あうお

”あなたの学校”は「自分と向き合う」を体験する場

お待たせしました。

先ほどあげたnote↓の続きです。

↑のnoteでは
中学生までの僕の状況を
ざっくばらんに書かせてもらいましたが
次は高校1年生の時にあったことを。

先にちょっと質問させてください。

みなさん「女王の教室」って知ってますか?

2005年に放送された学園ドラマで

日テレの公式サイトをひらくと
「この物語は悪魔のような鬼教師に
小学6年の子供たちが
戦いを挑んだ一年間の記録」
と出てきます。
興味のある方はこちら。

女王の教室を見たことのある方は
わかると思うのですが
高校1年の時の担任が
「男版女王の教室」でした。

化学を主に教えていた先生なのですが

テスト返却の時、80点以上の人は名前を読み上げられ手渡し。80点未満の人は「こんなくそ簡単な問題、80点も取れないなんて、名前を呼ぶ価値もない」と教卓の前で花吹雪のように宙にばらまかれ、生徒はそれを拾いに行くことが当たり前でした。

あとは授業中に「これ解けるやつ~…。よし、○○、答えろ」と名前を呼ばれ「わかりません」と言うと「こんなんもわかんねえのか。遊んでねーで勉強しろ勉強。」と公開叱責、でした。

ほかにもいろいろあるのですが
書いているときりがないので。

で、なんでそんなことを書いたかというと
1年生の冬、ですね。

担任に、突然職員室に呼び出されたんです。

化学も大の苦手でしたし
たいして素行も良くはなかったので
「自分、なんか悪いことしたかな…」
と恐怖心で心中ぐちゃぐちゃの中
職員室に行きました。

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コンコン(ドアのノック音)

僕「失礼します。1年〇組の土橋ですが、○○先生に用事が…」

担任「おう、いいから入れ。こっち来い。」

僕「何かありましたか?」

担任「あのな。こんなのあったんだが、お前応募してみないか?」

僕「え……」

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数秒時間が止まりました。
絶対怒られるものだと思って
覚悟して来ていたので
的外れな展開に
驚きが隠せませんでした。
(あ、担任のおかげで
第一歩を踏み出せたので
最終的には感謝してもしきれないくらい
感謝しています。)

たしか僕の記憶によると
その勧められた事柄についても
あまり詳しい説明もなく
サクッと自分で読んで面白そうと思って
そのまま応募したと思います。

それが僕の人生の転機でした。

そこで担任に勧められたのは

国立研究開発法人 科学技術振興機構実施の
「サイエンスキャンプ」でした。

サイエンスキャンプは、先進的な研究テーマに取り組む大学・公的研究機関・民間企業等を会場に、高等学校、中等教育学校後期課程、高等専門学校(1~3学年)等に在籍する生徒を対象とした先進的科学技術体験合宿プログラムです。(上記ページより抜粋)

僕が応募したのは
東京農業大学オホーツクキャンパスにある
生物産業学部アクアバイオ学科
テーマはたしか
「氷海生態系を知る」でした。


”氷の海の生態系を学ぶ”
2泊3日で東京農業大学の教授のもと
実践と座学で学んだのですが
その時は全くわからず
高校に帰って、学年発表をするときに
プレゼンでまとめて
「うわー、こういうことだったのか!!
おもしれーーー!!!!!」
となったのを覚えています。

氷海生態系に興味のある方はこちらまで
東京農業大学「流氷(海氷)がもたらす恵み」

ここで話を戻しますが
僕に大きな変化を与えてくれたのは
この氷海生態系の学び、ではなく
その場に集まった人達、でした。

南は沖縄から、北は網走市の隣町まで
全国の1~3年生までの約15名が集まりました。

初めまして、の高校生が15名も
全国から集まれば
盛り上がらないわけがありません。

夜は寝ずに
卓球をしたり、トランプをしたり
その流れで

ただ

ただ

語りました。

眠ることを忘れて、語り合いました。

今、学校でやっていること
大学に進学してやりたいこと
将来の夢

僕にとっては夢のような時間でした。

少年が
初めてサッカーボールを手にしたような
外国人が
初めて日本で桜を目にしたような
少女が
初めてぬいぐるみ屋に入ったような

そんなふうに目を輝かせて
自分の頭の中を
言葉で表現しているんです。

あの感覚は今でも忘れません。

昔を思い出したような
そんな感覚でした。

ここで前回の記事の内容が
関わってくるのですが
自分を演じきって
本当の自分を忘れていた僕は
ここで気付いたんです。

「あ、夢ってこんなふうに語っていいんだ」

僕にとっての
”初めての居場所”は
ここにありました。

あの頃のあの空間を
”居場所”とするのなら
必要なのは

□初めましての同世代
□”うんうん”って聞いてくれる雰囲気
□上下関係のないフラットな関係性

だと思います。

”あなたの学校”もそんな空間にします。

夢はもちろん
いや、むしろ「夢がない」
そんな話でもいい。

「昔あったあの出来事が頭から離れなくて
今も生きていて怖くて仕方ない」

「本音で話せる相手がいない
生きていて心地よい気がしない」

「親も友達も信用できない。
裏切られると思うと、何もできなくなる」

「わたしは変なのかもしれない。
人と違いすぎて、自分ひとりになりそうで怖い」

そんな悩みでもいいです。

将来に対する漠然とした不安でもいいです。
誰にも認めてもらえない夢の話でもいいです。

なんでもいいです。

”あなたの学校”は
あなたが今まで生きてきた証
あなたの頭の中を素直に表現していい場です。

少しでも気になった方は
勇気を出して、申し込んでみてください。

申込みがハードルが高ければ
土橋までご連絡ください。
下が個人のLINEです。

それもハードルが高ければ
下の”質問箱”を使ってください。
匿名で質問ができます。

あなたの不安に寄り添い
あなたの夢を応援し
一緒に歩むことを約束します。

ぜひ。

一応、詳細を下に載せておきますので
興味のある方はご覧ください。

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