プレゼンテーション1

「起業家のメンタルヘルス」でやさしさで循環する社会に一歩近づくと思う

Twitterで数週間前から目にしていた

起業家のメンタルヘルス

それが実際に始まった。

スピード感はんぱないし
立ち上げたメンバーのみなさんも最高だし
サービス内容とか充実してるし
それに無料ってなんなんだよって感じだし
支え合いの文化だし

なによりぜんぶまとめて

やさしい


なんなんだ、このやさしさ。

ぼくもわかる。

NPO法人キーデザインを立ち上げてから2年近くがたつ。

経営者としては(能力的・実績的、組織的に全然、経営者にはまだなりきれてないんだけど)まだひよっこ。たった2年だし、売り上げだって全然たってないし、給与を支払う社員がいるわけでもない。

でも「代表」という役割の人間が持つ特有の苦しさはなんとなくわかっているつもり。
法人になる前から数えると、代表職から5年がたつ。

意思決定すること、自分の見え方が事業にダイレクトに影響すること、1対1も1対大勢もあらゆる関わりのパターンを毎日めまぐるしくこなすこと、事業計画やビジョン・ミッションを描くことと並行して書類づくりや事務作業もせねばならないこと、常に身近な細かい変化と社会の大きな変化の両方を知っておかねばならないこと、”誰か”が目の前にいるだけで常に頭の中が台風のように最速回転してしまうこと、人の気持ちや大きなビジョンを大切にしながら数字をつくっていかなければいけないこと、仕事が完了することより増えることのほうがスピードが早いこと、体調を崩してしまうと直に法人のほうが進まなくなること、進んでいくたびに守るものが増えていくこと、立場上誰にも言えないことがあること、基本的なメンタルケアはセルフであること、「ただ弱い」姿は経営者として良くない印象・影響を周りに与えてしまうこと…

そんな感じで常にストレスにさらされていると思う。

代表だけがそういうわけではない。

どんな立場であっても
どんな環境にあっても
ストレスがゼロなんてことは絶対にない。

ただ”代表”という立場のストレスはまた特殊だと思う。

もっと言うと、立場的に周りに吐き出しづらい。
気持ち的に吐き出しづらい、のではなく
吐き出すことで、事業の進みやミッション達成に影響する

つまり自分のイメージする「こうしたい未来」を
壊す可能性が強くなる

もがいてもがいてもがきまくりながら
自分自身と向き合い
やっと見つけた達成したい未来
自分の生きる目的に
悪い影響を及ぼしてしまう可能性がある。

そんな心の声を拾ってくれるこのサービスはすごい。

そしてそれを経営者からお金を取るのではなく
支援者を募って、支え合おうというのだ。

そう。

お金がまわるようになってくると
ある程度、精神的余裕もできてくる。

ただその”お金がまわるようになるまで”が一番つらい。

その時期は、自分のメンタルヘルスのために
お金を払おうとは思わない。

基本的に「自分じゃない誰か」を見ているし
「自分は自分でなんとかできる」と思ってしまうから
無意識レベルでそこにお金を出そうとは思わない。

ちゃんとわかっている。

その精神状態を知っている。

やさしすぎて、かなわない。

すごい。すごすぎる。

この記事の最後にこんな文面があった。

「社会に支えられている。」社会をよくしたいと願う挑戦者たちがこんな風に感じながらチャレンジを続けられる空気づくりを目指して。起業家と社会が育て合うエコシステムとして、大きく育っていくことを願っています。挑戦者が打席に立ち続けることを社会で支えられるよう、みなさまのご支援とご参加を心からお待ちしています。

僕もずっと支えられている。

何十、何百人、いや。
僕を直接支えてくれた方だけでももっといるし
その方々も誰かに支えられている。

僕もずっと打席に立ち続けたい。

この世界に”ひとりぼっち”をなくすために
ずっとずーっとチャレンジし続けたい。

キーデザインでも寄付のシステムを
今月中に本格的に始めます。

寄付のメニューはいろいろありますが
月々1,000円が基本になる予定。

実はぼく、キーデザインで給与をもらいながら
バイトもしつつ生活していましたが
6月頃からキーデザインからの給与はとめました。

自分の不甲斐なさが招いた結果。

これからできることはいっぱいあるし
どんどん動いてますし
これからますます加速させます。

キーデザインでは2つのことをしています。
共感で形成されたコミュニティ「第四の居場所づくり」
生きづらさを抱えた一人ひとりがありのままの自分を表現できる、ほっとできる、ふーっと一息つける居場所。

そしてその居場所を通して、共感を軸に人に寄り添える人「キーワーカーの育成」
家族でもない、先生でもない、友達でもない、ちょっと年上のお兄さんお姉さん。でも他人だからこそ打ち明けられることがある。過去に同じような経験をし、それと向き合い、今を生きているお兄さんお姉さん。彼らだからこそ、わかる感覚がある。求める言葉がわかる。涙のそばに静かにいて、そっと心を抱きしめてあげられる、そんなやさしいキーワーカーを増やしていく。

勝手だけど
escortのことを知って、元気が出たし
新しいやさしさの1つの形を見た気がする。

いいな。すきだな。やさしいな。

やさしさで循環する社会に早くなりますように。
自分も満足するまで打席に立ち続けます。


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あまり更新できていないのが正直なところなので
何か質問などあれば、土橋個人にDMください。

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