい物語を書こう」と意気込むことです。

ちょっとわかりづらいですか?
もう少し具体的にお話しますね。

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