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こんなにも国中に神社を建てて、一体何を祖先は伝えたいのだろう?

こんにちは。
つばきといいます🙇‍♂️

僕は週末になると
神社や遺跡などを探索している
歴史好きの福岡在住男です。

都市伝説や考察系YouTubeも
よく見るし、漫画ワンピースなんかも
大好き。

真実とか神秘的なとか
未だ謎の多いことに
魅力を感じてしまいます。

まぁこんな感じのことに
時間を費やしている僕なんですが、不思議に思うことがあります。

なんでこんなに神社って多いの?

とまあそんな疑問を持ってたわけで、

最近、色々と各地を徘徊しながら思いつくことが

できました。


「なぜ神社がこんなにたくさんあるのか」
「こんなに作って何を伝えようとしているのか」


僕なりに
現時点での考察がありますので、
ブライアンイーノでも聴きながら
思考を減速させて
まったりと読んでいただれば
幸いでございます。



ちなみになんですが、
どこかの情報に
僕の考察なんかどなたかが
お書きになってるかもしれません。
でも、
どこからか仕入れたわけではない
完全オリジナルです。

1.狛犬や寺の仁王像の意味

まず、
皆さんもよく見慣れているかと
思いますが、
神社やお寺には、
左右に狛犬や像が必ずといっていいほど
建てられています。

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そして、

写真を見て右の口を開けている

像を、

『阿(あ)』といい、

左の口を閉じている

像を、

『吽(うん)』といいます。

両方あわせて

『阿吽』。

「阿吽の呼吸」という言葉は

聞いたことがある方も

いらっしゃると思います。

息ぴったりという意味です。

この阿吽という言葉には

意味があります。


「阿」とは、

ひらがなでも最初の文字になりますし、

口を開けている像を指すことから

発するということにも繋がります。

子供が産まれたとき、

「産声をあげる」といいます。

このように、「始まり」を

指す言葉を「阿」といいます。


対して「吽」ですが、

「ん」はひらがなで最後の言葉。

口を閉じている像ですから、

声や息を閉じる、吸い込むという

意味に繋がってきます。

人が死ぬ時、

「息を引き取る」

といいます。

この様に、

「吽」は最後、終わりを示す意味であります。


「始まり」と「終わり」。

この表現から汲み取る意味としては、

「過去」と「未来」を

この狛犬から示していると

僕は考えてます。

鳥居の両端、本殿の両端には

過去と未来を表し、存在しているのです。


2.本殿の意味

このことから、

本殿についての

意味を考察していきたいと

思います。

画像2

先程、

「阿」は過去、

「吽」は未来を示していると

考察しました。

ならば、本殿とはどのような

位置付けとなるのか?

そうです。

「今」「現在」となります。


本殿の奥を覗いてみましょう。

そこには何がありますか?

そう、「鏡」です。

画像3

では鏡に映っているものは

何でしょう?

わかりますよね。

「現在の自分」です。

「本殿」には参拝、祀るべきものを

供えております。

そこに祀られているのは

現在の自分なのです。


3.祖先が伝えたいこと


日本には現在、神社が

約88,000社あるといわれ、

摂社末社を含めれば

20〜30万社あると言われてます。

ちなみに寺院数は

約77,000寺。

途方もないほどの数が

建てられています。

これほどまでの数を全国に

建ててまで、祖先が私たちに

伝えたかったこと。

先程までの過程を辿れば

分かると思いますが、

「今」「現在」を一番に

奉りなさい。ということ。

なんだかありきたりだと思います。

けれど、祖先はこんなにもしつこいくらいに

神社を建ててます。

ありきたりかもしれませんが、

それ一点に尽きるのでは

ないでしょうか。

過去は過ぎ去りました。

未来が来るかは未定です。

未来が来ることは未確定。

誰も約束はしてくれていない。

明日の朝、目が覚める保証なんて

なにもない。

先のことを考えるな。

そう言ってるわけではない。

現実が積み重なったその先を

現時点で未来というのであり、

この瞬間の偶然でおそらく生まれるであろう

ものです。

僕には祖先がこう伝えてくれてると

思ってます。

現実を生きろ。

今を味わえ。

毎日同じ道を通勤して

仕事場に向かい、

同じ景色を見ている気でいるかも

しれませんが、

空の色だって微妙に違うし、

風の強さで木々の揺れも違う。

歩道を歩いている人も毎回

違っているはずです。

今に注意して注目する。

同じ瞬間は二度と訪れません。

ならばそれ自体を

まずは、まずは生きてみる。

生きなさい。

という教えが全ての神社に

あると思っています。


現時点の自分に注目し、

何が好きで何が得意か。

それを社会の歯車というと

なんかむかつくので、

宇宙の歯車だと思って

還元してみる。

そして、自分の根源の欲求に沿って

今を生きる。

心から笑う。楽しむ。むかつく。イライラする。

怒る。嬉しむ。


なんか途中から話しが逸れていってる気が

しないのでもないですが、

日本の教えはそういったことだと

思います。

僕が伝えたいことというよりも、

神社をこれだけバカみたいに作った

祖先が口を酸っぱくして言ってること

だと思って、少々はご理解や腑に落ちたり

してくれれば幸いです。

先輩が言ってくれてることは

すごくシンプル!

今を生きろ!

今でしかない!


以上です。

長文になっちゃいましたが、

こんなにも大量に神社を建てて、

一体何を祖先は伝えたいのだろう?

でした^_^











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